無門館
設立    昭和48年2月
創立者   尾川可住 師範・六段

大道無門千差路あり此の関を透得せば乾坤に独歩せん

(大いなる道に入る門は無いが、その門はどの道にも通じている この関を透り得たなら、その人は大手を ふって大地乾坤を独歩する事が出来る)

無門慧開禅師の書「無門関」の冒頭の一節です。
無門館の名の由来となったこの言葉は、宇宙の真理に至るには決まった入口がなく色々な入り方があるという事をあらわしています。また、一体感を味わうことが出来ると言う意味もあります。

先代、尾川可住師範は「20代の頃に東京体育館で行われた古武道大会で塩田剛三師範の演武を見て以来合気道の美しさに魅せられ、新宿の本部道場を探し出し稽古に通うようになり、そこで合気道の素晴らしさを知った」と語っておられました。

また、昔から禅に興味のあった尾川師範は合気道の持つ精神的な奥義に禅の心を感じ、もし自分が道場を持つ時には「無門館」と言う名前にしようと決めていたのだそうです。

興味のある方は是非、無門館の門戸を叩いて見て下さい。


無門館 遠藤利之
尾川 師範
無門館案 内稽古日画 像ブログリンク問合せ