平成24年、正月三が日間の我家の神霊の様子と、
伏見稲荷大社、命婦専女神様からの妻へのことづけ
チビの姿が消えてからもう何ヶ月経ったのだろうかと考える事がよく有ります。
何時も目の前でちょろちょろしていたのが、ある日突然居なくなったのですから、やはり淋しい気持ちはあります。
あえて呼ばない様にしていましたが、正月は帰って来るだろうという予感は有りました。
正月前、此方の女の巳神様とは、今年の感謝の気持ちを伝えたり、来年の事を聞いたりしていましたが、何故か一段と表情が穏やかになり、女らしくなって、嬉しそうな表情が見て取れます。
12月27日(火)の朝、女の巳神様は、表地が赤で、裏地が金色の帯を結んだ姿で出て来ました。
何も言いませんが、女の部分をもっと前に出したい、女でいたい、母親でいたい、という思いを見せたのかも知れません。
その後、直に何時もの姿に戻りました。
男の巳神様をお呼びしますが、お姿は見えません。ただ鋭い眼光を感じます。
「まだ、解らんのか」。
約2年程前からの男の巳神様の私に対する、重々しく、鋭い言葉、眼光、これに対し、「何が分からんのや、はっきりと言え」という私の反抗に、横に居る男の巳神様を見て、困った様な表情で私の方を見る女の巳神様の表情が、気の毒でなりません。
H24年1月1日(日)
何時もの様に、私は妻より早く起きて祀り事をします。
此方の神霊と、伏見稲荷大社、命婦専女神様に対し、感謝の意を述べさせていただきます。
正月とはいえ、何時もと同じ様に祀ります。
小餅が増えただけです。
そして、お酒の量と数が増えただけです。
一つは此方の神霊に、もう一つの丼鉢は伏見稲荷の命婦専女神様にお供えしました。
あ、居るな、と感じます。
そうこうする内に、妻が起きて来ました。
私、「どや、チビ、居るやろ?」。
妻、「チビが帰って来てるわ」。
私、「ちょっと、よそよそしいな?」。
妻、「男の地神さんの頭の下に、女の地神さんの頭があって、その真ん中にチビが居るわ」、「皆、嬉しそうにしているわ」、「男の地神さんも嬉しそうにしてるわ」。
私、「チビ、よう帰ってきたな、ゆっくりしいよ」、「こっちにおいで」。
妻、「目の前に来てるわ」。
正月は帰って来ると思っていました。
只、三日目には帰ってしまうだろうという事も分かります。
人間の子供と同じで、少しの期間会わなかったら、恥ずかしそうにしています。
一家水入らずで居ますので、今日は何も聞かずに終わりにしました。
H24年1月2日(月)
何時もの様に、妻より早く起きて祀り事をします。
此方の神霊と、命婦専女神様に対し、感謝の意を述べます。
命婦専女神様に気を向けると、綺麗な音がキ〜ンと響き、耳に入って来ます。
通じたと感謝します
妻が起きて来て来ました。
私、「「伏見さん、来とってか?」。
妻、「何か、右上の方に、何かの割れ目の様な所から、白い?、金色?、の綺麗なものが降り注いでいるわ」、と言います。
私、「命婦専女神様、何時も有り難う御座います。今年も宜しくお願いします」、「命婦専女神様、お忙しいとは思いますが、どうかお姿をお見せください」。
妻、「稲荷さんの顔・・、目と口だけ・・・、が、丸い、光る玉をくわえて出て来たわ」、「下から人間の両手がそれを受け取ってるわ」、「私の手やわ」、「稲荷さんと手が消えて、こんなものになったわ」、と言って、図に書きます。
私、「あんた、ええな〜、良いものもらって」。
私、「チビは?」。
妻、「今日はお母さんの口元にひっついているわ」、と言います。
私、「チビ、こっちにおいで」。
妻、「私の前に来てるわ」。
私、「今日は男の地神さんは?」。
妻、「今日は見えないわ」。
今日も、何も聞かずにこれで終りにしました。
平成24年1月3日(火),朝
何時もの様に、朝祀り事をします。
此方の神霊と、伏見稲荷様に感謝の言葉を伝えます。
今日は何かが起こりそうな気がします。
チビが帰ってしまいそうな気がします。
目を開けた状態で地神様の前に座ると、目を開けている真ん中に、小さな光りが見えます。
目を閉じれば消えてしまいます。
目を開ければ光が見えます。
チビだな、と思いました。
そうこうする内に妻が起きて来ます。
私、「チビ、出てるやろ?」。
妻、「今日はチビが丸く光る玉の中に出てるわ」、「お父さんとお母さんの真ん中に出てるわ」、と言います。
私、「チビ、あんたが居る世界は、どんな世界や?、教えて」、と聞いてみました。
妻、「チビがこっちを向いて、口を菱形にしたわ」、「何か聞くと、こんな目をするわ」、と言って、図に書きました。
私、「命婦専女神様、昨日は有り難う御座いました」、とお礼の言葉を伝え、「稲荷大神秘文」を上げました。
妻、「キ〜ンと両耳が鳴ってきたわ」、「光と音の中?に、中心が深くて、白い光の色の渦の様な輪が出て来て、祝詞の言葉に、所々がキラッと光っているわ」、と言います。
私、「・・?・・・」。
命婦専女神様には、この事のお礼を述べましたが、正月でもありますし、此方の神霊に対しても、何も言わずに終りにしました。
1月3日の夜、
今から展開される場面は承知していました。
私、「地神さん、チビ、居るか?」。
妻、「女の地神さんだけが見えるわ」。
私、「地神さん、チビ、行ってしまったん?」。
妻、「地神さんの前に、二本の線が見えるわ」。
私、「地神さん、行ってしまったんやな」、「地神さん、また、チビ、必要な時は呼んでくれるか、それで、毎日供えるお菓子とかは、チビの所へ持って行ってな」。
妻、「うん、と首を下にしたよ」。
私、「あんた、淋しいないんか?」。
妻、「普通の顔してるわ」。
この女の巳神様を見ていると、何故か可哀想に思えて仕方がありません。
私が殺生して作った神霊ですので、聞いている方は矛盾を感じると思いますが、これは深い物語があります。
何故私が自分の中に入っている神霊(女の巳神様)が見えないか、男の神霊と女の神霊との関係、私の元の存在、使命、妻がこのお役になった経緯、男の地神様の元のお姿と使命、この事は男の神霊には聞いていますが、また、機会が有れば書きたいと思います。
しかし、まだまだ先になりそうです。