その少し前位から匂いに敏感になったり、口に入れるものによっては体が拒絶反応を起こします。
それがどんどんエスカレートし、今では殆んどの食べ物に拒絶反応を起こすようになりました。
勿論病院にも行きましたが、お医者さんにも分かりませんし、挙句の果てに、甘えていると説教をされました。
こんな事を言われると余計に外出も出来なくなり、この頃では、家の中に誰か人の気配がすると言う様になりました。
遠方でしたので、住所と名前を聞き、何が障っているのかを聞いてみました。
先ず、紐のねじれた様なものが見えて来ました。
ねじれたものに、紐が巻きついている様に見えます。
青い菊の葉っぱも見えます。
ねじれた紐の様な横に、吊り上がった斜めの線が出て、その下には動物の鼻の様なものが見えます。
「ええかげんにしとかんかい」、と言うと、顔の様なものが出て来ました。
目は動物の目です。
口の様に見えるのは、人間の口がうすら笑った様な形に見えます。
直に縦の線が１本、斜め横に走る線が３本出て来ました。
この方の場合、途中で本職の予約電話がかかって来ましたので、一日目はこれで終りにしました。
少しおいて、二回目も同じ様に、何が障っているのかを聞いてみました。
この娘さんと思われる女の人が見えています。
その女の人の周りに、白い霞の様なものが見えます。
白い霞の様なものが、後ろから包み込む様な感じに見えます。
この娘さんの障りは、この家には血のつながりのない仏様が祀られている事、直系でない仏様、勿論この家の宗旨がつける戒名ではない位牌があります。
其処から来る不安定さと、偶々行った近所の神社のチンピラ眷属が面白がって影響を与えています。
占いですか？、とお年寄りの声で電話が有りました。
一瞬、感じとして、お断りしょうかなと思いましたが・・・・。
長年客商売をしていますと、この電話の主本人は承知しているのかどうか分かりませんが、いいかげんな人生を歩んで来て、自分の不徳から災難を背負い込み、子供にも見放され、老年になって余り良い環境に住んでいないのが分かります。
内容を言ってくださいと言ってしまいましたが、内心、しまったと思いました。
内容は、１ヵ月位からシャックリが止まらずに、気分が悪いと言われます。
大きな病院に行きましたが、医者からは、こんな病気はないと言われたと言われます。
医者は逃げたな、と思いました。
私も断れば良かったと後悔しました。
「なんぼ（見料）」、と言われます。
「そっちへ行ったら、帰りは送ってくれるか」、と言われます。
「何をぬかす（言う）か」、と思いながらも、「何にも要りませんから」、と言いながら、此方の巳神様に聞いてみますので、１０分位後に電話をしてくださいと言い、電話を切りました。
何も要りませんと言うと、相手の嬉しそうな声が・・・・。
「あんた、ちょっと間違っとるで」と思いながら、聞いてみました。
妻、「頭が狐で、体が蛇で、魚の尻尾がついてる、色は真っ黒」、と言います。
私、「お前、このおばはんに憑いて楽しんでる奴か？」、「汚い〜顔して、そんなもんで、よう居れるな」、「ボケが」。
妻、「赤い舌が左右に出たわ」。
私、「釜焚いて、消すぞ」、と威嚇しました。
妻、「地面に溶け込んでしまったわ」、と言います。
この老人は借家に住んでおられる様ですが・・・・・、借家の地面に隠れられても・・・・。
正直なところ、自業自得、此方のやる気が起こりません。
「又治りますわ」と言って、電話を切りました。
３８歳になる女性が母親と一緒に来られました。
４〜５年前に離婚し、１０歳の娘さんと一緒に暮らしていますが、３年程前から体調を崩し、微熱が続くと言われます。
この頃は、体を何かがさわる様に感じ、それは子供と思うと言われます。
近所の拝み屋さんに観てもらうと、多くの霊がうようよと憑いていると言われたそうです。
此方の巳神様に、この女性に何が障っているのか聞いてみました。
Ｖ字形に掘れた地面の中間の位地位に、黒い四つの花びらの様に見えるものが出て来ました。
その下のＶ字形の切れ込みには、黒い色のものが見えます。
その黒い色のものの雫の様なものが、下に落ちています。
この女性の住んでいるアパートの土地の障りですが、こいつに脅しをかけると、案外近所の拝み屋が神様として崇めているものの姿が出るかも知れません。
そこまで追求しなかったのは、はたしてこの親子が、私の言っている事を何処まで信用しているのかと疑問に思ったからです。
この女性にしても、新しい彼氏でも出来たら、気持ちもそちらの方に行き、こんな事は感じなくなるでしょう。
今までこの女性が住んでいる住所の近くの方が何人か相談に来られています。そしてこの近所の同じ拝み屋さんに観てもらったという方が居ますが、同じ様に黒いものが出て来ます。
困ったものです。