ミニ大会戦評 (2010年8月21日)
(前頁より)
《第四試合》
高洲A 2−0
(前半) 1−0
(後半) 1−0
この試合も前試合と同様、前線・中盤でのディフェンスと最終ラインでのディフェンスがともに機能していたところはすばらしかったと思います。攻撃面ではまわりをみてパスをつなぐというプレイをしている選手がみられました。攻撃の際、ポジションがかぶらないで動きが散らばっている点は素晴らしかったです。
【よかった点】
@運動量では相手を完全に圧倒しています。特に暑くなった時の動きは素晴らしいです。走りこみの成果がこのチームの強みになっています。足腰が強くなっているのであたりにも負けなくなっています。ただし、秋口になって涼しくなり始めるとこの優位は解消されますので今のうちに正確なボールコントロールをみにつけましょう。
A強くて確実なキックができるようになっています。後方からのロングパスが何回かみられました。
Bキーパーからの指示がベンチからの指示、後方からの指示をしている選手がいました。自分たちで考えて指示を出し合って動くようにしましょう。
Cボールに対する寄せがうまくなっています。相手の動きをみて間合いをとれるようになっている選手が多くなっているのでボールがとれる機会が増えてきています。
Dキックの精度があがってきているため、ミスキックやトラップミスが減ってきています。
Eディフェンスの最終ラインが抜かれていないのでゴール前のお団子状態の危険なシーンが少なくなっています。
【課題点】
・ベンチで観戦してるメンバーの声が出ていません。みんなでプレイしているので、ゲームをみながら味方の応援をするようにしましょう。
・サイドから攻めるとき、真ん中に選手が何人か待っているときがあります。サイドからきれこむよりも真ん中にあげたほうが得点確率は高いです。ボールをもつ選手は少しまわりを意識しましょう。中にいる選手は声をかけましょう。「XX、パス」といいましょう。
・教えていないので仕方がないのですが、ディフェンス最終ラインと攻撃のラインの間にスペースをつくらないようにしましょう。スペースでボールをとられてそのままドリブル突破されて失点という場面が多かったです。(一試合目の課題)
【対策】
@走力と体力は見明川U8の大きな武器です。サッカー以外でも使える力なので、各人できる範囲で練習しましょう。
Aスピードをつけるため、自分で距離をきめて短距離ダッシュの練習をしましょう。本当は坂道ダッシュがいいのですが、坂があまりないのでできるところで練習してください。上級生とのハンディつきレースがスピードをつけるのには有効です。
Aリフティング力の向上に伴い、キックが正確で強くなっています。リフティング上達すればできる楽しい遊びも出てくるので、各人できる範囲で練習しましょう。以下は目安です。達成できれば表彰します。期限は夏休み中を目標にしましょう。(あと残り期限は少しです)
ノーバンの選手はまず10回(未達成)
ワンバンドの選手はまず50回(二人は100回達成)