白狐様(命婦専女神様)との朝の一こま
 毎朝、白狐様(命婦専女神様)とは、此方の神霊をお祀りした後、此方の神霊の御社の横を白狐社が在ると念じ、祝詞を上げます。

 失礼な事ですが、人間ですので、その日の気分によっては、「こんな事しても、本当に通じているんかいな」と思いながら手を合わせる事もあります。

 大いに反省。

 妻がしょっちゅう(毎日)体中の痛みや不調(これは複雑で、この領域も関係するし・・・、毎日この領域の相談事が入りますので・・・、余り人に言うと誤解が生じますので・・・・)を訴えますので、此方の巳神様や白狐様には、妻の体を守ってやって欲しいと頼んでいます。

 それに対し、此方の巳神様や白狐様は、「大丈夫、心配するな」、と優しいお言葉や態度で安心させてくれるのですが、此方は人間です。直に、「ほんまかいな」、と疑うわけではないのですが・・・、やはり疑うのかな・・・・・?。

 先日も、妻が体が痛いと言うので・・・、又同じ事を聞くのも・・・・・、それも、伏見の命婦専女神様に・・・・、いくら懇願しても・・・・、いくら修行をしても、この様な神霊と縁が持てるわけでもない神霊と・・・・、それも過去、何回も同じ様な事を聞いて・・・・・、その都度、丁寧に御姿を見せて頂き・・・・、大丈夫と太鼓判を押されているのですが・・・、有り難いとは思いますが・・・・・、人間ですので・・・・・。又聞いてしまいました。

 そして御鎮座壹千参百年奉祝記念大祭が終わるのを待って、10月11日の朝、手を合わせている妻には内緒(言葉に出さず)に、

 私、「白狐様、何時も御守り頂いているのは重々分かります、それは良く分かります。そして御姿を御見せ頂けなくても宜しいのですが、白狐様、妻の体の痛み、これは大丈夫でしょうか」、と言いました。

 妻、「地神さんの横に、丸く、白く光るものが出て来た、何言ったん?」、と言います。

 やっぱり、通じてる・・・。

 私、「白狐様、何時も御守りくださいまして有難う御座います。妻は体が痛い(これは大腿骨頚部骨折によって、体にかかるバランスが崩れて、それからの影響も考えられるのですが・・・・、何回も階段から落ちて背骨は折るし・・・、又頭から落ちて頭で石膏ボードの壁を突き破ったり・・・、妻の家系は運動神経が欠落した方が多く・・・・、前後左右の動きは出来ますが、とっさの動作が不得手な様で・・・・、婦人科の手術、泌尿器科の手術で内臓のさわり過ぎもあったり・・・、何しろここ10年間で27〜8回の入院をして・・・、去年の8月から今年の8月で、9回の入院で・・・、そのしわ寄せは全て私に来るのですが・・・、娘が居たら協力もしてくれるのですが、息子では・・・・、その入院も殆んどが救急車で・・・、夜中に・・・、早朝に・・・、救急隊員の方とは顔見知りになってしまうし・・・・。⇒この事を此方の巳神様に聞くと、「お前のお役」、と言って、赤い舌を出すし・・・。困ったものです。この先ずっと嫁さんの顔色見て生きていかなあかんのかいなと思って・・・。愚痴になりました。)痛いと言います」、「どうか守ってやってください」、「この先、どうも無いですか?」。

 妻、「丸いものが光ったけど」、と言います。

 私、「何時もしょうもない事を聞いてすみません」。
 
 妻、「何なん?」。

 私、「白狐様、有難う御座います」、と何度もお礼を言い、「稲荷大神秘文」を上げ、お帰り願いました。

 妻、「光る玉が、すーと線の様になって上に消えて行ったけど、何?」、と言います

 私、「白狐様や」。

 妻、「何?」。

 私、「知らん」。

 


 


 前日の祈祷が、まあ、この頃は何時もそうですが・・・、この領域をやればやる程、深く、広く、強く、分かる様になればなる程、いろんなものの障りが体に入って来ます。

 もう此方の体や精神の限界を超えている事は確かなのですが・・・・、これは私達のお役の仕事ですので何も不満は無いのですが・・・・、私はそれなりの事をして現在に至っているので、何ら問題は無いのですが、妻の方にはそれなりの負担が体に入って来ます。

 この事に関しては、此方の巳神様や白狐様にはそれなりの加護を頼んではいて、それに対して、「心配は要らな」、という答えを頂いているのですが・・・、。

 つい先日も、同じ事を聞いたのに・・・、又聞いてみようと白狐様に此方の気を向けると、途端に右耳からキ〜ンという音が入って来ました。

 「来てあった」。

 キ〜ンという音は、右耳から入り左の耳に抜けて行きます。

 「やっぱりな〜」。

 「いらん事考えられへんやないか、有り難いけど」、と思いながら白狐様には礼を言い、何時もの様に「守ってやって欲しい」、と頼みました。

 キ〜ンという音は鳴り続けています。

 「稲荷心経」を上げて、お帰り願うまでキ〜ンと鳴り響いていました。

 妻は前日の祈祷の疲れで私より少し後に起きて来ました。

 私、「今朝、白狐様来てあったよ」。

 妻、「白狐さんと違うわ」。

 私、「何寝とぼけとるんや、少し前にお呼びしたら来てあったという事や」。

 妻、「目の前に白い稲荷さん、来てるけど」。

 私、「?????????」。

 私、「あんた、白狐様の使いの神様やな?」。

 妻、「うん」、と頭を下げたわ。

 やっぱり、通じるな・・・・・・・・。









 
 
鳴釜神事の実際と考察