兵庫県高砂市鹿嶋神社の
    正一位八秀稲荷大明神様の御神霊様
 
 久しぶりに、高砂市の鹿嶋神社にお参りしてきました。

 一応美容室は開業したのですが、度々「勝手ながら本日出張の為、臨時休業致します」(祈祷の為とは書かれませんので)という張り紙をドアに貼り店を休むものですから、開店休業の状態が続いています。

 若くて、一番油が乗っている方が美容室を開店しても、お客さんが来ない為に廃業される所が多い現実ですので、まあー当然かな・・・・と。

 午前中は妻の病院について行き、軽く外で昼食を済ませて、さて、帰って店でも開けるか、開けてもお客さんは来ないし・・・と考えながらふと窓の外を見ると、高御位山(たかみくら)が見えます。

 標高300メートルの山ですが、秋、紅葉の時期になると、頂上には御年配(私も含めて)の方々で、座る所を探すのも苦労するほど人気?がある山です。

 その下に、鹿嶋神社が在ります。

 この神社は子供の頃からよくお参りしていますので、安心?してお参り出来ます。

 からっ〜としています。

 澱んだものが有りません。

 兎に角神社は恐い、こんな恐い所はありません。(注:神社にもよります)

 寺は人間の事情でドロドロしていますが、恐いという場所ではありません。

 鹿嶋神社に着き、御神殿の前に立ち、此方の巳神様をお呼びしました。

 全く御姿が出ません。

 重々承知していました。

 余りにも御祭神様の威力が強過ぎるのでしょう。

 「身滌大祓」を上げて、まあ・・・これも・・失礼な話ですが、「鹿嶋神社の御祭神様、御姿をお見せください」と言ってみました。

 当然ですが、何も出ません。

 当たり前の話です。

 鹿嶋神社の神様、・・・私達の事情を述べ、ある事の先を聞いてみました。

 私、「出るか」。

 妻、「何も」。

 私、「鹿嶋さんの神様、どうか「字」で教えてください」。

 妻、「「く」という字が出て来た」。

 私、「神様、その先を見せてください」。

 妻、「「る」が出て来た」。

 私、「くる・・・?、くるしみか?」。

 妻、「「くる」の下は何も出てこないよ」。

 私、「神様、「くる」→「来る」と取りますが、そうならば、一瞬の光を見せてください」。

 妻、「何も出ない」。

 当たり前です。

 失礼な事をしてしまいました。

 まあ、私に取って、子供の頃から神社といえば、村の「おやくっさん」と「鹿嶋神社」でしたので、この様な振る舞いになってしまいます。

 勿論、鹿嶋神社の御祭神様にはよく謝りました。

 そして今日此処に来ようと思ったのは、この御祭神様の御姿(存在)を何とか見ようと(失礼な事ですが)思ったからです。

 本殿の向かって左側、登山道に入った所に、「正一位八秀稲荷大明神様」の御社が在ります。



 此処の御祭神様の御姿を見たかったわけです。

 正一位を名乗っておられるので、伏見稲荷大社から勧請された神様です。

 自分で言うのもなんですが、伏見稲荷様なら、そしてその稲荷様自体に何も問題が無いのなら、先ず御姿は出て来ます。

 先ず此方の巳神様を出します。

 私、「地神さん、御姿を見せてください」。

 妻、「大きく、真っ白で立体的に出てる。腹の鱗もはっきりと出てる」。

 私、「そやろ」、「御神殿の前では出なかったけど、此処では出るやろなー」。

 妻、「地神さん、稲荷さんの御社の前に行ってるわ」。

 「正一位八秀稲荷大明神様」の前に立ち、「稲荷祝詞」を上げ、此方の住所、名前を告げ(解っておられると思いますが)、どうか御姿を御見せください。私達の事は、伏見稲荷大社の命婦専女神様に聞いてくださいと言いました。



 妻、「何も出て来ないよ」。

 私、「出ーへんて?」、「そんな訳ないやろ」、「地神さん、この御社の稲荷様を御呼びください」。

 妻、「出てない」、「稲荷さんの姿は出ない」。

 私、「ぅんな訳ないやろ」。
 
 妻、「稲荷さんは出ないけど、地神さんの腹の辺に、真っ白に三角が出てる」、「真っ白」、「地神さんも真っ白」、「地神さんがものすごく大きく出てる」、と言います。



 私、「巳さんか・・・?」、「この稲荷社は、巳さんか・・・・?」、高砂、鹿嶋神社に居られる「正一位八秀稲荷大明神様」は・・・、巳さんか?

 妻、「地神さん、嬉しそうな、力強い顔してるわ」。

 私、「そらー、そうやろ?」。

 この高砂市阿弥陀町の鹿嶋神社の「正一位八秀稲荷大明神様」は、伏見稲荷から来られた「巳神様」と取ります

 伏見稲荷大社が在る稲荷山は、蛇、龍神信仰の山、其処から来られた「巳神様」と取ります

 尚、妻が上記した絵ですが、此方の巳神、三角形、どちらもが真っ白に輝き、絵には書けないと言います。

 この「正一位八秀稲荷大明神」の上に、三体の稲荷様?、太郎坊様も祀られていますが、私がその方に気を向けると、妻が急に息苦しくなって来たと言います。

 まあ、今日はこれ位にして帰れ、と取ります。

 鹿嶋神社に来て、息苦しくなったのは初めてです。

 もう退散した方が得策です。

 課題が残されました。










 
鳴釜神事の実際と考察