相談にみる「邪」の形

          (随時搭載させて頂きます)



時代を反映しているのか、人の心が拝金、物欲的になり、自分さえ良ければ何をしても良いという、利己的な矛盾に満ちた考え方の所に、本人も気づかない内に忍び込む「邪」の形を著し、そのものが及ぼす悪影響が、本人だけではなく、子孫にも影響を与える様を書き記します。


    
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●この女性は2年程前、テレビ等で有名な女性霊能者の所で、紙の位牌を購入、それを家に置いたところ、青い法被を着た新撰組が見えるようになり、そのものがこの方を殺しに来る為、精神に異常をきたし、精神病院に一年間入院をしていたが、全く完治していない状況が続いています。私が親に、元の原因を話しましたが、親はこの事に関して、全く関知したくない様子です。



(霊視すると、確かに、青い法被を着た、頭に弓の矢を挿した女性(この女性の根本は、此処では書きません)が出て来ました。このものに少し脅しをかけると、青い法被を着た狐が、逆さまの状態で見えます。私は、釜を焚く者だが、という旨を告げると、怖いのか、余計に萎縮するのが見えます。弓の矢の交わった(長くなりますので書きません)のも見えます。左の巳神は、私の中に入っている神様です。)

(◎この女性は、この方の母方の霊的に不安定なものの影響を受け、その不安定な所に、お札を作り、売った側の考え方がお札に入り、形として野狐の形をとったと思われます)

    
                    A

●この男性は、御先祖祀りを良くされる方ですが、この様な方は往々にして、もっと〜すれば先祖が喜んでくれると勘違いし、いろんなものをお祀りしたり、何処其処の有名な寺のお札をお祀りすれば尚良いと、沢山のお札を家にお祀りしていました。それは、何も悪い事ではないのですが、しかし、この方の体調が思わしくありません。その元を出してくれるように頼むと、茶色い棒が見えます。



(左下の灰色をしたものは、この家の地神様です。龍神祝詞を上げると、白色に変わって行きました。本題ですが、茶色い棒を此方の巳神が巻いています。巳神にこの棒の祓いを頼むと、このまま上に、上がって消えて行きました)

(◎この方の家にある、全てのお札ではなく、岡山県の某有名な寺のお札です。有名な神社、仏閣のお札が良いとは言い切れません。この寺のお札にも、この寺の考えが入っていたのでしょ)

    
                  B

●ある婦人が、長男の事で来店。長男は無職で、暴力を振るうし、警察沙汰も度々有るという。長男は子供の時は親の言う事を良く聞き、良い子であったという。長男を霊視すると、二重の目が見え、その中へ此方の巳神が入って行きます。目の中から、赤い血が出て来ます。その目に、稲荷かと聞くと、金色の鋭い目つきの狐が出て来ます。相当の迫力です。霊視している妻の後頭部を押して来ます。途中でその婦人がトイレに行くと、妻は体が楽になったと言います。



(途中でいろんなものが出現し、それを書き出すと長くなりますので、結論から言うと、二重の目というのは、この婦人の目です。この婦人は、子供が小さい時、親の言う事を聞かない時は、足を持って逆さまにし、子供を叩いて躾(しつけ)をしたと言います)

(◎この婦人自身の持っている考え、性格、行動が畜霊の類と同調し、この様な姿を取ったものと思えます)


    
                 C

●この婦人の長男は自殺をしましたが、亡くなった長男と父親は仲が悪く、よくつかみ合いの喧嘩をしていたといいます。子供は他に、女の子が一人います。この父親の父親は宗旨変えをしています。そしてこの主人も、奥さんの方の宗旨に入っています。本来の宗旨から二回変わっています。



(腕をつかまれて、無理やり座らされた白い着物を着た男性が出て来ました。この男性の腕をつかんでいるものは、天狗(木の葉天狗)と思われます。男性は自殺した長男のお爺さんと思えます。このお爺さんの置かれている状況と取れますが、それを分かって欲しい為に、人の良い孫を取り(葬式を出し)、子孫が考える(宗旨を変えた事)きっかけを作ったものとも思えます)

(◎宗教は何を信仰しようと自由ですが、宗旨を変える時のこのお爺さんの考えに、安易なものがあったのでしょう)


    
                  D

●この男性の年齢は、40代の後半で独身、専門学校生です。父親は亡くなり、病身の母親は施設に入っています。この人自身は、人間的に何も悪い所は無く、俗に言う「良い人」です。一人暮らしの家には仏壇が有り、お祀りもされています。宗旨変えもしていません。しかし、この年齢になっても独身で職業も安定していません。



(最初、空間に、黒い目、鼻、口が出て来ます。その周りに、いろんな色の玉が出て来ます。その後、鷲の様な鳥が出て来ます。それを、私の中に入っている巳神が、大きな口を開けて飲み込もうとしています)

(◎私にとっても、巳神が大きな口を開けて威圧をかけるのは、余り見た事がありません。下の鳥は、天狗です。この男性の父方の祖父が、この縁を作ったと思われます。これは祓わなければだめです)


    
                     E

●この女性は、自身の精神不安定、五歳の長男の自閉症、又家の中が、本人曰く「お化け屋敷」の様で気味が悪く、落ち着かないと言う。

(右上の男性は、十三年前に亡くなった、この人の主人のお父さんです。長男の自閉症と関係します。問題は、この日本髪を結った女性です。この女性は、相談の方の祖母(母方)です。若くして主人を亡くし、子供を捨てて北海道に渡り、芸者をしながらある男性と暮らし、亡くなりました。勿論、籍は入っていませんでした。男性の家族がお祀りしていますが、祀り方にも問題が有るようです。初めは普通の顔をしていましたが、少し不自然ですので「姿を出せ」と言うと、狐の顔に変わりました)

(◎小さな子供3人を捨て、自分勝手に北海道に渡り、芸者をしながら奥さんの有る人と暮らし、亡くなった後は、その家族に祀られている。その祀られ方(長くなりますので、書きません)にも問題が有り、不安定な状態にあると思われます。そして、生前のこの人の考え方、行動や、亡くなってからの不安定な状態の所に、他からの程度の低いものが作用し、益々低い方に落ちて行った形と観ます)


    
                  F

●中年の人の良過ぎる男性が、知人にクレジットカードを渡し、その知人がクレジット会社から無断で借金をしたため、男性の家族が相談に来られました。

(鳥の様な目が出て来ました。相当鋭い眼光です。無断で借金をした男性の程度の低さ、狡さ、考え方、そのものと観ます。此方から話しかけても、反応は有りません。反対に霊視をしている私の妻の姿に変わり、妻の前に出て来ます。相当たちの悪いものです。やはり、生きている人間が一番厄介かも知れません。脅してみても効き目は有りません。釜を焚くと、画面向かって左の顔が出て来ました)

    
     
                     G

●上記の例と同じ様な内容ですが、男性が人に騙され、うつ病になっています。職業は廃車を解体業者に斡旋するような仕事ですが、私には良く分かりません。ある日、男性の母親が置いている廃車から、黒い塊の様な物が飛び出して来たのを見ています。


(右下のお稲荷様は、この家にお祀りしてある稲荷です。雌の気の弱そうな神様です。顔を上げて私等を見てみ、と言っても、下を向いています。うつ病にさせている元を呼び出して見ると、男の手が出て来ます。指が忙しなく動き、此方へ来いと動いています。姿を出すように言うと、男性が座って此方を向いています。脅しをかけると、仏像の様な格好に変化します。右上の巳神は私に入っている神ですが、余り乗り気ではないようです。騙す方も、騙される方も悪い、ということでしょう。左の炎は、我が家にお祀りしている不動明王を呼んだので現れたものです)

    


鳴釜神事の実際と考察