最終日…後書きみたいなもの


芸術的な駐車 後ろの車は出れるのだろうか?

眠いっ!ハンパじゃなく眠いっ!

昨日、ベッドに入ったのが4時過ぎ…すぐに眠れたわけじゃないから、4時半ぐらい寝付いたとして、今7時!
睡眠時間、2時間半か…睡眠っていうよりも単なる仮眠だね。
全員、同じような状態らしく、起きてから一言も話さずに黙々と帰り支度を始めてる。

ピンポーン、ピンポーン

高さん:オハヨウゴザイマ~ス!
まる子:え~、高さん、早いよ。7時30分ぐらいに来るって言ったのにまだ15分じゃん。
Pi-子:すみません、もう少し…
高さん:バスが出発スルノデ、早くネ!


行きとは逆ルートでホテルからマイクロバスで世宗ホテル前まで行き、そこから空港までのバスに乗り換えることになっていた。

眠い目をこすりつつ、荷物を詰める…というよりも押し込んだ。
しかし、眠くて頭はぼーっとしてるし、目の下にクマができてるっていうのに、昨日(正確には今日)の石膏パックが効いているせいか妙にお肌がツルツル。
なんか、ちょっと虚しい。

マイクロバスの所まで行くと他の宿泊客たちはすでにバスに乗り込んでいた。
今日は日曜日だから帰国する人が多いんだろうな。

世宗ホテルまでは5分かからないというのに、すでに眠気が…うとうと、としかけたところ到着。
間が悪く、空港行きのバスは動き出していた。
Pi-子:次のバス・・・だね。
ねじき:余裕持って来てるから、間に合わないことはないでしょ


他の宿泊客の人たちもPi-子たちと同様のことを思ったようで、あわてることもなく静観していた…が、
高さんだけは違った!


高さん、急ブレーキでマイクロバスを止めるとダッシュで空港行きのバスへ駆け寄り

バスの車体を手で叩いて停めさせた

Pi-子:…何てことするだ、あのオヤジ。いっぺんで目が覚めたわ。
ねじき:韓国の交通ルールには慣れたつもりだけど…すごいわ
まる子:いくら私たち、宿泊客の為だってねぇ。


高さんの苦労(?)あって、空港行きバスは停車した。しかも、けっこう道の真ん中で。
高さん:荷物は私が移シマス。早くバスへ乗ッテ!
Pi-子:あ…ありがとうございます。

Pi-子たちだけじゃなく、宿泊客一同、口々に高さんにお礼を言い、バスに乗り込む。

高さん:皆サン、アリガト、サヨナラ、また来てネ!!
宿泊客のおばちゃん:はい、来月もまた来ますので、よろしく~!

いくらお隣の国とはいえ、来月も来るんかい!?
オバちゃんの韓ドラパワー恐るべし…

いや、最後までサプライズで寝不足な旅でした。



帰りの飛行機、韓国・仁川空港から成田空港までは約2時間。
これほどまでに飛行時間の短いのを恨んだことはなかった。
なぜって?眠る時間がないんですよ。

昼過ぎには自宅に帰り着くが、ここで寝てはいかん!と思い必死で起きている。
だって、ここで寝たら昼夜逆転しちゃうから、後が辛い…

なんだか時差ボケみたい。
韓国と日本、時差ないはずなんだけどな…

せめて今日の夜は早く寝よう

(Pi-子)