ソウルタワー/明洞(Seoul Tower & Myeong-dong)


ソウルタワーと八角亭

旅行第一日目

まる子:見て、見て!日程表、作ったよ!

<韓国旅程表>
11/3(水)11:00 成田空集合 13:30-16:10 東京(成田)-ソウル(仁川)  17:00-18:00(?) 仁川空港-世宗ホテル 18:30(?)ホテル到着(送迎付)
空港第2ターミナル                           バス停13番「605-1」
11/4(木)7:30 ホテル出発 8:35-10:23 清涼里駅-加平駅 11:00 南怡島(ナミソム)到着  (午後)春川 ロケ地めぐり  (夕方)ソウル到着
             急行/無窮花号
11/5(金)8:00 ホテル出発 10:00 ロッテホテル集合<板門店ツアー(6〜7時間)> 17:30 ロッテホテル着
11/6(土)8:30 ホテル出発 1日ロケ地めぐり&市内散策
11/7(日)7:30 ホテル出発(送迎付) 7:50-9:00 世宗ホテル-仁川空港 11:30-13:40 ソウル(仁川)-東京(成田)        お疲れ様でした   
                                      

数日前に冗談で「旅程表でも作っちゃうか・・・」という話をしていたのだが、本当に作ると思わなかった。(^_^;
ねじき:こういうのがあると旅行って感じがするね、いつも行当りばったりだからさ
さすが、まる子さん、A型だ!(Pi-子もねじきもB型)

飛行機は定刻、13:30に出発し、16:10頃にはソウル、仁川空港に到着。

10年ぐらい前に韓国へ来た時は金浦空港でしたが、2001年に仁川国際空港が開港。
今では所要な国際便がこちらに到着するのです。(羽田発−金浦着というツアーもありますが)

まる子:旅程表にも書いておいたけど、明洞の「世宗ホテル」前に行くにはバス停13番"605-1"番のバスに乗るんだってよ。
Pi-子:あっ、その前に携帯電話のレンタルサービス予約しているので空港内の"LG Telecom"のカウンターへ行きたい
ねじき:携帯レンタルするの?
Pi-子:うん、今回は別行動の日があるし、韓国の友達とも連絡をとりたいので、あった方が便利かな〜と思ってさ。 レンタル料金も5日間で1000円ぐらいだし
(通話料別)

しか〜し、ここ仁川空港はアジア地域のハブ空港として建設されただけのことはあり、かなり大きい
LG Telecom のカウンターを探すが、なかなか見つからず (@_@)~

まる子:むやみに歩き回っていないで、誰かに聞いてみようよ。
Pi-子:そうだね、そこのカウンターのお姉さんにでも・・・あ、あった。そこだ。

LG Telecom 発見!

プリントアウトしてきた予約クーポンを見せると、お姉さんが簡単に日本語で説明をしてくれて、携帯はすぐに受け取ることができた。
あれっ、でもこの携帯って画面が小さいし、白黒だし、IT先進国の韓国においてはものすごい旧式なんじゃないのかな?(^_^;
・・・ま、5日間だから、いいかぁ・・・

さっそく借りたばかりの携帯電話で予約してあるホテルに電話。
明洞の世宗ホテル前まで迎えに来てもらえるようお願いする。

では、いざ明洞へ!
13番のバス停へ行き、"605-1"番のバスへ乗り込む。
Pi-子:チュンサン(&ユジン)の席、ゲット!
と運転席から向かって一番後ろの左側の席をゲットするPi-子とまる子。

ねじき:・・・何それ?
Pi-子:ねじきも「冬ソナ」1回目だけは見たじゃんっ、ユジン&チュンサンの出会いの時&さぼりに行く時にバスで乗った位置だよ。
ねじき:そうだっけ?よく覚えてない。

かなり、いい加減に見ていたからな・・・もっとも私もこの間ねじきと一緒に見なきゃ覚えてなかったけどさ。 (余談ですが「美々日」でもヨンス&室長が同じ所に乗っていました。)

金浦空港から市内の中心までは車で30分ぐらいで行けましたが、仁川空港はソウル市内からはかなり離れていて、市内までは1時間ぐらい・・・と聞いていたのですが、 ソウル市内に入ってから少しずつ混みはじめ、中心部に近づくにつれ、かなりの渋滞になってしまった。 (その前まではバスの運ちゃんはかなり快調にとばしていました)

5時過ぎにバスに乗って、遅くとも6時半には着くだろう!と思っていたのですが、「世宗ホテル」の前に着いたのは結局7時ぐらいでした。
ホテルのオーナーさんは待っていてくれてるんだろうか・・・一寸不安になりながらバスを降りると

高(コウ)さん:Pi-子さん?
いきなり、1人のおじさんから名前を呼ばれた。

Pi-子:そうです、そうです〜。高(コウ)さんですよね!よかった、バスが遅れたから、帰っちゃったかと思いましたよ。
高(コウ)さん:大丈夫、コノ時間バスはいつも遅れるネ

そうか・・・日本でもこの時間帯は帰宅ラッシュだもんね。

ここから先は高さんのマイクロバスに乗り換えて、ホテルまで直行。
バスはかなり急な坂道を登り、かなり狭〜い路地の中に入っていき「よく駐車できましたね!」というぐらいの幅の所で車を停めた。
高さん:着キマシタ、降リテ!

HP見た時はきれいそうだと思ったんだけど・・・大丈夫かな、ここ・・・
狭い路地を入ってきた時から、再び、一寸不安になっていた。

おっかなびっくり高さんの後をついて中に入ると・・・不安は見事に外れた。(よかった)
台所&リビング、寝室、トイレ&シャワー室(バスタブなし)ミニテラス(?)もあり、さらには冷蔵庫、テレビ、電子レンジ、台所には食器、調理器具一式、 お茶、水も置いてあった。これだけ揃っていて、1泊60,000ウォン(一部屋!)でいいんだろうか?

高さん:ドウデスカ?
Pi-子:とても気に入ったんだすけど、私たち3人で寝室のベッドは2つしかないんですが?
高さん:モウ一つのベッド、コレ

高さん、リビングにあったソファをベッドに変身させた。
ねじき:ソファベッドか。パイプベッドより全然いいね。

全員満足したところで、商談成立(?)。高さんに宿泊費(全額前金)を払う。
ここは日本でいう「ウィークリーマンション」みたいな感じで、普通のホテルのようにフロントがあるわけでなく、宿泊費の支払いとキーの受け渡しは、高さんと直接やり取りすることになる。
最後に帰りの日に何時に迎えに来てもらうか確認した後、「何かあったら何時でもいいから電話して」と高さんの名刺をもらった。

Pi-子:じゃ、早速ソウルタワーへ夜景を見に行きますか
ねじき:夕食は?もうすぐ8時だし、ソウルタワーはもう終わりかもよ。
Pi-子:・・・いや、ソウルタワーは12時までやってるよ。時間かからないと思うから、夕食はソウルタワーの後でも・・・
まる子:ソウルタワーにもちょっとした喫茶店とかはあるみたいだよ。お腹減ってたらそこでもいいんじゃない?
ねじき:ふーん、軽食はあるんだね。じゃあ、行こうか。



「100数える間に来てくれないと怒るわよ(泣)」
ホテルからソウルタワー行きのケーブルカー(ロープウェーだと思う)へは非常に近く、5分もしないうちに到着。
歩いても登れるみたいだけど、夜だし〜、寒いし〜(激寒ではなかったけど)ここはロープウェーで。

ロープウェーに乗ると3分で山頂に到着。
昼間だったら、ロープウェーからも素晴らしい景色が見えるらしい。

ケーブルカーを降りて階段を数段上がると、「美しき日々」で度々登場する「八角亭」を発見!
Pi-子:これって、クリスマスにセナがヨンス(チェ・ジウ)を待ち続けた所だよね(^o^)
お決まりですが、セナの真似して写真を撮ることにする。

八角亭で散々遊んだ後(笑)、やっとソウルタワーの展望台へ。
チケットはソウルタワーの横にあるチケットブースで購入。
展望台だけで5,000Wでした。
(中に入っているオバケ屋敷、民族村とセットのチケットを買うと11,500Wとのこと)

ソウルタワー中に入るとエレベーターで展望室へ行くわけなのだが、これが超高速エレベーターで約230mを一気に上る。
う〜、耳がつんとする。/(@_@)

エレベータを降りるとソウルの夜景が360度見えるが夜景を鑑賞する前に・・・
Pi-子:やっぱりここまで来たら「世の中のイヤなヤツらをギュウギュウ踏み潰して」やらないとね〜v(^o^)
と、Pi-子再びセナになって展望室を1周してみる(恥ずかしいので飛び跳ねはしませんでしたが)

展望室の中 イヤなヤツらをギュウギュウ・・・ソウルタワーからの夜景

タワーの中が明るいせいか(またはカメラが悪いのか)写真がイマイチきれいに撮れなかったのが残念・・・と思ったらソウルタワーは軍事・防衛上の理由から写真撮影は禁止されているんだそうな(帰国後知った)
そういえば、私ら以外にはあまり写真撮っている人がいなかったような・・・(^_^;

まる子:ねじきさん、レストラン入り口の階段を見つけたけど、どうする?
2、3階が展望室、5階は「360度回転する展望レストラン」になっています。
ねじき:う〜ん・・・見たところ洋食みたいだし、値段も高そうだから、ソウルタワーの麓にあった食堂(韓食)にしようよ。
Pi-子:そんなお店あったっけ?

さすがねじき、食べ物のことは目のつけどころが違う。(^_^;A

再び超高速エレベーターに乗って下り、タワーの裏手に出ると、そこもいい感じの展望台になっていました。
ねじき:こっちの方がガラスがない分、写真がきれいに撮れるかも。
まる子:そうかも


と、ねじきとまる子さんは夜景を撮っていたが、この時、Pi-子の興味は違う方向へ向いていた。

ここってカップルばっかりじゃん!

しかも、イチャつき度が激しい・・・ねじきとまる子さんを写真に撮るフリをして、すかさずカップルを激写するPi-子。

ソウルタワーの上にはさほどカップルさんはいなかったんですけどね。
やはりちょっと暗い方がよいのか、それともデート代をケチっているのか・・・

その後、ねじきの言っていたソウルタワーの麓の食堂で辛ラーメン(Pi-子のみ。ねじきとまる子さんは普通のラーメン)を食し、明洞(ミョンドン)の街へ。

明洞(ミョンドン)はソウルを代表する繁華街。平日の昼間はサラリーマンやOLで、夕方から夜、休日は若者でいっぱいになります。
また若者向けのファッションビル、安くてかわいいコスメ屋、眼鏡屋(必ずヨン様の写真が貼ってある)など、いろんなお店が集まっていて、 食事も若者向けの安い食堂から観光客向け(かな?)高級店まで何をするにも楽しめる所です。
東京の街に例えるなら雑多な雰囲気が渋谷っぽいかな。
夜が深まり、お店が閉店する時間になると、今度は露店がたくさん出てにぎやかになります。

Pi-子:おおっ、明洞でも早速ラブラブカップル発見!激写!!
カップルの後ろからこっそり(?)写真を撮るPi-子。
彼のコートに彼女も一緒に入って「寒くないかい?」「ううん、あなたと一緒なら平気(はーと)」

コート着なくても、全然寒くないだろ!!

・・・みたいな熱々な会話をしているんでしょうか?

ソウルタワー裏手 カップルばかり彼のコートの中に・・・ これぞ韓ドラですよ!

まる子:やっぱり韓ドラの国!ドラマの主人公たちになりきってる感じ
Pi-子:イチャつき度は激しいんだけど、キスとか女の子の胸に手をつっこんだりっていうあからさまな行動が見られないんだねぇ
ねじき:手をつないだり、おでこにチューはあっても、ベッドシーンがないからね、韓ドラは
(←なぜ韓ドラ見ていないのに知ってるんだ?)

この時、時間は10時をまわっていたので、明洞はもはや屋台天国になっていた。
通りの右側・左側、さらに真ん中も占領して、衣類品、アクセサリー、フード・スナックと、いろんなお店が建ち並んでいます。

Pi-子:あっ、ビョンホン発見!!!
といっても本物ではなく、露天に貼ってあったポスター

韓流スターグッズの露天の一つへ行ってみると、ヨン様、ビョンホン他、パク・ヨンハ、ウォン・ビン、リュ・シォン、ソン・スンホンなどのポスターやカレンダー、コップ、時計など「こんなものまで」と思うぐらい様々なグッズが販売されています。

隣にいたおばちゃん:ねぇ、これいくら?
お隣にいたのは・・・やっぱり日本人でしたか。

店員のお兄ちゃん:ソレ、25,000ウォン。2ツ買えば安くするヨ。お土産にドウ?
店員のお兄ちゃんも日本語で受け答え。よく見てみると周りは日本人オンリーではないですか!?
お隣のおばちゃんはヨン様グッズ買ってたから、冬ソナツアーかな・・・なんて思いつつ、目はビョンホングッズへ釘付け。

店員のお兄ちゃん:ナニ探してるノ?
Pi-子:ビョンホンの卓上カレンダー!
店員のお兄ちゃん:ビョンホンのカレンダー・・・小さいカレンダーね。これと、これ・・・これもある。

3種類ぐらいのビョンホンカレンダーが出てきた。
これはパソコンで写真を取り込んで作ったものだろう。所謂「海賊版」

まる子:チャン・ドンゴンのカレンダーはないの?
店員のお兄ちゃん:チャン・ドンゴンはないネ。ヨン様、ビョンホン、ウォンビン。
(そういえば、チャン・ドンゴングッズって少なかったな)
ねじき:ビョンホンのこのカレンダーいくら?安くしてくれたら買うよ
店員のお兄ちゃん:もうすぐ閉店だから特別、10,000ウォンでいいヨ。他の人にはナイショ。
ねじき:じゃあ、買う。
まる子:じゃ、私はこっちのビョンホン。

あっ、それ私も狙ってたのに・・・みんなでカレンダーを買うのもナンだし、違うものにしようかな・・・

Pi-子:トランプはいくら?
店員のお兄ちゃん:特別サービスで10,000ウォンにしておくよ。
Pi-子:ビョンホンとヨン様のトランプ買うから、もうちょっと安くして!
店員のお兄ちゃん:う〜ん・・・一ツ9,000ウォンで18,000ウォン。それ以上はムリ。

日本円にして1つ900円か・・・ヨン様トランプは会社の先輩へのお土産にするとして、買っちゃえ。

結局みんなスターグッズ購入。
Pi-子:ねー、何で、ねじきとまる子さんがビョンホンカレンダー買ったの?2人ともビョンホンのファンじゃないじゃん!
まる子:だってチャン・ドンゴンのカレンダーなかったんだもん
ねじき:それはその場の雰囲気ってヤツで・・・

泰造って言ってたくせに。

ねじき:買い物したらお腹が減ったから、何か食べたい
ソウルタワーの所でラーメン食べたじゃん!って思うのだが、いつものことなので口にしないPi-子。

軽食の屋台を物色するねじきについていく。
ねじき:う〜ん・・・おでんの屋台が多いねぇ。でも、もうちょっとおやつみたいなものが食べたい
まる子:韓国にもおでんってあるんだね
Pi-子:のり巻きみたいのもあるよ


他にもお好み焼きやタイヤキみたいなの、トッポギ(細長い韓国餅の唐辛子味噌炒め)、裂きイカのお店もありました。
お腹は減ってないけど、ビジュアルで食べたくなるわ〜

ねじきは多々ある屋台の中から韓国風パンケーキ(揚げ焼きパン?)を買って食べる。
まる子:それって中に何か入ってるの?
ねじき:う〜ん・・・黒砂糖かな?それとピーナッツみたいの。

おいしそうだけど、時間的にがまん、がまん。

11時を過ぎると殆どの屋台が店じまいの準備を始めだしたので、我々も撤収することに。
ホテルに帰ってから、シャワーを浴びて、翌日の準備をしていたら、もう1時半!

ああ、初日から夜更かし

(Pi-子)