この領域に生きる者が公にすべき事
 誰も書かれないので、あえて書かせて頂きます

 誰も書かないというより、この領域のお役を真面目に真っ当されている様な方が、現在の様にインターネットを通じて御自分の意見や考えを発表出来る環境にない方が多いのか、又テレビや雑誌などで、もはや既に商業化されてしまい、上辺の目立った事だけが取り上げられて、あたかもこの領域や、これに携る者が万能の様に取り上げられる傾向に、ほとほと嫌気が差して御自分の意見や考えを言われないのかは分かりませんが、この様な方こそ、私は御自分の意見や考えを言われるべきだと思います。

 一般の方が解からない、理解出来ない、其処から来るこの領域の辛さや、日常生活の不便さなど、はっきりと言われるべきです。

 御自分の御祀りされている神霊との日常のやり取りや、御祀りされている神霊の御考えなど、はっきりと言われるべきです

 何も神秘的なベールに包んで崇高感を出す必要も有りません

 そうする事による、他者から観る冷静な評価を受けるべきです

 この領域の者は、ややもすると、御自分の崇拝する神霊の啓示だけに従属し過ぎる傾向が有ります

 お一人でこの領域の仕事をされている方は、特にその傾向が有ります

 そういう事をふまえて、私は古来からある審神者(さにわ)と神主の形を取る方が、より冷静、正確な啓示を得られると思うのですが・・・、その是非は横に置いて、この領域の者はもっとはっきりものを言い、御伺いから得た内容をオープンにして、そして他者からの評価も受けるべきです

 崇拝する御神霊とそして貴方の評価を受けるべきです

 人物(この領域の者)だけの表面的な評価だけではなく、その元の御神霊の評価も受けるべきです

 一般の方の冷静な判断を受けるべきです





 恥を忍んで(そんなに大げさな事ではありませんが・・・、私達の程度を見極めて頂ければと思います)、私達の浅い程度をさらけ出したいと思います。

 つい最近の事です。

 中国地方のある方から連絡が有りました。

 御主人は真面目な方なのですが、仕事運に恵まれず、その事で奥さんが悩まれています。

 此方の神霊(巳神様)に、この領域から観る障りを4回(4日に別けて)聞いてみました。

 (一日目)



 先ず、屋根の様なものが重なって出て来ました。

 その下には角を意味するもの、要するに土地の障り(地神様、巳神様)を見せてくれています。

 (二日目)



 茶色、又は黄土色の石を積み上げた?、上部に行くに従って先が尖った、?角形の様な角のあるそそり立つものを見せます。

 頂上には丸いものが乗っています。

 (三日目)



 此方の巳神様の体から出る矢印が、下(土地)の方に伸びています。

 巳神様の目は見当たりません。

 (四日目)



 此方の巳神様の頭が大きく、今日は目が出ています。

 此方の巳神様の前には、「ハ ハ ハ」、巳神様の体の下には、光りの存在が斜め横から差し込んでいます。

 その下(地面)には、人間の手が出て、その手が左右に動いて均(なら)しています。

 さあー、何を意味するのか、解かりません。

 只、土地から来る障りという事は解かります。

 私達の体には、祓い消すものからの抵抗の念は何も入って来ません。(全く何も無いという意味ではなく、「邪」の様な存在からのものは無いという意味で、正統な神霊が発する要求の念⇒重〜いものが体に乗っています)

 此方の神霊は珍しく、「この家に行け」と言います。

 「行ったら、解かる」と言います。

 やる気満々です。

 しかしこれ以上の情報は入れてはくれません。

 この時期、沢山の祈祷が入って、私の頭も混乱していた時ですので、これ以上の情報を入れなかったのかも知れません。

 この家の方は私達を信用してくださり、直に来て欲しいと言われます。

 これだけの情報で私達を信用してくださるというのは、やはり嬉しいものです。

 この家での祈祷の始終は書きませんが、直系だけではなく、奥さんの実家の方の水で亡くなった仏様など、やはり私達が行けば待ち構えていた様に、いろんな事が展開されます。

 それはそれで完璧に対処すれば良い事で、私達の仕事ですので。

 問題は上記したものの解明が、この場におよんでもまだ解からないという事です。

 釜に火を入れる前に、此方の神霊に頼み込んで、この地の神霊(地神様、巳神様)の御姿を見せてくれる様に頼みました。

 白い大きな巳神様(白蛇)が棒の様なものに巻きついて、宙に浮いた姿を見せます。



 この時点の私の解釈と言えば、この巳神様はこの地で祀るべき神霊だという間違った解釈です。

 この解釈の是非を私の方の神霊に聞くのですが、何も言わず、頭に(前頭部に)何かマスクの様なものを付けて見せてくれるだけです。



 余りに私が解からないものですから、例の如く、私の耳元に来て何かを言うのですが、さー、全く解かりません。

 この地の巳神様が宙に浮いている、その意味が解りません。

 そこでこの家の方に少し聞いてみました。

 この地域は、私の方の巳神様が見せている様に、おでこにマスクの様なものを付けて、何か行事をする事があるのですか、と尋ねてみました。

 そうすると、山伏の様な格好をして、四国の石鎚山に詣でる風習があるが、今はその様な事は以前程はしなくなったと言われます。

 そしてこの村にも、石鎚さんと呼ぶお堂があると言われます。

 これで程度の低い私でも解りました。


 
 この地域は昔から四国の石鎚山に、山伏の衣装で詣でる風習がある。

 石鎚山は山岳信仰(修験道)の山。(石鎚山の御神霊、眷属神など、詳しい方は私に教えてください)

 此方の巳神様が頭につけていたものは、頭禁(ときん)と取ります。

 そしてこの村にも、石鎚山の御分霊を祀るお堂がある。

 過って、この村の者(この家の御先祖の誰かとも推測出来ます)が石鎚山に詣でた際、何かの縁で石鎚山の龍神と縁が出来、この家について来たとも取れるし、この村にある石鎚さんと呼ばれるお堂には四国の石鎚山から来られた龍神が居られ、何かの際に、この家と縁が出来たとも取れます。

 しかしこの龍神(巳神様)は宙に浮いて居られる⇒これは、早く本家の、四国の石鎚山へ帰りたいと取ります。

 そういう事から考えると、過ってこの家の者が四国の石鎚山に詣でた時、何かの縁でこの家について来たと考える方が無難です。

 そして時が過ぎ、この家に来られた龍神様(巳神様)が本家の石鎚山の方に帰られる時(時期)(理由は解りかねます)が来た、その事を知らせる(知って欲しいが為)為に、この家の住人に知らせを送っていたと観ます。

 

 この解釈の是非を此方の神霊に尋ねると、「良し」、と言われます。

 この家の奥さんは、御主人の仕事運の不安定さを訴えて来られましたが、それは上辺の現象で、本当は上記した訳があったのです。

 この解釈を、「この地には地神様(巳神様)が居られる、そして今、その巳神様はこの土地に降りたいと観る。鳴釜の神事でこの地に降りて頂く」、という解釈で釜を焚けば、どんな事がこの家に起こるかは・・・・。真の神霊も、間違った事をすれば相当なきつさでその間違いを気づかせようとします

 
 上記した事を私が解かり、その解釈した内容を頭に置いて鳴釜の神事を行えば、祈願(この場合、石鎚山の御神霊様の望み)は成就する事になります

 釜は途中まで波のある音で鳴り、ある時を境に、安定した音に変化しました。

 安定した音に変わった時点で、祈願は成就したと取ります。



 しかし、この領域の者の責任は、まだ残っています。

 この家の場合、一度この家の御主人が、何を持って行くとかではなく、御主人の体を四国の石鎚山に運ぶ必要があります。

 勿論、家族でドライブがてら行かれても、何ら問題は有りません。

 頂上まで登る必要は有りません。

 御主人の体を、石鎚山の山のふもとに置いたら、それでこの祈祷は完結します。

 これは私がふと思いついた事ですが、この是非を此方の神霊に尋ねると、「行け」、と言います。

 

 上記した様に、私達の場合、神霊との細かいやり取りをしながら、又私達の解釈が合っているのか、間違っているのか等、神霊に確認を取りながら進めて行きます。

 神霊の見せてくれたものに対し、審神者(私)の判断、勿論、神主(妻)も物事の判断に加わりますので、より深く解明して行くと思えます。

 より深く解明して行くと思いますが、実際は、それは難しいものです。

 迷って、迷い切って、解明に近づいて行くのが、私達の程度です。

 見極めてください。

 ちなみに、上記した文章を書き終えて石鎚山をインターネットで調べてみました。






 一日目に見せて頂いた、屋根の様なものが重なったもの、二日目に見せて頂いた切り立った形、四日目に見せて頂いた、「ハ ハ ハ」は、これを意味(山並み)したのかも知れません。

 





 私達の程度の浅いところを見抜かれて、それ以後連絡が途絶えた例です。

 アラフォーの方からの、要するに縁が無いが、何かこの領域の作用が働いていないかとの問いが有りました。

 この連絡が入る前から、私の症状としては、気持ちがイライラして、腹が立ってしょうがない、「このボケがー」、という症状です。

 妻は、昨夜から何かが来ているんだけど、耳鳴りがして、体の調子が悪いと言います。

 そうこうする内に、妻の体にこの家の御先祖様と、私達に来られてはまずいという念が入って来ました。

 私のイライラ感は最高潮です。

 此方の巳神様には、この方の縁(結婚)に関し、この領域の障りを見せてくれる様に頼みました。



 黒い崖?、黒い屋根?の様なものが出て来ました。

 黒い崖?、黒い屋根?の様なものの側は黒い色ではありません。

 その黒いものの窪んだ所には白いローソクが立って、火が燃えています。

 このローソクの仏様の顔を見せていただきました。

 お祖父さんですが、目を閉じて、前で手を合わせています。

 顔の輪郭は有りません。



 他にも沢山の、雑多なものが出ています。

 相手方には、この雑多な存在は伝えてはいません。

 相手の方と連絡を取り、話を聞くと、直に判明しました。

 この家には、この家の御先祖様(ローソクの形を取って出て来られたお祖父さん)が建てた神社があります。

 個人で屋敷内に神社を建てる、それも本格的なものです。

 余り例を見ない事です。

 黒い形のものは、神社の屋根だったのです。

 大分前に結婚されたお兄さんにも、子供は無いと言われます。

 それにしても、この家の事に関わっていると、怒りが頂点に達して、腹が立ってしょうがないです。

 妻の体には、明らかに、この家の御先祖様(お祖父さん)の期待する念と、私達の来られてはまずいものの念が入り、不安定な状態です。

 この家の亡くなられたお祖父さんは、子宝成就の祈願を神霊に立てて、それが成就したので、その御神霊を敷地内にお祀りされた様です。

 しかし時が経てば、何処でも同じ事です。

 神社の屋根の上に立って、お祖父さんが手を合わせていたのです。

 きつい言い方ですが、このまま行けば、この家はこの代で絶えます。

 再度、お祖父さんを御呼びしますと、手を合わせて礼をされます。

 此方の神霊には、なおざりになっている神社の神霊に対し侘びを入れればどうなるのかと尋ねると、一本の縦線に途中に、丸いものが出て来ました。

 この家が続いて行く縁(子供も出来て、結婚も出来る)が出来ると観ます。

 しかし、この家の事に関わると、イライラが骨頂に達します。

 この家の方と連絡を取って話をしたのですが、全く理解されていない様子が解かります。

 要するに、私達を信用していないのが伝わって来ます。

 此方の巳神様も、最初の内はものすごく乗り気で、頭を大きくしていましたが、「勝手にしたら〜」、という表情になってしまいました。

 此方の巳神様にしても、最初の内は、この家の神社の御神霊様と接する事に喜びと、何か使命の様なものを持っていた様です。

 そうこうする内に、此方の神霊が出して来ました。

 勿論、相手の方にはお伝えしていないものです。

 緑の胡瓜の横には、赤い三角形が出ています。



 此方の巳神様の狙いは、この神社に悪影響を与えているもの、即ち、赤い蛇と野狐が合体した様なもの(それだけの程度の悪い念)を祓い消しに行く事に乗り気になっていたと観ます。(神社に、ましてや個人所有の、御守の粗末になった神社に、正統な神霊だけが居られるとは限りません。勉強された方なら良くお解りと思います)

 それが即ち、この家の神社の御神霊様の為、この神社を作ったお祖父さんの為(願い)になり、その結果として、子供が出来、結婚の縁が出来て、子孫が続いて行くという流れになるものと思います。

 この家ほど、祈祷の重要性を感じましたが、私達の程度の浅い所を見極められたのでしょう。

 神社の屋根に亡くなったお祖父さんが立って手を合わせている・・・、そんな馬鹿な・・・、我家の大事な神社に障りが有る?・・・・、と一家で疑問視されておられる場面が浮かびます。

 一般的に考えれば、そう解釈されるのも無理はありません。

 それ以後、何も言っては来られません。

 同時に、私達に来られてはまずい存在の作用は、私達の体から抜け去って行きました。 
 
 正直、やれやれです。





 この領域の者は、御自分の成された成果、要するに成功例だけを発表せずに、他の部分、要するに、その様にならなかった結果も公表されるべきです。

 しかしこの件に関しては、一概に上辺の判断だけで正否を決め兼ねられない場合を有りますので、・・・、難しいものです。





 
 当然、この領域の者の住所、名前(本名)を明記するのは常識になります

 当たり前の事です
 








 

 
 
鳴釜神事の実際と考察