チビの勇み足
 この子の事を書くと・・・、何と言って良いのか・・・、知らない人が読むと・・・、私達が変な人の様に思われると思います。

 まあ、確かにそう取られても仕方のない事が目の前で起こっていますので・・・・・・。

 平成24年7月16日(月)の朝、久しぶりにチビが帰って来て、目の前をウロウロして・・・、それは良いんですが、何か・・・、悪くなって・・・、わんぱくになって・・・、それも良いんですが・・・、変に自信をつけてしまって・・・。

 7月16日に相談の方が来られて、急遽、17日に祈祷を行う様になったのですが・・・、それも当然良いのですが・・・・。

 妻、「チビが、僕する。僕がする、と言ってる」、と言います。

 お母さんの巳神様も、「そうしたら〜」、という感じで見ていますので・・・、当然、お母さんの巳神様に取っては、この先のチビのする事は把握しているでしょうし、それが間違っていないし、出来る事が解かっているからその様な態度でいるのでしょう。

 「どうでも良いことですが・・・」の7月24日(火)に軽く書きましたが・・・、確かに力を付けたとは思います。

 祈祷が終わって帰って、「チビ、ようやったな〜」、と誉めまくりましたので、私にも責任は有るのですが・・・・。

 その後も毎日相談にはチビが参加して・・・、まあ・・・、良く働いてくれてはいましたが・・・・。

 7月25日(水)、ある方の相談について此方の巳神様にお伺いを立てていますと、

 妻、「弓形のものが出ている」、「その下に小さな四角が出ている」、と言います。

 チビはウロウロしています。



 私、「チビ、あんた、その中に入って、中のものを引っ張り出しておいで」、と言おうとした途端、チビがその四角形の中に目にも留まらぬ速さで入ってしまいました。

 妻、「地神さんの顔がハッとした様な顔になったわ」、と言います。

 それから地神様の姿が薄くなって、薄い線で書いた様な巳神様になってしまいました。

 薄い線で書いた様な形の地神様は見えるのですが、何を聞いても答えは有りません。

 地神様にしても、まさかチビが中に入って行くとは思わなかった様です。

 何時もなら、私がチビに指図をしても、お母さんの巳神様の顔を見て、お母さんの巳神様の許可が無いと動かないのですが・・・・、私が誉め過ぎた影響もあるのでしょう。

 さあ、困りました。

 そして、ものすごく心配をしました。

 チビは大丈夫なのか、地神様も大丈夫なのか、心配しました。

 7月26日(木)は京都での祈祷が入っています。

 確かに祈祷の段取りなど、詳細は此方の巳神様には聞いていましたので・・・・、しかしこの祈祷は、以前命婦専女神様が私を信頼してくださって成り立った経緯が有りますし、今回その信頼を裏切る事になるかも知れないという難しい面もある祈祷です。

 何時もなら、此方の巳神様を通して命婦専女神様とのやり取りが成立するのですが・・・、ましてや、祈祷の内容が微妙なもので、私の判断しだいで大変な過ちをおかす事にもなり兼ねない為か、私の方、主に妻の体にはきついものが作用しています。

 祓い消すものが無いとは言えませんが、そういう事ではなく、私の判断で大変な事になるという重大な警告の重さだったと後から思うと頷けます。

 正統な神霊への対処は最高に難しいです。

 この祈祷は此方の巳神様の御姿が無く行いましたが、命婦専女神様も来られて、それは私の判断によってはでとんでもない方向に行きそうでしたが、命婦専女神様の御指導の下、結果は命婦専女神様が思われる様な結果に成就しました。

 ついでにと言えば叱られますが、命婦専女様に聞いてみました。

 私、「命婦専女神様、昨日から地神様とチビの御姿が見えませんが、大丈夫でしょうか?」、と声を出さずに聞いてみました。

 妻、「白狐さん、うなずいたよ、何か言ったの?」。

 これで安心しました。

 上記した祈祷の始終も、縁が有りましたら書かせて頂きます。

 巳神様の御姿が消えても、私達は毎日の相談がたまっていますので、ましてやこの日は、ある企業の命運を賭ける相談の予定も入っていましたので、この企業がお祀りされている伏見稲荷様を御呼びしてみました。

 祝詞を上げる前に、稲荷様の御姿が出ました。

 私達が御呼びをするのを待っておられた様です。

 この稲荷様は命婦専女神様と同じ様に、沢山の使者をかかえておられる御神霊様です。

 元は一つの神社を任された稲荷様ですので、考えてみれば当然かも知れません。

 この企業の稲荷様も、此方が言う事に答えて頂き、私達の方にしても、巳神様が居なくても、稲荷様の意図する事が解かります。

 私、「地神様、御姿の出ない理由は察しがつきます。御姿が出なくても地神様とつながっているなら、目を瞑る真ん中に、光を出してください」。

 妻、「光ってるよ」。

 これで安心です。

 安心ですが、そして地神様とチビが戻って来るとは思うのですが・・・、それは心細いものです。

 もう、独り立ちをしなさいという意味なのか、今までの祈祷のスタイルを変えて、私自身を主に、新たな祈祷のスタイルを確立しなさいという事なのか・・・・、悩んでしまいます。

 何時もなら、何かする前に、「地神様・・・・・・」と切り出すのですが・・・・。

 話が長くなりましたが、チビが飛び込んで行ったその入り口は、異界への入り口だったと推測します。

 お母さんの巳神様も、よもや、チビがその中に飛び込んで行くとは思っていなかったと思います。


  
 (後日、四角形だけを大きく書いてもらいました)

 この巳神様も、チビの姿が出る様になってからは、性格も丸くなって、以前の様な荒々しさが少なくなった様に思います。

 そして私から観ても、今まで2回ほど、失敗をした事があります。

 勿論、その時は命婦専女神様の加護の元に、祈祷は成就したのですが、やはりお母さんだな〜と思う時が多々あります。

 チビが異界への入り口に入ってしまい、それを助けにお母さんの巳神様がその中に入り・・・・、この親子にどの様な事が起こっているのか・・・、世の中は偶然という事はなく、全て必然ですので・・・、お母さんの巳神様がそうさせたのか・・・・、しかしチビが入った所は世の中でもありませんので・・・・、そんな事を考えながら7月28日(土)の朝になりました。

 妻、「う〜、チビ、帰ってるわ、チョロチョロしてるわ」。

 私、「チビ、こっちにおいで、何処へ行ってたんや、心配したで〜」、「地神さんは?」。

 妻、「普通に居ってやわ」。

 私、「地神さん、あんた、どうもないんかいな、心配したで〜」。

 妻、「何も無かった様にしとってやわ」。

 まあ、一安心ですが、明日(7月29日(日))は祈祷(これも、チビとお母さんの巳神様の姿が見えなくなってから成立しました)が入っています。

 さあ〜、明日の祈祷、チビはどんな役目を果たすのか、興味が有ります。

 只、この祈祷は相当質が悪いものですから、チビがまた・・・・・、勝手な事をしでかしたらと心配は有ります。

 この祈祷は、「ある念の形・・・チビの勇み足」で登載させて頂きます。

 まあ、帰って来てくれて、やれやれです。

 祈祷のスタイルを変えなくてもよくなって、やれやれです。

















 
 
鳴釜神事の実際と考察