卓上旋盤購入 PRO
SPEC (PSL350-VDD)
|
![](kougu-senban/P1010999.JPG) |
・旋盤市場にて卓上旋盤を購入
PRO SPEC (PSL350-VDD) デジタルスケール付きの本格卓上旋盤。
旋盤市場はメンテナンス込みでの価格になるのでオークションと比較すると 少々高めだが、きちんと精度を出してくれているので旋盤市場は絶対におすすめ!
ネットで見ると、ノーメンテ品を買い後で後悔している方がたくさんおられるようです。
使い続けると自分で調整や改良が必要になってくるので何も出来ない方は難しいかも。
|
![](kougu-senban/P1020002.JPG) |
TNM初作品は、PS-3ゲームコントローラー ロジクールGT FORCE PROに実車ステアリングが装着可能になるステアリングボスの作製。
これ1つ作るのに削り出した切りクズは買い物袋8分目!
削り出すとすぐに旋盤の周りが切りクズだらけで、削ってはクズ捨て!削ってはクズ捨て!の繰り返し。
結構大変です。
ボタンも使用可能にしたいので配線キットも考えて・・・
・近日発売予定・
|
![](http://www.senban.jp/image/link/tmp/senban_ichiba234x60.gif) |
購入してしばらくすると回転が乱れガタガタと暴れ、徐々に低回転域が使用出来なくなり、最終的に動かなくなりました。
、初期不良で基盤を送る事になりました。
旋盤市場さんのサポート窓口はとても親切でメールの返事が早く助かりました。
オークション等で安い物を買っていたら鉄くずになる所でした。
深夜にトラブル発生メールをして寝たら、早起きたら返信が来ていてビックリしました。(寝てないのか?)
|
![](kougu-senban/P1020156.jpg) |
と言う事で、いい機会なので総バラシ点検をする事にしました。
全てをバラシ点検をしましたら、数点気になる部分があり、そのうちの一つが重症でした。
元が中華製なのでしかたがないので自分で加工し修理します。
・ギヤが回らない。
シャフトの反対側(右)のブロックの取付け角度&位置が悪く、ロックされてしまっている。
対応策は、旋盤の本体のペンキの凹凸を平らに削りボルト止め穴を広げ、ガタ無くスムーズに回る位置で固定した。
・無給油部分の軸にサビが発生していて見落としたままだと確実に寿命が短い箇所がいくつかあるので、購入後は総バラシがおすすめ。
自信がない方はあきらめるしかない。
|
![](kougu-senban/P1020159.jpg) |
まだ少ししか使用していないのに送りギヤの中は破片だらけでギコチなく回る。
対策は、カバーを装着した。
自動送り時に掴む部分周辺の部品と組み立てがザツで、ボルトやワッシャが曲がるほど強引に組み付けてあるので改良の余地あり。
|
![](kougu-senban/P1020168.jpg) |
共振防止対策と、自動送りシャフトへの配線巻き込み防止カバーの延長化(白のプラ板)。 |
![](kougu-senban/P1020176.jpg) |
角度ゲージに調節可能な、送りすぎ防止ストッパーを付けた。 |
![](kougu-senban/P1020160.jpg) |
Monotaroで販売されているシャンク9.5oの旋盤バイトが0.5oほど削らないと使用できないので、台の方を0.7o 自作CNCでフライスした!
後日、刃物台のレバーをクランプレバーに交換しました。
|
![](kougu-senban/P1020175.jpg) |
このモデルには付いていクズ防止ブレードを自作CNCで作りました。
奥は当たり面先を0.3oにし、ふき取り効果を上げてます。(左側にふき取られたオイルじみ)
|
![](kougu-senban/P1020170.jpg) |
LED通電確認式のセンターゲージを作りました。
刃先が触れるとLEDが光ります。・・・その位置でデジタルゲージをリセットすればおおよその寸法がでる。
|
![](kougu-senban/P1020220.jpg)
|
芯押し台固定ボルトをワンタッチレバー式に改造しました。
主な材料は、I ボルト、隙間埋めカラー、クランク削り出しボルト、刃物台から取り外したレバー。
ボルトをクランク軸に削りました。
素早い位置決めが出来すごく便利!
ロングレバーに改良したのでクイックがとても軽い!
|
![](kougu-senban/P1020421.JPG) |
<裏面の操作レバー達>
わざわざ立ち上がって裏を除くのがしんどくなって改良しました。
・HIGH - LOW切換えレバーは使いずらいのでロング仕様にしました。
・自動送りレバーのツマミの内蔵スプリングがとても固くて引張れないのでデカワッシャに変えました。
さらに、後方にカガミを置き正面から切換え位置を確認できるようにしました。
|
![](kougu-senban/P1020425.JPG) |
自動送りの自動解除装置を某Webページを参考に作りました。
精度を上げるには、チョットしたコツが必要です。
|
![](kougu-senban/P1020422.JPG) |
自動送りピッチギヤの交換を簡易にする為、蓋をチョウバンで開閉出来るようにしました。
交換作業がすごく早くなった。
|