ミッドタウン(Midtown)
ヒルトンホテル室内
「NY ヒルトンホテル泊 4泊5日 ¥69,000」
・・・という広告を見た時、Pi-子は思った。
「NY is calling me ! (NYが呼んでるぜ〜!)」
こ・・・これは、さっそく、行きそうなヤツに電話だっ!
Pi−子:もしもし、Pi-子と申しますが・・・
ねじき:Pi-子さん? どうしたの?
Pi−子:ねじき? あのさ〜、NY 4泊5日で¥69,000っていうツアーがあるんだけど・・・
ねじき:行く!(即答)
・・・このようにして、あっという間にNY行きが決定した。
しかし、なんでこのツアーがこんなに安かったかっていうと、Pi-子の会社が所属している商工会議所の福利厚生のキャンペーン商品だったということもあるけど、
出発が1月なんだよね。 つまり 真冬!
冬のNYの平均気温って極寒なんじゃなかったっけ? 緯度が青森と同じぐらいだし、−5℃とか−10℃とか・・・?
そういえば、ねじきはめちゃめちゃ寒がりだったなぁ(Pi-子より体脂肪が少ない為)・・・ま、いいか。
いざ、NYへ!
やっと、NY到着!さ、どこへ行こうかな・・・と思ったら、もう夕方なのね。(←この辺が格安ツアー)
近年、だいぶ治安がよくなったって話は聞いているけれど、まだまだ日本とは比べようがないぐらい犯罪が多いわけだから、あまり遠くへは行かずその辺を探索しよう。
今回はホテルがNYヒルトンだから立地条件がよくてよかった。どこへ行こうかな。
ねじき:ね〜、Pi-子さん。この近くにいい感じのデリ(デリカテッセンのこと)がガイドブックに載ってるんだけど・・・行ってみない?
・・・でた!ねじきの「お腹へった」だな。
しかし、機内食を食べたっきりだから、Pi-子もお腹へった・・・
さっそく、ガイドブックに載っていたデリへ。
食べ物が見えているから、指をさし注文OK!
Pi-子、パウンドケーキを軽めに(・・・っつっても量が多い!)&コーヒー(これまた量多し)を注文。
ねじきは飲み物に軽食・・・え、パスタまで食べんの!? (くどいようだが量が多いんだ)
ニューヨーク上陸後、初食事だ。 いただきま〜す。
Pi−子:・・・・・・・・・ねじき、味はどう?
ねじき:え・・・・・・Pi-子さんのは?
Pi−子:一口食べてみる?
お互いに料理を交換して一口ずつ試食してみる。
Pi−子:・・・なんつーか・・・個性的な味だね。特にこのパスタ。チーズとパスタがお互いに反発してるっつーか。
ねじき:Pi-子さんのパウンドケーキも大胆な味・・・甘すぎでぱさぱさしていて・・・。
要するに大陸的な味ってことですかね・・・これは!?
ちょっぴり悲しい気分でデリを後にする。
5番街(5th Av.)まで出て南へ少し歩いていくとニューヨーク市立図書館がある。
1897年着工、1911年完成。大貯水槽の跡地に建設されたそうです。建築物としても、その中にある膨大な蔵書・資料も歴史的価値の高いものばかりでしょうが、
私たちの目的はそういうことではなく・・・
ねじき:ここだよね。
Pi−子:そうそう、ここだよ。アッシュがお亡くなりになった図書館。
「BANANA FISH」に出てきた図書館を一目見に来たのでありました。(*^_^;*)
Pi−子:中もちょっと見ていこうか。
図書館というと、だだっ広いスペースに本棚と閲覧する為の机があるものだと思っていたのですが、ここはジャンルごとに小部屋に分かれているようでした。
Library Shop もあるし、もう少しゆっくり見学したかったのですが時間があまりなく(日没までにはホテルに帰りたい)、広くてきりがないのでやめました。
ねじき:しかし・・・ここで人を探しても、広いし小部屋に分かれているからなかなか見つからないと思わない?
Pi−子:ま〜マンガだからね〜。シンがアッシュを見つけられなかったら話が終わんないじゃん。
(「BANANA FISH」の最終回のことを言っています。 話が分からない方、すみません。m(_ _)m)
映画「ティファニーで朝食を」「ゴースト・バスターズ」にもこの図書館が出てきます。
もはや暗くなってきたので、帰りがてらロックフェラー センター(右写真)へ行ってみよう。
TVやマンガ(!?)で見た通り、冬のロックフェラーセンターはスケートリンクになっています。
思ったより狭かったんだけど、思っていた通りきれいでした。クリスマスシーズンにはこの場所に大きなクリスマスツリーが立ちます。
先月だったら見れたのに・・・残念。
ねじき:ところで、夕飯どうしようか?
Pi−子:その辺のコンビニかデリで買って、(ホテルの)部屋に持って帰って食べようか。
ねじき:そうだね・・・じゃ、今度は失敗しないように、ホテル近辺のデリで一番混んでいるところにしよう。
さっきのデリの一件があったので、ガイドブックには頼らないようにしたようだ・・・さすが、ねじき。「食」に対する情熱はすばらしいです。
デリを何軒か見てまわり、一番賑わっているデリに入る。
カーネギー・デリ(CARNEGIE DELI)?カーネギー・ホールが近くにあるからかな?
お店に入ってみる・・・う〜ん、カウンターが高いです。防犯ということでカウンターを高くしているのかもしれませんが、Pi-子は身長が低いのでやっと頭が
出るか〜という感じ。見にくいなぁ。
さらに、混んでいるからしょうがないのだけれど、店員さんにも認識されていないようです。(-_-,)
店員のおっちゃん:Hi! How would you like ?(何にしますか?)
ほっ、やっと存在を分かってもらえたらしい・・・え〜と、じゃ、これとそれと・・・(いつもの指差し注文)
少しのつもりだったんだけど、けっこう盛りだくさんだわぁ・・・。味付け用の塩とケッチャップも両手いっぱいぐらいくれた。(全部かけたら高血圧になるよ〜)
さて、肝心のお味の方はいかがでしょう?・
お・・・おいしい! (* ̄▽ ̄)_凸”
NY1日目、一勝一敗(!?)
(Pi-子)