稲荷神(伏見稲荷)の怒り・・1
稲荷神(伏見稲荷)の怒り・・2
(その後の発展)
稲荷神(伏見稲荷)の怒り・・1
この方とお付き合いさせて頂いて数年経ちますが・・・、どうも・・・・・、人が良い。
人が良過ぎるというか・・・、人が良いので他の人も自分と同じ様だと思い込み、そうでないと知ると感情が不安定になり易く、そういう弱い部分から拝み屋さんに騙されて、いろんなものを祀らされて・・・、何かとお金を取られて・・・・。
この方が最初に私の所に電話をしてこられた時、はっきり言って、何を言っておられるのか全く理解不能でした。
私も関西弁ですが、この方も地方色丸出しの喋り方ですので、コミニケーションが取り難く、難儀する方です。
この地方の方も沢山知っていますが、その方々とは難なくコミンケーションは取れるのですが・・・・・。
それと、この方のこの領域の知識が、拝み屋さんの思いのままに毒されて、何をおっしゃっているのか、解りませんでした。
最初この方は、家には○○さんや不動明王、・・・・・・・?(沢山)を祀っていると言われます。
朝晩、一生懸命に祀っていると言われていました。
その中には、御先祖様がお祀りされていた伏見稲荷様もあったのですが、後は皆、拝み屋さん経由でこの家に入り込んだものばかりでした。
ある時、この方の家を霊視したのですが・・・・・、まあ、汚いものが見えます。
祀り方や心構えを聞かれるのですが、邪神の祀り方など解りませんので、私の方も何も言う事が無く、それなりの月日が経って行きました。
この方は、御先祖様が粗末に扱った伏見稲荷様に対し、一生懸命にお詫びを入れ、度々京都の伏見稲荷大社に通い、お詫びの気持ちを伝えていました。
そしてこの方は、今まで拝み屋経由で祀っていたものを全て廃棄し、そして御先祖様がお祀りされていた伏見稲荷様も一旦伏見稲荷大社の方にお返しすると言われます。
この方も、やっと拝み屋の呪縛(脅しです)から解放され、その間違いに気づき、過去の清算をするのに一生懸命だったのでしょう。
それは良い事ですので、私の方としてもそれ以後、この方と本気でお付き合いさせて頂く事になった訳です。
御先祖様がお祀りされていた伏見稲荷様を伏見に返された後、数か月して、今度はこの方が伏見稲荷様の勧請をお受けしたいと言われますので、まあ、悪い事ではないのですが・・・、間違った祀り方だけはされない様に伝えさせて頂きました。
そしてこの方は京都伏見稲荷大社で稲荷勧請を受けられて、家にお祀りされたのですが・・・・・。
「どんな御神霊様が来られていますか」、と尋ねられますが、稲荷様のお姿など、何処にもありません。
何か・・・、汚いものは居るのですが・・・、其処まで突き止めなくても良いかと思い、この方には何も言いませんでした。
この方の家には、今回伏見で勧請された稲荷様だけがお祀りされているのですが、稲荷様の気配すら無く、拝み屋さん経由で祀ったものがまだ居るのが解ります。
この方は空の伏見稲荷様のお社に対し、一生懸命に今までの事をお詫びされていました。
一年以上、この様な状態が続いていましたが、この方が一度家の方に来て欲しいと言われます。
この方の家で祀る稲荷様が何故出ないのかを聞いてみました。
棒の様なものに通された金属の輪がカラ〜ンと落ちました。
此方の巳神様は、私達がこの方の家に行って釜を焚いても稲荷様のお姿は出ないと言います。
そして巳神様は、「行くな」、と言います。
この方には、「私みたいな者は必要ないですよ。一生懸命にお祀りしてください」、とお伝えしました。
時が過ぎて、その間、何回も来て欲しいと言われますが、その都度お断りしていました。
しかし、今回、この方が来て欲しいと言われると同時に、あるものの知らせ方が私の中に入って来ました。
「相手、今度は本気やな」、と思いました。
一応、「考えておきます」、とお伝えしたのですが、その時点から、この方の身辺にいろんな現象が起き始めました。
先ず、部屋の中で鳴る音の頻度が多くなりました。
そうこうする内にこの方は、白い綺麗な光を見るようになりました。
「もう、行かなあかんかな〜」、と思っていると、我が家の台所の蛍光灯の傘が激しくガタガタと音を立てて鳴りました。
「もう、行かなあかん」、と決めました。
これ以上長引かすと、この方の身に何かが起こる可能性もあります。
此方がその気になって(行く気になって)、この方の家に居るものを呼んでみると、というより、もう既に此方に来ています。
私、「地神さん、今、耳に入った奴、こいつ出してください」、「目が見えとるが・・・、耳も出してみ」。
妻、「吊り上った目」、「ピンクの耳」。
私、「早よ体見せてみ」。
妻、「赤の口」。
私、「早よ見せてみ」。
妻、「白っぽい狐が出て来たわ」。
私、「白か?」。
妻、「真っ白ではないけど・・・、茶色ではないわ」、「怒ってるわ」。
私、「あんた、怒ってもしょうがないがな・・・、あんたが悪いんやから・・・」。
妻、「何か・・・・、肌・・・、人の肌が出て来て、真ん中で割れている・・・」、と言います。
妻、「地神さんが、丸く巻いてしまった様な形になって・・・・、その向こうに、白い雲、青空が見えて・・・」。
妻、「何か・・・、ヒトデみたいな形や、何か・・・・・、いろんなものが出てるわ」、と言います。
私、「あんた、○○さんの家の居る、拝み屋さんが置いて行ったものやな。そうやろ」。
妻、「怒ってるわ」。
私、「怒ってもしょうがないやろ」、「あんた、音を出したり、光ったりするんやな?」。
妻、「怒ってるわ」、「来るなと言って、前足ではらってるわ」。
私、「心配せんでええがな」、「もう少ししたらそっちに行くから、あんた、もう帰り」。
妻、「この稲荷さん、口に巻物をくわえて、口を緩めたらその巻物に、「行く」、と書いてあるわ」、と言います。
私、「がいなやっちゃな〜・・・・」。
妻、「地神さんが口から水の様なものを吐き出したわ・・・」。
何か解りませんが、それで狐は消えて行きました。
何か・・・、ぐじゃぐじゃのものが出て来るだけです。
その約一週間後、再度、この方の方に気を向けました。
此方の神霊の前に、図で示したものが出て来ました。
相変わらず、この方の家にお祀りする伏見稲荷様のお姿は見えません。
祈祷までにはまだ20日ほど日にちが有りましたが、この方の家で鳴る音の回数も少なくなって来ました。
もう光で神の存在を演ずる事も無くなりました。(この光もので、この道の人も騙されるのです)
兎に角、この家に勧請された伏見稲荷様の、正規の形のお姿が出れば良い訳です。
それが命婦専女神様のお役に立つ訳です。
それとこの方のお兄さんが3歳の時、毒薬(農薬)を飲まされて亡くなっています。
相手(犯人)は近所の子供だったのですが、幼児という事で事件にはならなかったらしいです。
このお兄さんの事も気になります。
そうこうする内に、私の左目がゴロゴロして来ました。
此方の巳神様に聞くと、
妻、「赤い…目の様なものが出てるわ」。
不動明王の力に似せたまがい物です。
「がいな奴やな〜」、「質(たち)の悪い奴やな〜」、と思いました。
幸い、妻の方にはきついものは来ていませんので良かったです。
祈祷の朝、フェリーが新門司に着く少し前位から、私の左目は正常な状態になって来ました。
新門司から2時間位で現地に着き、早速祈祷の準備に取り掛かりました。
先ず、この家の御先祖様に対し、「正信偈」、を上げました。
思っていた程の強いお知らせは入って来ません。
今年がこの方のお父さんの3回忌、お母さんの一周忌にあたります。
殊にも本年○月は・・・が三回忌、本年○月は・・・が一周忌の・・・・・・。
私「○○さん、○○さん、どうかお姿をお見せください」。
妻、「何も見えないよ」。
当然の事です。
若い仏様をお呼びするのはいけないのですが、やはり家族に取っては喜ばれますので・・・・・。
妻、「こんなものが出てる」。
(妻が絵に書きました)
私、「○○家の御先祖様、どうかお姿をお見せください」。
妻、「さっき出たものが横に続いて出てるわ」、と言います。
解りませんので、この家の方に、家紋を書いて頂きました。
二つ菱(組み合い菱)・・・・・、所によって呼び方は違うでしょうが・・・。
御先祖様の意味(存在)が出ました。
他には全く何も出ませんでした。
珍しいほど、何も出ませんでした。
出ないに越した事はないです。
大した障りはないという事です。(あくまでも今回は・・・)
次に、線香での護摩に入ります。
線香護摩の中頃で、
妻、「男の子・・・5〜6歳位の男の子が、嬉しそうに傘をもって、片方の足の長靴を脱いで遊んでいるわ。もう片方の足の長靴は、何かが巻き付いて取れないのでばたばたしてるけど、笑ってるわ」、と言います。
私、「遊んでるんやろ」、「あんた、○○さんのお兄さんの○○さんやな?。そうなら手を上げてみ」。
妻、「手を上げたわ」。
私、「解った。○○さんやな。あんた、さみしくないか。辛い事ないか?」。
妻、「笑ってるわ」。
私、「どうも無いんやろ・・・」、「○○さん、此処にパンやチョコレートやいろんなものが有るから、食べ。腹いっぱい食べ」。
妻、「嬉しそうにしてるわ」。
言葉は悪いですが、殺された仏様ですので、もっと強いものが入って来るのかと思っていましたが、その様なものは無く、良かったです。
良い状態で居られるのでしょう。
私、「地神さん、○○さんをもう上に上げてください」。
妻、「何か・・・、上から・・・、明るいものが降りて来て、○○さんを包んで上に上げてしまったわ」、と言います。
「仏説阿弥陀経」、を上げました。
私、「地神様、まだ無いですか?。この護摩で上げるものは無いですか?。有ったら出してください」。
妻、「何も見えないわ」。
この家の御先祖様の供養は、今回はこれで良しと取ります。
今回の祈祷のメインは、この家の伏見稲荷様がこの方を許してくれて、そのお姿をお見せくださるかどうか、というものです。
この方が、長年拝み屋さんと付き合ってこの家に入れた邪を消除すれば、もしかすれば許しが出て稲荷様のお姿が出るのではないか・・・・・とは思っていたのですが、これはやってみないと解りませんし、私達の力も試される事ですので、やはり緊張はします。
そして今日の祈祷に際して、命婦専女神様の方には事前に報告をさせて頂き、今回の御同席は固くお断りしていました。(多分、お呼びさせて頂いても、此処には来られないのは解っていましたので)
鳴釜の準備にかかります。
しかし、現地に着いてみれば、拝み屋さんの残した邪のそれから発するものは、全く感じません。
逃げたんかな・・・・・?、隠れたんかな・・・・・?。
兎に角、鳴釜の神事に入ります。
余談ですが、この鳴釜の神事で祈願する項目は、先ず、この家にお祀りする伏見稲荷様に対しての謝罪、この方の仕事が良い方向に行きます様に(生業成就)、結婚の縁(良縁成就)、この方のお父さん、お母さん、お兄さんの成仏祈願、最後に、この土地、この方の家に入った拝み屋さんの残して行った「邪」、の消除を祈願します。
A4の用紙に10枚分を読み上げるわけです。
お坊さんが家に来られて、「あっ、どうも」、と言われ、「それでは」、と言って帰られるのとは少し違います。(しゃべりのお坊さんも居られますが・・・・)
妻、「「小」、という字が出て来てるわ」、と言います。
私、「地神さんは出てるんやな・・・?。チビも出てるんやな・・・・?」。
妻、「どちらも出てるけど・・・・、地神さんとチビの間に線が一本有るわ」、と言います。
意味が分かりませんので、絵に書いてもらいました。
何を意味するものか解りませんが、兎に角、祈祷に入りました。
鳴釜神事に入る前に、先ず、この家に残して行った拝み屋さんの「邪」、を出してもらいます。
私、「地神さん、拝み屋さんの残して行ったものを出してください」。
妻、「何も見えないわ」。
私、「あんた、隠れとってもあかんがな、見えとるがな、隠れたってしょうがないやろ」、「小さい神さん、あんた、其処に居るもの、引き出しておいで」。
妻、「こんなのが・・・・」。
と言って、絵に書きました。
(この辺りの絵が行方不明になっています)
妻、「地面・・・・、蓋をした様なものから、チビが黒い紐の様なものを引っ張り出して来たわ」、「チビが逃げない様に見張ってるわ」、と言います。
私、「あんた、拝み屋さんが残して行ったものやな、そうなら舌をだしてみ」。
妻、「出したよ」。
私、「蛇か?」。
妻、「みたいやけど・・・、はっきりとしてないわ」、「蛇と言えるやろか・・・・」、と言います。
私、「見たところ、大人しいな、あんた」。
妻、「大人しい」。
私、「女の巳さんか、あんた?」。
妻、「そうらしい」。
私、「あんた、拝み屋さんの言う様に動いていて面白いか?、面白ないやろ」。
妻、「知らんふりしてるわ」。
私、「あんた、ええか、あんたなんかこの釜で消してしまうのは簡単な事やで。でもなあ、あんた、もう一回、修行したらどうや?。この釜でそういう所に送るから、もう一回修行するか?」。
妻、「知らん顔してる」、と言います。
少しきつく脅しを入れて、此方の巳神様や小さい巳神の綺麗なお姿の事(あんた、横を向いてみ。綺麗な巳神さんと白い子供の巳さんが見えるやろ。あんたももう一回修行して、あんな綺麗な姿になってみ)を話すと、
妻、「もう一回修行すると言ってるわ」。
私、「地神さん、この方が良いな?。消してしまうより、この方が良いな?」。
妻、「うなずいたわ」。
私、「もう他に何も出てないか?」、「家で見た狐やお不動さんの様なものは出てないか?」。
妻、「何も出てない」、と言います。
此処へ来る前に出て来て狐や不動明王の念の形などは、何も見えません。
何回聞いても何も見せてはくれません。
私達が此処に行くと決めた時、狐や不動明王の念の形を取って私達を阻止しようとしたものは、直接拝み屋さんから発せられた念で、此処には、その事に従う子分の様な存在の黒い紐の様なものしか居ないと取りました。
私とて、大元の拝み屋さんの所までどうこうするつもりは有りませんので、これで良いのです。
A4用紙、10枚分の表白、願文を読み上げます。
この家に勧請された伏見稲荷様には、丁重に謝罪の気持ちをお伝えしました。
全ての祈願の表白を読み上げた後、さて・・・・、どうしよう・・・・、迷いました。
「観音経」、を上げるべきか・・・・、「稲荷心経」、を上げるべきか・・・・・、迷いました。
私、「地神さん、どっちを上げたら宜しいですか?」。
妻、「チビが、「稲荷心経」」、と言ってるわ。
私、「そうか・・・・、チビが・・・・」。
コンロに火をつけました。
「稲荷心経」、を上げます。
湯が沸騰して来ます。
米を入れます。
直ぐに大きな音で釜が鳴出しました。
ここで一つ心配事が有りました。
この祈祷で、この段階まで此方の巳神様の動きが全く有りません。
確かに、次から次に形を取って出てくるものが無い祈祷ですが、此方の巳神様の動きが無い、その代り、小さい巳神の動きが有ります。
この黒い紐の様なものの見張り方にしても、妻が途中で、
「チビがものすごく熱心に逃がさない様に見張っているわ。又失敗しないやろか・・・・」、と心配したほどの力の入れ様でしたので、釜が鳴り出すとどの様な行動をするのかという不安は有りました。
釜は大きな音で鳴り出しましたが、小さい巳神の動きは有りません。
妻、「黒い紐の様な蛇は、直ぐに消えてしまったわ」、「チビも大人しくしてるわ」、と言います。
やがて音が止んで行きました。
私、「稲荷さんは?。見えるか?」。
妻、「何も見えない」、と言います。
やはり駄目か・・・・・、これだけ謝っても駄目か・・・・、不安が横切りました。
私、「チビ、あんた、お社の所に行って、この家の伏見稲荷様をお呼びして」。
妻、「行ってるわ」、「其処まで行ってるわ」。
声に出さず、
私、「○○家の伏見稲荷様・・・・・・(兎に角謝りました)(何も気がつかなかったとは言え、こんな汚いものが居る所にお祀りして、さぞかし腹が立った事でしょう・・・・・・、兎に角、謝りました)。
私、「○○家の伏見稲荷様、どうかお姿を見せください」。
妻、「顔だけ出て来てあったけど、怖い、厳しい顔してるわ」、「チビが近くまで行ったけど、前足ではらい飛ばされているわ」、「またチビが近くまで行ったけど、稲荷さんにはらい飛ばされてるわ」、「チビはにこにこしてるわ」、と言います。
妻、「チビがまた行ったけど、はらい飛ばされたわ」、「この稲荷さん、男の稲荷さんみたい・・・・」、と言います。
私、「地神さんは?」。
妻、「普通の顔して見てるわ」。
私、「○○家の伏見稲荷様、腹の立つのは解りますが、今回の事は、どうか許してやってください。そして稲荷様、私達の事は、京都伏見稲荷大社、白狐社、命婦専女神様に聞いてください。私達がどの様な人間か、信用がおける者か、聞いてください。どうか伏見の方を向いて聞いてください」、とお伝えしました。
妻、「聞いてるわ」。
しばらくして、
妻、「こっちを向いたわ・・・、稲荷さん、普通の顔になったわ。怒ってないわ。女の稲荷さん?・・・の顔になったわ」、と言います。
(私の方の巳神様には、事前に、今日の祈祷の内容を命婦専女神様の方にお伝えしてくれる様に伝えていましたが、どうやら、伝えていなかった様です・・・・。何らかの事情と意味が有るのでしょう)
私、「○○家の伏見稲荷様、許して頂きまして有難う御座います。何も解らん者が、知らないでやった事、良かれと思いやった事です。許してやってください」。
妻、「普通の顔で、頭を下に向けたよ」、「許してくれたみたい」、「男の稲荷さんの顔と、女の稲荷さんの顔が重なって見えた」、と言います。
妻、「泣きそうになつてるみたい・・・」。
(不完全な絵になっています。この部分の絵を書くのに難があって、登載するのをやめていました)
言葉に出さずに、
私、「地神さん、この稲荷様、私が言葉に出さずに話をしても、通じますか?」。
妻、「地神さんがうなずいたよ。何?」。
声を出さずに、この家の方の評価を、きつい言い方で稲荷様にお伝えし、許してやって欲しい事、又この方の将来を守ってやって欲しい事、結婚の縁もつけてやって欲しい事などを嘆願しました。
(この家の方は良い様に言えば、人が良いといえますが、やはりそれも程度が有って・・・・、その様な事を声を出さずに稲荷様にはお伝えしました。・・・・その方が良いのです)
妻、「頭を下に向けてあったよ」、と言います。
私、「有難う御座います」。
妻、「もう普通の顔で出てるわ。女の稲荷さん?・・・の顔」、と言います。
妻、「漢字で、「一心」、という字が出てるわ」、と言います。
この稲荷様には、この家の方の祀り方に不満が有るのかを聞きましたが、何も不満は無い、一生懸命に祀っていたのは解っていると言われます。
確かに、この方は普通、一般の方がお祀りするよりは一生懸命に祀られていたのは解ります。しかし、拝み屋さんの残した汚い中でお祀りしていた事に間違いがあったし、それに気がつかなかった事に稲荷様の怒りが有ったと思います。
この方だけではなく、上記した同じ様な環境の中で、正当な神霊をお祀りしている方が居られますが、正統な神霊はそんな汚いよごれた環境では鎮座されません。
そして普通の方は、一つ、お祀りさせて頂く御神霊は一つ、一つの御神霊様だけをお祀りされる事をお勧めします。
この方も、これでやっと落ち着いた状態になられて、この先良い方向に向かわれるでしょう。
尚、今回の祈祷で、此方の巳神様の動きがなかった事については、最初、「小」、という「字」、の様なものが出て、その後、巳神様と小さい巳神の間に立ての線が出ましたが、これも見方によっては、「小」、・・・・・・、要するに、今回の祈祷は小さい巳神が仕切るという意味にも取れます。
何年やっていても、お知らせの仕方は千差万別、気がつきません。
最後にこの方は、「私の様に、拝み屋さんに振り回されて・・・、脅かされて・・・、いろんなものを祀らされて・・・、苦労をした方やされている方の為に、今回の事を書いてください」、と言われます。
確かに、この方の場合、まだ付き合っていた拝み屋さんの力が弱かったので良かったのですが、そうでない場合も沢山ありますので・・・・・、難しいものです。
そして、この家に祀る伏見稲荷様は、相当な力の有る御神霊様と観ます。
何故なら、私が念じた内容が解る神霊様は余り居られません。
大事に一生懸命にお祀りしてください。
*巷の拝み屋さん自身が悪いのではなく、その拝み屋さんについているものの資質が悪いだけで、実際に会ってみると、性格の良い拝み屋さんも沢山居られます。
只、それを見破る事の出来ないところは、拝み屋さんの責任になります。
稲荷神(伏見稲荷)の怒り・・・2
(その後の発展)
前回の祈祷から2年半後、再度この方の家で祈祷を行いました。
祈祷を行わないといけないという事情になりました。
前回の祈祷の後、この様な祈祷を行った他の大多数の例を取ってみても、其処には勧請された稲荷様のお姿が出るのですが、何故か、全くお姿が出ず、その気配すら感じませんでした。
祈祷の後、この方は幾度にも渡り家で祀る稲荷様の状態を聞かれるのですが、私の方としても、「一生懸命にお祀りください」、としか言い様が有りませんでした。
そしてこの方は前よりも増して、仕事で京都の伏見稲荷大社に参られる様になりました。
この方が造る稲荷様のお像が参拝者に人気があり、本業のかたわらその製作に邁進される日が続きました。
私の方からこの方を冷静に観ていますと、「あ・・・・、ちょっと危ないな・・・」、というものを感じました。
稲荷様のお像は造れば造る程直ぐに売れてしまいます。
「ちょっと勘違いしてるな・・・・。隙だらけやな・・・・。危ないな・・・・」、というものを感じました。
この方は伏見稲荷大社に行かれると毎回稲荷山にも登られます。
その都度、私の方に連絡が入るのですが、その連絡が入る度に・・・、伏見詣での度に・・・、稲荷山に登る度に・・・、何か・・・荒く程度の低いものを体に付けて家の方に帰られるのが解ります。
それが私の方に作用する事は無いのですが、私の知り合いの方々には大変苦痛な症状として作用する様になりました。
この方からのメールが届く前に、体の痛みや不調を覚える様になりました。
体調が悪くなって来たと思ったら、この方からのメールが着いていたという事が度々ありました。
そうこうする内に、その方のお母さんが緊急入院されました。
青や赤の派手な色で存在を誇示します。
私が・・、「ちょっと危ないな・・・・」、と思ったこの方の気持ちの緩み、感情の隙間に、青や赤の存在が入って行ったものと観ます。
この状態が2年以上続きました。
稲荷様のお像造りは大変忙しい状況が続き、この方自身は充実した様に見えましたが、他から聞こえてくるこの方の評判は余り良いものではありませんでした。
この青や赤の色を出す存在が作用しているのが解りました。
この方から来るメールの内容も気性の変動が激しくなって来ました。
この方は何度も、家に祀る伏見稲荷様の状態を聞かれるのですが、其処には神霊が居られる様な気配など微塵も感じられませんでした。
只々、この方を自信満々にさせている、この方の心を、この方の気性を荒く上下に操る青や赤の存在を感じるだけでした。
この方に対しては、「ちょっと距離を置こう・・・。ちょっと黙っといたれ・・・。気がつくまで待とう・・・」、と思いました。
結局、この方の問題です。
「その内、気がつくやろ・・・・」、と思いました。
その間も、この方は家で祀る伏見稲荷様が居られると思い、一生懸命に手を合わせられました。
稲荷様のお像造りはいろんな職種の方に人気が出て、作れば直ぐに売り切れる状態になっていました。
そして、この前の祈祷から2年が経ちますのでもう一度家に来て欲しいと言われます。
勿論、お断りをしました。
「気がつくまで待っといたれ・・・・。まだその時期でないやろ・・・」、と思いました。
この様な状態が数か月続いて・・・、この方がどんな用で連絡をして来られたかは忘れましたが・・・・、その時、「ああ・・・・・、これは観なあかんな・・・」、と思う事が有りました。
今までとは全く異質なものを感じたので、「これは観なあかんな・・・」、と思います。
というのは・・・、その少し前から、ず〜っと私達の体に強く入って来る念が有りました。
その内容が、「某月、某日、(184)(185)(186)」に登載させて頂いたものです。
私、「地神さん・・・、○○さんのとこやが・・・、何が上がり込んでいますか?・・・」、と聞いてみました。
妻、「金属で出来た様な・・・、金属色の・・・、すら〜っと首の長い、ドーベルマンの様な稲荷さんが出て来たわ・・・・、強そうやわ・・・」、と言います。
直ぐに・・・、「こんなもんと対峙出来んで・・・・」、と思いました。
おかしな表現ですが、喧嘩をすれば此方が絶対負けるという自信を直ぐに感じました。
私、「稲荷様・・・、貴方は伏見系の稲荷様ですか」、と聞くとうなづかれました。
私、「貴方は、白狐社の命婦専女神様を御存知ですか?」、と聞くとうなづかれました。
私、「そしたら、私達夫婦が今まで何をして来たかは御存知ですね?」、と聞いたらうなづかれました。
「よっしゃ、大丈夫や」、と思いました。
妻、「この稲荷さん・・・、伏見稲荷の神様を知っているとかいないとか・・・、そんなもんではなく、伏見稲荷大社の中での・・・、違う世界・・・、違うお役を持った稲荷さんやと思うわ・・・・」、と妻が言います。
私、「ちょっとお聞きします。私達はもう直ぐ其方へ行って釜を焚く予定ですが、貴方に取ってそれは異議は有りませんね?」、と聞いてみました。
妻、「うなづいとってやわ・・・」、と言います。
私、「地神さん・・・、この稲荷さん、神霊か?」、と聞いたら、うなづかれました。
その後、この方から電話を頂く約束になっていたのですが・・・・・・、妻の方には水、水、水・・・・・・・、のお知らせが・・・、それも尋常ではない水の量のお知らせが入って来ていました。
巳からのお知らせにしては水の量が半端ではありません。
そしてガスの量も半端な量ではありません。
「稲荷山の龍神様かな?・・・・・」、と思いました。
神霊も・・・、どんな高い位に在る神霊も・・・、何か訳が有る時はこの様な症状が妻に出る時が有ります。
此方の地神様には、他にもいろんな事を聞きましたが、この金属製のドーベルマンの様な稲荷様しか見せてはくれませんでした。
兎に角、情報量の少ない所は大変きつい状況の所が多いです。
祈祷の前日、神戸の六甲アイランドからフェリーに乗るのですが、頭痛がひどく往生しました。
この様な頭痛は鎮痛剤をいくら飲んでも効き目はありません。
翌朝、大分港について二時間程かかって現地に着きました。
今回の祈祷ですが、先ず、御先祖様の供養をさせて頂きます。
御先祖様の供養については事前に作ってきた表白が通じそうですが、その後の二つの釜についての表白は事前に考えた表白では通じない、意味がないものになりそうでしたので、霊視の内容、都合?によってその都度考えて対処しようと思いました。
御先祖様の供養に入ります。(御先祖様の供養の詳細は省きます)
「謹み敬って・・・・。本月、本日、此処・・・・・、信心の施主・・・・・・・・・」。
「正信偈」、を上げます。
「正信偈」、の途中で、
私、「どや?。御先祖さん・・・、出とってか?・・・」。
妻、「・・・・真ん中に・・・白い・・・ぼわ〜っとしたまん丸い玉が出て・・・、その周りに沢山人が出てるわ・・・・・」、と言います。
私、「何人位出てるんや?」。
妻、「お父さん・・・、お母さん・・・、お爺さん・・・、皆出とってやわ・・・・・」。
私、「・・・お父さん・・・、お母さん・・・って、解るんか?」。
妻、「解る」、と言います。
霊視とはそんなもんです。
理屈ではなく・・・・・、解る時は解るし・・・、解らない時は解らない・・・・そんなものです。
御本尊様の周りに集まっておられる・・・・・、御先祖様に関してはこれで良しと取ります。
次に一つ目の釜に入ります。
一つ目の釜に入るのですが・・・・、この時点までで解っている事は、此処には伏見稲荷大社から来られた金属製のドーベルマンの様な稲荷様が来られているという事だけです。
それも私の家で霊視した時は出て来られましたが、その後いくらお呼びしてもそのお姿は出ませんでした。
それと、途轍もない水とガスの症状を出す、症状で訴える神霊がこの家と関わっているであろうという事だけで祈祷に臨む事になります。
この方の祀る伏見稲荷様のお姿も見えません。
勿論、目の前には何も出ていませんのでこの釜に相応しい表白など考えられません。
私、「○○家に来られている特別のお役を持った稲荷様、どうか御姿をお見せください」。
妻、「何も出ないよ」。
そして大量の水とガスで症状を訴えて来る存在に対し声に出さず、
私、「神霊と観る・・・。巳神様と観る・・・。何か理由が有ると観る・・・・・」、と思っていると、
妻、「・・・・?・・・・クモ?・・・クモが脚を立てて立っているわ?・・・・、いや・・違うわ・・・・」。
私、「それ・・・、手やろ?」。
妻、「・・・・手やわ・・・・。人間の手とは違うわ・・・・」。
私、「それ・・・、龍の手や」。
妻、「手だけが出てるわ・・・」、と言います。
大量の水とガスで症状を訴えていたものは龍と観ます。
この存在に、
私、「私達が此処に来させて頂いたのは、釜を焚いて貴方を消す為に来たのではありません。貴方の為に何か出来る事はないかと思い此処に来させて頂きました・・・・」。
妻、「反応は無いよ」、と言います。
私、「地神さん・・・、此処に出られた存在は伏見の龍神ではなく、本来この地に居られる神霊・・、巳神・・、龍神と思うが?・・・・」。
妻、「うなづいてあったわ」。
私、「貴方は古より元々この地に居られる神霊・・・龍神様と観ます。何の断りも無く、人間が勝ってな事をして貴方の鎮座する所をさわり・・、土を掘り・・、家を建て・・、貴方に取っては大変腹立たしい事をされた事に恨んでいますか?。そうなら・・・その手を握ってください」、といいました。
妻、「ぎゅっと握ったわ」、と言います。
この龍神様には、昔、この土地は池が在ったり、川が流れていたり、水田が在ったが、人間が何の断りも無く家を建てて住むようになった事などを謝りました。
そして鳴釜で詫びを入れたい旨をお伝えしました。
妻、「ぎゅうっと手を握ったわ」、と言います。
目の前には此方の地神様と龍神様の手だけが見えています。
「身滌の大祓」、「大元造化三神報恩之祈詞」、「龍神祝詞」、を上げました。
コンロに火をつけます。
湯が沸騰して来ます。
洗い米を入れます。
釜は普通よりは小さな音で鳴り出し、そのまま短時間で止んで行きました。
私、「どやった?」。
妻、「釜が鳴る前に・・・、右上に綺麗な緑が出ていたわ・・・。釜が鳴ったら龍の手がすーっと消えて行ったわ・・・」、と言います。
釜が鳴る前に右上に出た緑は伏見稲荷大社の稲荷山と観ます。
本来、この地に居られる龍神様は人間の勝手な行いで苦境に居られた、それを本来龍神、巳神信仰の山の稲荷山に連れて帰られた・・・、そのお役で伏見稲荷から来られていたのが金属色のドーベルマンの様な稲荷様と観ます。
それとこのドーベルマンの様な稲荷様はこの方を守る為にも来られていたと観ます。
下手をすれば、此処に住むこの方も龍神様に命を取られる危険性があったので、この稲荷様がこの方を守る為に来られていたと観ます。
この方もそうですが、私にしても祈祷の前日から朝にかけて、胸を強く握られて苦しい症状が有りました。
それだけ荒い・・・、又神霊とて(龍神とて)・・・、苦境にある時は何をするかも分らない危険性がこの龍神様には有ったのでしょう。
人間に対してそれだけ強い恨みの念が有ったのでしょう。
この後、二年数か月前にこの家に勧請された稲荷様をお呼びするとそのお姿が出て来ました。
一体の稲荷様が出て来られました。
一つ目の釜で、この方が伏見に行く度に付けて持ち帰って来ていたものも無くなったという事です。
居なく無くなったという事ではなく逃げたのです。
この様なものは隙あらば直ぐに入って来ます。
卑怯者です。
この家の稲荷様に、
私、「あんた・・・・、これ皆、命婦専女神様が考えられた筋書きか?」、と尋ねてみました。
妻、「うなづいてるわ」。
私、「あんた・・・、男やな?」。
妻、「男の稲荷さんやわ」、と言います。
私、「なあ・・・・、長い間、迷惑をかけたな・・・。御免な・・・。汚いもんがぎょうさん来てたな・・・。御免な・・。許したってな・・・」、と伝えました。
妻、「うなづいてるわ」。
私、「そうか・・・、有難う・・・」。
私、「今から釜を焚いてあんたに謝るからな・・・、ちょっと待ってな・・・」、と言っていると・・・・。
妻、「白い巳さんが・・・、下の方に出とってやわ・・・・」、と言います。
私、「???????・・・・・・・、あんた・・・・、何処の巳さんや?・・・。??????・・・・・」。
直ぐに解りました。
私、「地神さん・・・、この巳さんは女か?」。
妻、「うなづいとってやわ・・・」。
私、「地神さん・・・、そういう事か?」、と聞いてみました。
妻、「うなづいとってやわ」、と言います。
この家の男の稲荷様に、
私、「稲荷さん・・・、そういう事か?」、と聞いてみました。
妻、「うなづいとってやけど・・・・」、と言います。
白い巳さんに、
私、「そうか・・・・。あんた、命婦専女神様に言われて来たんか?」、と尋ねてみました。
妻、「うなづいてるわ・・・」、と言います。
この時点で、これが何を意味するのかは妻もこの方も理解されていません。
私、「まあ・・・、釜焚いたら解るわ。よう見といて」、と妻に言い、この家の方にも、「後で説明します」、と告げて二つ目の釜に入りました。
勿論、ちゃんとした表白など役に立たないというか・・・、この釜の意味を表白で表すのは不可能です。
この家の男の稲荷様と白い巳神様に、
私、「そしたら釜焚くからな・・・。頼むで・・・・・」、と伝えました。
妻、「稲荷さんも巳さんも・・・、うなづいとってやわ・・・」、と言います。
私、「地神さん、そしたらお願いします」。
「稲荷大神秘文」、「龍神祝詞」、を上げます。
コンロに火をつけます。
湯が沸騰して来ます。
洗い米を入れます。
釜は普通より小さな音で鳴り出しました。
釜の音は金太郎飴の如く、何処で焚いても同じ音が鳴るという方が不自然で真実味に欠けるものだと思います。
この家はこの音なのでしょう。
やがて音は普通より小さな音のまま消えて行きました。
私、「どや?」。
妻、「釜が鳴りかけたら・・・、右上に綺麗な緑が出て、其処から三角形の形のものが来たわ・・・。同時に下の方に居た巳さんがふわ〜っと上に上がって男の稲荷さんの側に行ったわ・・・・」、と言います。
私、「巳さんは巳さんの姿のままやな?」。
妻、「そう」、と言います。
私、「地神さん・・・、これで良しですか?」。
妻、「うなづいてるわ」。
私、「○○家の伏見稲荷様、今日来られた巳神様、これで良しですか?」。
妻、「うなづいてるわ」、と言います。
大変珍しい・・・、この領域の者でも先ず経験しないであろう縁を頂いた事に感謝しました。
説明します。
この伏見稲荷様をお祀りする方は、この方の先祖が伏見稲荷に対して無礼を働いた事を侘びる為に伏見稲荷様を祀らせて頂いています。
この方は感情の起伏が激しく、その隙に邪神が入り込みやすい体質です。
普通なら体に邪神が入るとそれが自分の祀る正当な神霊と勘違いして崇めるのですが、この方はその部分が冷静な方なのでしょう。
「何が憑いて来ていますか?。何か憑いてないですか?」、とよく聞かれる事がありました。
そして、家でお祀りする神霊にはその事について絶えず謝っておられました。
邪神が入ると正統な神霊は隠れるのですが、其処に居られないであろう神霊に一所懸命に手を合わせておられました。
普通の方ならこれだけの期間神霊をお祀りすれば何らかの利益を考えるのが普通ですが、私の観る限りその様な事は無く、先祖が犯した無礼をずっと謝っておられました。
そしてこの方の持っている技術で稲荷様のお像を造る事も伏見稲荷様への一つの侘びの形として続けられています。
私が思うに・・、この方は長い間試されていた、伏見稲荷の神霊に試されていたと観ます。
一時の感情ではなく、先祖が無礼をした事についても、本当にその気が有ったのか、本当に稲荷神を祀り続ける気持ちが有るのかを試されていたのと思います。
そして今回、やっと伏見の神霊がこの方を認めたのだと思います。
そして伏見の方も、認めたこの方を通じて一つの仕事をしようと思ったのだと思います。
それがこの方が住んでいる土地の窮地に居られる龍神様をお助けするという仕事です。
それは此処に住むこの方がそれだけの徳を積んで伏見に認められないと出来ない仕事です。
この龍神は、一つ違えばこの方を殺しかねない程の念を持っています。
この龍神様を稲荷山に送るのも、この方を龍神様から守る為にも、あの金属製のドーベルマンの様な稲荷様の働きが必要なのでこの方の家に来させたのだと思います。
全て、命婦専女神様の考えられた筋書きだと観ます。
実際、後から考えてみれば、4か月ほど前から私の体にもそれ相当な強さの念が来ていました。
この方にしても長い間体の不調に悩まれていたはずです。
そしてこの方にしても大変意義のある仕事をされた事になります。
この後、この家に祀る男の稲荷様、今日、男の稲荷様の奥さんとして来られた巳神様には沢山のお願いをしましたが、全て良い返事を頂きました。
後先になりますが、今日、男の稲荷様の奥さんとして伏見より来られた女の巳神様は、この地の龍神様が伏見に
行って居られなくなった代わりにとは言いませんが、それも関係していると思います。
此処で私のスケベエ(助兵衛)心が出てしまいました。
もし、此処に居られた龍神様のお役も兼ねての女の巳神様なら、それ相応なものを持っておられるのではないかと思った次第です。
私、「今日来られた女の巳神様・・・、あんた・・・、稲荷様の姿を取ってください」、と言いました。
妻、「・・・・顔が狐で・・・、胴体が蛇の姿になってるわ・・・・」、と言います。
「やっぱり・・・、それ相当な修行を積んだ巳神様が来られたな・・・・」、と思いました。
「伏見も・・、やっとこの方を認めたな・・・・」、と思いました。
この方も此処まで来るのに時間がかかりましたが、家で祀る稲荷様にも奥さんが来られたし、その内この方にも奥さんが来られると思います。
只・・・、この方は性格的に観て隙が有りますので、それだけは気をつけて欲しいと思います。
直ぐに旧の木阿弥(もとのもくあみ)なってしまいますので・・・・・。
(この方の造られた稲荷様のお像のほんの一部です)
この方の性格のベースは、この方が造る稲荷様の表情を観れば分ります。
大いに活躍して欲しいと思います。
*尚、今日、平成27年7月30日(木)午前11時ごろ時、上記を登載するに当たりこの方の家にお祀りする伏見稲荷様をお呼びしてみました。
「稲荷祝詞」、を上げ、
私、「○○家の伏見稲荷様、どうか御姿をお見せください」。
妻、「・・・・出て来てあったわ・・・・」。
私、「どっちも稲荷さんの姿か?」。
妻、「・・・・・・いや・・・・・・」。
私、「女の稲荷さんは・・・、顔が稲荷さんで胴体が巳さんやな?」。
妻、「そう・・・」、と言います。
妻、「女の方は小さいわ・・・・」、と言います。
先ずは良しです。
いろいろ聞いてみましたが、不足は無いと言われます。
この家の稲荷様もやっと夫婦の形が整ってから三か月余り、そして奥さんの方の神霊も小さい形で出られます。
まだまだ当分の間、気を抜かずに一生懸命にお祀りさせて頂く事が重要だと思います。
*妻の指の調子が悪く細かい動きが出来ないため、雑な絵になっている事をお詫びいたします。
*下記に記す祈祷、「稲荷神(伏見稲荷)の怒り・・1」、は平成24年12月に行った後直ぐに文章だけは書き上げたものですが、祈祷の内容や祈祷中に見たものを絵に描くについて、素人の妻が描くには無理な部分が多く有ったり、他にも沢山の場面が展開されたのですが忘れてしまわない程度に雑に書いた絵しか残っておらず、今回まで登載をためらっていました。当然、文中の内容は、その当時の私が感じた事を書いています。そしてその後の事情や変化は、「稲荷神(伏見稲荷)の怒り・・1」、の後の、平成27年4月に行った祈祷の内容、「稲荷神(伏見稲荷)の怒り・・2」、に登載しています。
*尚、文中に登載すべき祈祷中に展開された場面の絵についても、妻が殆どの部分を忘れてしまっている(霊的な事を細かく全てを覚えていようとすると頭の中が一杯になりますので忘れる様にしています)事もあり、文章だけでお伝えする所が多くあるをお詫びいたします。