Beatles LOVE ― これは新アルバムと言えるのか?

ビートルズの新作とも言われる『LOVE』が発売されるという。 シルク・ドゥ・ソレイユがビートルズをテーマにした舞台を公演しており、 そのためにジョージ・マーティンが多くの音源を再構築したらしい。 しかし、これは“新しいビートルズのアルバム”と言ってよいのだろうか?

Beatles LOVE
Beatles LOVE(ジャケット)

ビートルズの新アルバムが発売されるらしい。 シルク・ドゥ・ソレイユがビートルズをテーマにした舞台を行っており、 そのためにジョージ・マーティンが曲をマスタリングし直していたらしい。 そしてそれをアルバムとして発表する――という流れのようだ。

収録曲:

  • 1. Because
  • 2. Get Back
  • 3. Glass Onion
  • 4. Eleanor Rigby / Julia (Transition)
  • 5. I Am The Walrus
  • 6. I Want To Hold Your Hand
  • 7. Drive My Car / The Word / What You're Doing
  • 8. Gnik Nus
  • 9. Something / Blue Jay Way (Transition)
  • 10. Being For The Benefit Of Mr Kite / I Want You (She's So Heavy) / Helter Skelter
  • 11. Help!
  • 12. Blackbird / Yesterday
  • 13. Strawberry Fields Forever
  • 14. Within You Without You / Tomorrow Never Knows
  • 15. Lucy In The Sky With Diamonds
  • 16. Octopus's Garden
  • 17. Lady Madonna
  • 18. Here Comes The Sun / The Inner Light (Transition)
  • 19. Come Together / Dear Prudence / Cry Baby Cry (Transition)
  • 20. Revolution
  • 21. Back In The USSR
  • 22. While My Guitar Gently Weeps
  • 23. A Day In The Life
  • 24. Hey Jude
  • 25. Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
  • 26. All You Need Is Love

これは“新アルバム”と呼んでよいのだろうか? 『Let It Be... Naked』は確かに原案に近い形に戻したという意義があった。 だが今回はどうだろう。メンバー全員の意思が反映されているわけではない。 ジョージ・マーティンと、残ったメンバーの意図、 さらにシルク・ドゥ・ソレイユ側の意向も混じっている。

関係者コメント:

ポール・マッカートニー:
「このアルバムはビートルズを復活させたよ。 いきなりジョンとジョージが僕とリンゴと一緒に演奏しているからね。 まるでマジックみたいだね。」

リンゴ・スター:
「ジョージとジャイルズはこれらの楽曲を素晴らしく組み合わせたよ。 とてもパワフルだ。僕等がレコーディングしたことさえ忘れていた音も聴けたよ。」

ヨーコ・オノ:
「このアルバムは Love の雰囲気を持っているのでタイトルも“Beatles LOVE”。 美しさと斬新さを前面に出した作品です。」

オリヴィア・ハリスン:
「素晴らしい音楽です。 曲を分解しても一つ一つが全体の要素になっているのが驚きです。」

トニー・ワーズワース(EMI会長):
「録音された音楽史における最も偉大なバンドの新しい一面です。」

コメントを読むと “すごい作品” のように思えてしまう。 ただ、過度な宣伝でなければよいのだが……という思いもある。 シルク・ドゥ・ソレイユの舞台自体はかなり好評らしいので、 その演出と音がどう融合しているのか気になるところだ。

Love
Love

Limited double 180gm vinyl LP pressing. LOVE is not merely the soundtrack to the stunning Cirque du Soleil show of the same name. It is a fascinating reworking of numerous classic Beatles recordings by the band's original producer, Sir George Martin and his son Giles. In creating the music for the show and for the album, George and Giles have created a continuous 'soundscape' - a series of well-known Beatles songs augmented by additional instrumentation and vocals taken from their vast bank of original multi-track tapes.

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