「石 念」とインターネットで検索してみると、出るわ出るわ。
石で商売をされている方の多い事。
パワーストーン、水晶。
開運、除霊など。
上記した事は横に置いて、確かに、石はいろんな念、思いが入り易い物質の一つだと思います。
念や思いが入ったからどうこう言うものでもないと思いますが、つい先日、この様な事がありました。
近所の知り合いの方が来られて、便秘になっておしっこも出なくなり、頭痛、胸の痛み、気持ちの落ち込みが激しく、病院に行って検査をしたが異常なし、又家族二人も、同じ様に便秘が激しく、病院の薬を飲んでも全く効果が無いと言われます。
そういうと、私はその日の朝から・・・、妻はその前の晩から、何かの作用が入っているのが解ります。
妻は、頭が痛く(部位は忘れました)、胸が苦しく、
普段では経験しない様な攻撃的な気持ちが襲って来ると言います。
妻が何かに対し、「斬るぞ」、「斬ってしまうぞ」、という様な気持ちになると言います。
一応、此方の巳神様に、この方の、この家族の症状の障りを聞いてみました。
妻、「馬が出ている」、「馬だけ」、と言います。
私、「馬の色は?」。
妻、「体は・・・馬の色?・・・」、「顔・・・真ん中が白っぽい馬」、と言います。
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私、「地神さん、馬に乗るもの、見せてください」。
妻、「兜?の様なものをつけた・・・人が出て来た」。
私、「男か?」。
妻、「男・・?」。
私、「髪型は?」。
妻、「髪型は分からないけど、ネープで束ねている様な・・・・、はっきりしていない」、「馬の上に、頭・・・だけしか出ていない」。
私、「顔は?」。
妻、「顔は・・・、無い」、「顔は・・・?????」。
私、「顔は・・、顔に付ける鎧の様なものか?」。
妻、「顔は無い・・・、それがあるだけ」、と言います。
この家には、この家の守り神の巳神様が居られますので、その神霊を呼んでみました。
私、「〜家の地神さん、ちょっと此処へ来てください」。
妻、「地神(私の)さんの少し横に、巳さんが出ているわ」、と言います。
私、「あんた、〜さんの家の地神さんか?」、「色は?」。
妻、「何も言わないけど、
この巳さん、口がおかしい?」、「色は・・・白ではない・・・、グレー・・・・、少し茶色がかってる・・・」。
私、「そこの巳さん、あんた、何処の巳さんや?。何故其処に居るんや?」、「あんた、○○○についている(この段階までに、いくつかのものが関わっていましたので、それを聞きましたが、今回の事と直接関係は有りませんので、詳細は省きます)ものか?。そうなら舌を出してみ」、と伝えましたが・・・・・・。
妻、「
この巳さん、口を開けようとしているけど開かないみたい。少し舌を出したけど、口が開かないみたい」、と言います。
妻、「
この巳さん、馬の上の男の人の所に行きたがるわ」、と言います。
私、「あんた、〜家の地神さんと違うな」、「〜家の地神さん、此処に来てください」。
妻、「来てあったわ。一体」。
私、「〜家の地神さん、あんた、この巳さんどけてくれへんか?」。
妻、「出来ないみたい」、と言います。
この段階では、何がどうなっているのか、全く解りません。
この口の開けにくい巳さんは、此方が何か言ったり質問したりすると、馬に乗った男の人の近くに行きたがります。
そうこうする内に、
妻、「
石が見えてる」、と言います。
私、「何処に見えてる?」。
妻、「・・・右・・・の少し上の位置に」。
私、「石の形と色は?」。
妻が石の形を、手でその形を作ります。
私、「色は?」。
妻、「石の色」。
石は石の色ですが・・・・・・。
この方に、家の敷地内でその様な石は在りますかとお聞きすると、家を建てた時、土地を造成する時に出て来た石があって、今でも庭にありますと言われます。
そうこうする内に、
妻、「
石の中に、顔が出て来た」、と言って、その石の中に出て来た顔の部位の配置を説明し出しました。
これで解りました。
直ぐにその石の写真を携帯で送って頂きました。
妻、「この石」、と言います。
いくらアホな私でもこれで解りましたが・・・・・、こういう事もあるのかな・・・・・ない事もないな・・・・という感じです。
妻、「
今、右斜め上から、馬に乗った人をめがけて、一瞬、何か、光るものが振りおろされたのが見えた」、と言います。
これで確信しました。
そういう訳で、前の晩から妻が、「斬るぞ」、「斬ってしまうぞ」、という気持ちが起きて来たのでしょう。
物語としては、この様なものも有るのでしょうが、それにしても良く出来た物語だと・・、冷静な気持ちの私が其処に居ることも確かです。
私、「
地神様、今、地神様から見せられたもの、これは、その時代、場所は解りませんが、戦があって馬に乗る一人の武士が刀で斬られて命を落とした。その屍(しかばね)を弔った場所に在った石か、その上に墓碑として置かれた石と観ます。其処にこの武士の念が入ったと観ます。そしてこの武士に離れずしている巳は、この武士の守護神の巳神様と観ます。この武士が斬られた瞬間、この武士と同化していた巳神様も斬られたと観ます」。
妻、「もう、何も見えないよ」、と言います。
一番最初に思った事は、この馬に乗った武士が斬られて馬から落ち、絶命の瞬間、丁度落ちた場所にあった石を見て、その中に武士の魂が入ったと思いましたが・・・・。
兎に角、この石を何とかしなければなりません。
家の庭に置いておく訳にはいきません。
私、「地神さん、やはり、釜を焚いて供養すべきですか」、と聞きましたが、何も言いません。
対処の仕方をいろいろ聞いたのですが、普通の顔で、何も言いません。
妻、「水が見えるわ」、と言います。
私、「地神さん、この石、今から加古川に持って行って、それ相応に供養して川に流します。それで宜しいですか」、と聞きました。
妻、「頭を下に向けたわ」。
正直な気持ち、釜を焚いて供養をする様に言われたら、大事になると案じていました。
夕方になりましたが、直ぐに石を持って加古川に行き、お酒を石にかけ、線香を立てて、「観音経」を上げさせて頂きました。
石を川に放り込みました。
これで良しです。
この晩、この家の方は、今まで下剤を飲んでも効かなかったのですが、突如その反対になってしまったと、後日報告がありました。
余談になります。
相当前になりますが、本職の拝み屋さんが大理石のツボを二つ持って来られました。
そして、「このツボを玄関に置いていると、臭くて臭くて」、と言われます。
よく見ると、ツボに獣の様な顔、牙が出て、此方を向いて口を開けています。
詳しくは覚えていませんが、知り合いの骨董屋さんに貰ったらしいです。
その骨董屋さんも、不吉を感じたので、その様にされたのでしょう。
こんなのは稀な事で、石に関してはそんなに神経質になる必要もないと思います。
反対に、石からパワーをもらうとか、ある石を持っていると運が良いとかは・・・・、関係ないと思いますが、それは個人の自由ですのでどうこう言うつもりはありません。
又、霊的なものは石だけではなく、いろんなもの、いろんな所に宿る事も確かです。
例えば、家の敷地の隅(四隅)、くぼみ、等、例を上げて行くと限がありませんが、全く気にする必要はありません。
上記した石の作用も、偶々、この家の方が敏感な方でしたのでこの様な形で出たのですか、鈍感な方が其処に住んでも、何も感じないで終わったでしょう。
気にしない事です。