やればやる程難しく、深くおおいかかる
         この領域の難解さとその怪・・・ある祈祷での事
 今回は「土地の障り・・・4」で登載させていただきましたある一家のその後の事です。

 前回の祈祷の後、この家の御主人は起業し、順調な経営状態にあります。

 今回登載させていただく内容は、何もこの方の家で不都合な事が起こり、どうのという内容ではありません。

 この家の御主人は起業する前、京都伏見稲荷大社で稲荷勧請を受け、家にお祀りされています。

 そしてこの家の御主人は、仕事の契約が取れる度に、その一割を伏見稲荷大社の方に、無記名で送り続けておられます。

 奇特な方です。(そこまではされなくても良いと思うのですが)

 前々から、一度家に来て、釜を焚いて欲しいという要請は受けてはいたのですが、ある一つの疑問を残して、私の中でその必要が無いと思いましたので、そのままにしていました。

 確かに、会社や商店を経営されている所からは、年に一回の祈祷を頼まれる所が殆んどです。

 これはやはり、其処で祀られている神霊に取っては大変嬉しい事ですので、その後、神霊の加護が働き、商売や事業を繁栄する方向に進めて行くものと思います。

 そういう結果が出るので、私達が呼ばれるのだと思います。

 そしてこの様な事を私が書くと語弊があるかも知れませんが・・・、決して誤解のないようにお願いします。何ら魂胆は有りませんので。

 私達が媒介となって、其処で祀られている御神霊に対し、釜を焚いて日頃の感謝の気持ちを伝えるという行為は、御神霊に取っては最高に嬉しい瞬間と取れます。

 その嬉しい気持ちを、加護の形で返して来られると思います。

 商売をされている所には、商売や事業の繁栄を、普通の家には心身健康、家庭円満、心願成就など、様々な形で返して来られます。

 特に商売や事業をされている所に関しては、御神霊(大概の場合、稲荷神、巳神)の働きは、並大抵のものではありません。

 それこそ祀り主の為、一生懸命に働きます。

 この領域の者でも、御神霊のそこの子細(祀り主を守る為、どの様な動きをされているのか)の解らない方が殆んどだと思います。

 私達が御神霊との媒介となって、祈祷で感謝の気持ちをお伝えしているうちは良いのですが、事業が波に乗った後、私達のお役の必要性がなくなったと勘違いされる所もあります。

 長くて2年間、3年目にはまた連絡されて来られる所が多いです。

 其処に祀られている御神霊も、そのずっと前から私達の前に現れて手招きされますが、再び前の様な勢いに戻る所はありません。

 話が逸れましたが、確かにこの家は、土地から来る障りがひどかったのですが、この前の祈祷で、もう祓い消すものは無いはずです。

 そして一つの疑問を残してという意味は、この家には勧請された伏見稲荷様が居られます。

 確かに、この家の御主人が稲荷勧請を受けて祀られた時点では、一体の稲荷様が見えました。

 その後、何回かこの家の稲荷様をお呼びする機会がありましたが、お姿は出ませんでした

 御社は出るのですが、御姿が出ません。

 しかし、そんなに悪いものも感じませんでしたし、商売も悪くはありませんので、そのままになっていました。

 そして今回、事業繁栄の祈祷されたいと言われますので、私の家から、再度、稲荷様を呼んでみました。

 妻、「薄く白いベールをかぶった菩薩様の様に見える・・・、女の人の様にも見える・・・、子供を抱いて出て来てあった」、「優しい顔している」、と言います。

 以前の祈祷の際も、同じ様に、ベールをかぶった女の人?、観音菩薩様?がお姿を見せました。



 抱いているのはこの家の障害のある息子さんです。

 
息子さんの守護神の観音菩薩様です

 そして
この家の守護神様は息子さんでもあります

 これは以前から解っている事です。

 問題は、この家の伏見稲荷様の御姿が出ないという事です。

 妻、「稲荷様の御社は見えてるけど」、と言います。

 此処でどう判断するのか、この時点、この段階で判明している情報からどんな判断を下すのか・・・。

 この家に祀られている伏見稲荷の御神霊様をお呼びしても御姿が出ず、観音菩薩様の御姿が出る、稲荷大明神の本地は、如意輪観音、千手観音、聖観音、そう考えれば、この家の息子さんの守護神は観音様、その観音様は稲荷大明神の本地、稲荷を祀るという事は観音様を祀るという事、既に観音様の御姿は出ている、この家はその度合が強いので眷属神の稲荷様のお姿が出ないのか、あるいは必要ないのか・・・、この時点では解りませんでした。

 この家に行けばはっきりしますので、祈祷の日にちを決めました。

 途端に妻の体の調子が、何か何時もと違う様に思えます。

 兎に角、眠いと言って、寝てしまいす。

 体温も下がっています。

 妻の体温は37度以上が普通ですが、35度台に下がっています。

 体の痛みもきつくなっています。

 この時期、この家の件だけではなく、妻の体には複数のものが作用しているのは分かっていましたが、此方の神霊に聞いても教えてはくれませんし、元来、妻は不眠症ですので、それはそれで良いかと、祈祷が終われば結果が出ますので、その時に解るだろうと安易に考えていました。

 祈祷の前夜、この家の事を聞いてみますと、やはり子供を前に抱いた観音様の様に見える存在が出て来ます。

 
白い透明の様なベールをかぶり、周りは白く輝いています

 今回の祈祷は観音様の御加護に対してのお礼の意味の釜焚きと、この家の伏見稲荷様に対しての釜焚きとなります

 祈祷の当日、現地に着いて神事の用意をし終え、観音様をお呼びしますが、全くお姿が出ません

 昨夜はあんなにはっきりとお姿が出たのですが、この場において、全くお姿が見えません。

 此方の巳神様は何時もの様に優しい表情で、穏やかに出ています。

 私、「地神さん、〜君の守り神、観音様をお呼びください」。

 妻、「何にも見えないよ」。

 私、「何が原因で観音様がでないのですか、その原因を見せてください」。

 妻、「何にも出ないよ」、と言います。

 この問答を続けていたのですが、全くらちが明きません。

 私、「地神さん、釜を焚いたら解りますか?」。

 妻、「何も言わないわ」。

 この様な事を何時までも続けているわけにも行きませんので、兎に角釜を焚く事にしました。

 釜を焚いたら解るだろうという確信はありました。

 観音様には、日頃の御加護に対しての御礼の表百を読み上げ、コンロに火をつけます。

 湯が沸騰して来ます。

 私、「どうや、目の前に、何か出てるか?」。

 妻、「何も出てないよ」。

 内心は、やはり焦ってきます。

 普通なら、この時点で半分以上の解明が有って、その仕上げの段階です

 今回は何も解りません。

 沸騰具合をみて、此方の神霊に、「ええか」、と聞き、米を入れます。

 釜は大きな音を立てて鳴り始めました

 大きな音ですが、大きな波があります

 大変大きな高低の波です

 波の下では、全く音が止まります

 波の上では、大変大きな音で鳴っています

 釜の斜め後に座る妻は、渦を伴った音だったと言います

 私、「観音様の姿は?」。

 妻、「全く見えない」。

 この神事も長い間やって来て、大概の事は経験していますが、、こんなにはっきりとした波で、ピタッと音が鳴り止んで、又大きな音が鳴り出すという経験はした事が有りません

 途端に、解明出来ました。

 私、「地神さん、・・・・・(声を出さずに)、そうやろ?」。

 妻、「地神さん、下を向いてよ」。

 私、「地神さん、解りました、宜しくお願いします」。

 大変大きな波の音が止まり、今度は波のない普通の音に変化しました

 段々と大きな音になって行きます。

 私、「観音さん、出て来てあったやろ?」。

 妻、「あ、出て来てあった」、
「子供は抱いてないよ」、と言います。

 私、「それでいいねん」。

 観音様には日頃の感謝の意を伝えます。

 観音経の世尊偈(普門品偈)を上げます。

 やがて、音は静かに止んで行きます。

 私、「観音さん、出とってやろ?」。

 妻、「此方を見てるよ」。

 私、「観音様、〜君の所に行ってください」

 妻、
「〜君の所に行って、全体を撫でている様な・・・、撫でているんだけど、手で撫でているんではなく、白い光の様なものが〜君を包んで、撫でている様な感じやわ」、と言います。

 有り難い事です。



 そこで一つ、此方の神霊と観音様に、声に出さずに頼んでみました。

 私、「地神さん、ここの奥さん、ずっと〜君の世話をされているが、聞くところによると、やはり疲れがピークに達すると、精神的に体調を崩されると此処の主人から聞いています。甘えて頼みますが、此処の奥さんに取っても、〜君の守護神の観音様の存在を、見るのは無理でも、体で感じる事が出来たら、この先の励みになると思います。一回此処で、この奥さんに観音様の存在を見せてやって欲しい、甘えて頼みます」、
「〜君の守護神の観音様、此処の奥さんに、貴女の存在を見せてやってください」、と頼みました。

 勿論、声に出していませんので、私以外、この場の誰も、何を言ったのか解りません。

 声を出して、

 私、「奥さん、ちょっと目を閉じてください」、と〜君のお母さんに言いました。

 目を閉じられたところで、

 声を出さずに、

 私、「地神さん、観音様に、〜君のお母さんに一瞬でも良いので、御姿を見せてやって欲しいと頼んでください」
「観音様、此処の奥さん、〜君の世話で限界になった時、貴女の存在を見る事が出来たなら、それが励みになって、その先、また頑張れると思います、どうか御姿を見せてやってください」、と頼みました。

 何秒かして、

 私、「奥さん、何が見えましたか?」、と尋ねました。

 〜君のお母さん、
「向こうから、はっきりとは見えないけど、何かが顔の前に来て、顔に触れた」、と言われます。

 
観音様です

 そこで私が黙って神霊に頼んだ内容を告げました。

 此処の主人にしても、ずっと家に居られるわけではありませんし、やはり〜君の世話は奥さんの仕事になりますので、少しでも体と気持ちの安定につながればと思い、神霊に頼んだわけですが、やはり、正統な神霊は優しいです。

 有り難い事です。

 
観音様はずっと〜君の側に居て、白い光の様なもので撫でています。

 尚、、祈祷の間中、妻は体に痛みは無いと言います。

 次に、この家に勧請された伏見稲荷様に対して、日頃の感謝の釜を焚くわけですが・・・・。

 私、「〜家の伏見稲荷様、どうか御姿をお見せください」。
 
 妻、「出ない」。

 私、「地神さん、此処の稲荷さん、呼んでください」。

 この状態が少し続きましたが、稲荷様のお姿が出て来ました。

 妻、「遠くに、居るわ」

 私、「〜家の伏見稲荷様、この前に来てください」。

 妻、「冷たい風の中に、風に毛をなびかせて、寒そうに出て来たわ」、「一体やわ」

 私、「稲荷様、夫婦で居るはずや、夫婦で出てください」

 妻、「横に出て来てあったけど、何か間があいてるわ」、「寒い風で、毛がなびいてるわ」



 次に、京都伏見稲荷大社、白狐社、命婦専女神様を、「稲荷五社大神祓」を上げてお呼びします

 私、「白狐様、どうかお越しください」。

 妻、「右上、何時もの場所に、足だけが見えてるわ」

 私、「命婦専女神様、どうか此方にお越しください」。

 妻、「来てないけど、その場所で土をかいてるわ」、と言います。

 「今日は其処に行く必要はない」、と取ります。

 しかし、長年、いろんな稲荷様の出方を見ていますが、寒風の中、風に毛をなびかせ、二体が少し離れた距離を取って出て来た、という意味は、これはどう取って良いのか、あえて言いません。

 しかし、こうして、白狐様の存在をバックに釜を焚けば、その後どの様な展開になるのかは想像がつきます。

 寒風の中、寒そうにしている稲荷様に、日頃の御加護の感謝を伝え、釜を焚きました。

 湯が沸騰し、米を入れます。

 当然、釜は大きな音を立てて鳴り始めます

 私、「どうや、稲荷さんの表情?」。

 妻、「風は止んだよ」、「他は何も・・・・」。

 私、「釜の上は?」。

 妻、「何もないけど」。

 やがて音が小さくなって行きます。

 私、「どや、稲荷さん、仲良くしてるか?」。

 妻、「手(前足)で、相手の体を軽く叩いているわ」

 私、「仲良くなったな、それで良いんや」、「稲荷さん、仲良くしいよ、夫婦やからな」、「ところで、この家の商売、今までも守ってくれているのは分かっていたが、この先、もっと繁盛する様に、守ってやってよ、頼むで」

 妻、「夫婦で此方を向いて、礼をしたわ」

 私、「白狐様、この家の主人、契約が取れると、その一割を伏見に送っているが、事情も有りますので、それはこの先ご勘弁願いたい、そしてこの主人の商売のこの先、見せてください」

 妻、「白狐さんが両手で下のものをかき上げてるわ」、「白く光るものが舞い上がってるわ」、と言います。

 「心配ない、守る」、と取ります。

 釜焚きの後、稲荷さん夫婦は仲良くしています。

 あえて言えば、距離を置いていた方は、女の稲荷様です

 もうこの後は大丈夫です。

 この家の稲荷様夫婦も、本格的に動いてくれるでしょう。

 商売も良い方向に行くと思います。

 そして今回の祈祷の説明になりますが、

 先ず最初、この家の〜君の御守護神(みまもりがみ)の観音様に対しての釜焚き時に起こった現象ですが、最初、大きな高低の波の様な鳴り方についてですが、これはこの祈祷の祈願の願文を叶えるには、その前に祓い清め、消し去るべき対象が有ったと取ります。それが何か、この時点では解りませんでした。只、妻の体温が異様に低くなっていた、去年の10月頃から喘息が出ていた、体の痛みも相当な強さを伴う(これは後になって解った事ですが、今回の祈祷で祓う対象と他にもう一件の祓う対象が同時に働いていました)という事から考えると、野蛇、それも「邪」の極みの族(やから)か、水関係の不成仏霊、それも相当な理由が伴うところから来る作用と取れます。

 観音様が余りにも清らかで綺麗な存在の神霊ですので、此方の神霊がこの様な形を取ってこの場を清めたと取ります

 大きな高低のある音が鳴り終わった時点で、一応「邪」の祓いが済んだと取ります。

 そして今度は普通の安定した音を鳴らし、観音様を御招きしたと取ります。

 後の、この家の伏見稲荷様に対しての釜焚きの際の場面の説明ですが、先ず今まで稲荷様のお姿が出なかったという事と、場を設けて初めて寒風の中、風に毛をなびかせ、少し離れた位置でお姿が出たという事は、この家のご夫婦の事情によるものと思います。

 そして、釜焚きの途中で風が止み、釜が鳴った後、稲荷様夫婦が仲良く振舞った・・・、これは、この家のご夫婦の事情に、神霊として納得出来なかった事を、この家が私達を呼んで、稲荷様に釜を焚いたという行為に、この家の稲荷様の許しが働いたと観ます。(形としては、この家の女の稲荷様が、男の稲荷様を許したと取ります。⇒これは、この家の御夫婦の事情ですが、人間には許されても、神霊に取っては許されない事が有り、それを人間が解らないだけです)

 稲荷でも巳神でも同じことです。

 仲の良い夫婦には、仲の良い神霊が降りて(縁があります)来ます。

 家によっては、一体で降りて来られる(坐)神霊も居られますが、それはそれで、その家の事情を示すものです。(機会がありましたら、書きます)

 
この家の伏見稲荷様も、今まで以上の加護を、商売やこの家の家族に与えてくださる事、疑いありません。

 これで今回のこの家の祈願は達成されたわけですし、この家はこれで良しですが・・・。

 普通、祈祷が終わると、それまで私達の体に入って訴えを示していたものは先ず無くなり、体が軽くなるものですが、妻の状態を観ていると、どうも様子が変です。

 確かに、去年から結論を出さないといけないものの作用は続いていたのですが・・・、そしてそのものの作用に似てはいるのですが・・・、此方の神霊に聞いても、何も言いませんし(神霊も、そのお役を成し遂げる為には、私達に知らせない事も多々有りますし、私達を騙し、祓いの対象をも騙して、お役を成し遂げる事も有ります)、妻にも、何ら障礙(しょうげ)は無いと言います。

 しかし、妻の体には、痛み、寒さ、眠気、喘息というものが襲って来ます。

 次の日の朝、妻が起きて来て、

 妻、「明け方、首の後ろから、ボキッといって、何かが飛び出て、その後少し楽になったわ」、と言って、ゲップをします。

 私、「地神さん、昨日の〜さんの家のもので、まだし残したものが有るはずや、目の前に見せてください」。
 
 妻、「顔、男の人の顔、白い着物を着てる」。



 私、「あんた、私を見てみ」。

 妻、「見たけど、ぬっぺらぼーやわ」。

 私、「あんた、昨日の土地(池)のものか?」、「昔其処(池)で自殺したんか、殺されたんか?」。

 妻、「何も言わない」、「水やわ」、「波紋が見える」。

 私、「地神さん、こいつ、切るか?」。

 妻、「首を横に振ったわ」。

 私、「地神さん、其処に行って、こいつを巻いてください」。

 妻「近くに行ったけど、巻かないで、優しくしてるわ」。
 
 今もこの一帯は池が多い土地ですし、昨日祈祷を行った家も、池を埋め立てた上に建っています。

 何処の池でも同じですが、水のある所は自殺、事故死が多いです。

 この仏さんも、相当昔、事故死か自殺の仏さんなのでしょう。

 此方の神霊にしても、昨日の祈祷の主旨とはかけ離れていましたので、あえて、妻の体に入れて、家まで連れて帰って来たのでしょう。

 妻の体にも、まだ相当きついものが作用しています。

 私、「地神さん、阿弥陀経を上げるわ、この仏さん、上に上げてください」、と言って、「仏説阿弥陀経」を上げました。

 この仏さんも元は人間です。

 人間の霊は、其処に「邪」が働いていない限り、やり易い。

 此方の神霊にしても、この仏さんに優しく付き添ってあげています。

 「阿弥陀経」も中頃になると、

 妻、「仏さん、段々向こうに行ってるわ」、「遠くに行ってるわ」。

 私、「地神さんは?」。

 妻、「もういつもの場所に居るわ」。

 「阿弥陀経」も終り頃になると、

 妻、「体から抜けて行くわ」、「楽になって行くわ」、と言います。

 「阿弥陀経」を上げ終りました。

 私、「まだ見えてるか?」。



 妻、「遠くの方に見えるわ」、「水の中を進んで行ってるから、船の後みたいに、水の道が見えるわ」。

 妻、「消えてしまった」。

 途端に、

 妻、「楽になった」、と言います。

 ゲップも止まりました。

 それにしても、しんどい話しですが、それでは1年半程前、最初この家に祈祷に行った折に、何故この仏さんが出て来なかったのかという疑問が出て来ます。

 その当時、私達にはまだこの仏さんを上げる(成仏させる)力が無かったのか、又、当日、他に沢山こなすべきものが有った為、1年半先の今回の祈祷を見通して残しておいたのかは分かりません。

 それにしても、この家の
観音菩薩様にしても、涙が出るくらい優しい御神霊様ですし、伏見稲荷様にしても、此方の間違い?、気がつかなかったもの?を正せば、許してくださる優しさがあります

 真の神霊は、此方が誠意を見せれば、許してくれます。

 良い勉強になります。

 

 *全般的に言える事ですが、この鳴釜をもって祈祷をされるこの領域の方、又各種の祈祷をされる方も、祈祷の子細を祈祷の依頼者の方に具体的に説明する義務が有ります

 *鳴釜をされる方については、釜が鳴ったからどうこうではなく、鳴ったらその後どうなったのかの子細を、具体的に説明されるべきです

 *鳴釜祈祷の子細を、祈祷依頼者に具体的に説明出来ないこの領域の方は、この神事の継続はお考えになった方が良いと思います。

 釜はど素人でも簡単に鳴らす事の出来るものですので。

 *偉そうな事を言うつもりはないのですが、この神事に向いていない方がこの神事を続けて行くと、その方の身辺が大多数の方のそれとは違い、不安定な方向に巻き込まれて行く様に思えてなりません。

 間違っていれば、御許し願いたい。


 祈祷が続いている為、上記したこの祈祷時に展開された内容量も、先ず半分以下の情報しか登載する事が出来ませんでした。

 私も妻も忘れてしまっているのです。

 申し訳ないです。






 










 
鳴釜神事の実際と考察