@  ドイツ半周旅行パリ郊外 
(2001/8/28-2001/10/3) Mercedes-C420   (全行程レンタカー)4000KM

「*」マークの街は下に写真があります。クリックしてください
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ハンブルグ    Hamburg 
*リューベック Lubeck
シュベリン Schwerin
ベルリン Berlin
*ポツダム Potsdam
*ドレスデン Dresden
マイセン Meissen
ライプツィヒ Leipzig
*ワイマール Weimar
エアフルト Erfurt
*アイゼナハ Eisenach
フルダ Fulda
*バドヘルスフェルト Bad Hersfeld
*バンベルク   Banberg
*ヴュルツブルグ Wurzburg
*ネルトリンゲン Nordlingen
アウグスブルグ Augsburg
ノインシュバンシュタイン Neinschwanstein
*コンスタンツ Konstanz
*ストラスブール Strasbourg
*ハイデルベルグ Heidelberg
フランクフルト Frankfurt
*トリアー Trier
(イル・ド・フランス・・パリ郊外)
ベルサイユ Versailles
*オーベルシュールオワーズ   Auvers sur Oise  
パリ       Paris
赤字は宿泊地)1泊2泊3泊以上

このコースを一気に走るのは少し時間も掛かりますので次の5つに分けて考えるのがよいかも知れません
@北ドイツ;特に旧東ドイツの海岸近くが景色も良くてこれから観光地としては良くなると思えます。この回はリューベックとシュベリンだけでしたがもっと海岸縁を走れば快適かも。この地域からベルリンの間は特に見るべき所はありませんでした。 ベルリンは刻々と変貌を遂げていますが、あまり大都会風にならないように祈りたいもの。行くなら早いほうが良いのかも知れません。
Aゲーテ街道ベルリン郊外のポツダムからドレスデンに下ってドレスデンからはいわゆる”ゲーテ街道”です。ゲーテゆかりの地が続くアイゼナハまでの東西の地域ですが、ゲーテやバッハなど音楽好きの人には”ゆかりの地”が連続して、しかも小さな街・村が有りますので「のんびり旅」で訪ねるのには良いコース。道路も高速を通らないでローカルの道で訪ね廻るのが良いと思います。車も少なく迷うこともありません。 このコースだけで1週間以上見れば最高。 もら爺も今後も訪ねる予定。
Bロマンティック街道;ヴュルツブルグからフュッセンまでの南北の街道。日本人が最も良く行くコースですが、確かにイメージ的にもいわゆる”ドイツ”の景色(中世の)が味わえます。途中の町々をゆっくり訪ねたいコース。ツアーのバスで通る道路よりも一本はずれた道を走ると更に気持ちの良い景色が見られます。泊まるなら街を外れたところに意外と綺麗なペンションがあります。
C南西部ドイツ;今回は”白鳥城”から西へ”アルペン街道”の西半分を走りボーデン湖を経てフランスとの国境 沿いに北上してフランクフルトまで。この間にはコンスタンツやハイデルベルグ、フライブルグなどの宗教・大学街があり落ち着いた雰囲気の街が続きます。国境沿いの所はフランス側に入ったりすると両国の雰囲気の違いが分かり面白い場所です。
Dライン川・モーゼル川;ドイツからフランスヘ抜けて行く一つのコースですが、ライン川もモーゼル川も”川下り遊覧”で有名ですが川沿いをドライブしても気持ちの良い所、それぞれ河畔には古城がありそれを訪ねるのもドライブの楽しみです。 フランスに入る前にトリアーの街がありますが、旧市街は一見の価値あり。 そこからフランスのアルザス地方に入ります(別のコースで紹介)      
                            

ューベック

Lubeck    ドイツハンブルグの北東
約60Km         
「ハンザ同盟の女王」と言われる「世界文化遺産」の街。旧東ドイツ。少し足を伸ばし、外港のトラヴェミュンテも行って見ると良い(バルト海のビーチリゾート)
評価
見どころ           ホルステン門 リューベックのシンボル門近くに立つ倉庫群はリューベックに繁栄をもたらした塩の貯蔵庫
ホルステン門;15世紀半ばに作られた石組みの堅牢な門現在は歴史博物館 外港トラヴェミュンテの海


ポツダム

Potsdam ベルリンの西25Km 第二次大戦後の収集策を協議した「ポツダム会議が行われた街として有名だが多くの城館庭園があるのが特徴で森と湖に囲まれた綺麗な街。ゆっくり散策すると良い。大都会ベルリンから来てホットするところ。
評価
見どころ サンスーシー宮殿と公園
宮殿前は階段状のブドウ畑もあるフランス式造園、公園全体は300ヘクタール弱もある広大な物。
ツェツィーリエンホーフ宮殿 「ポツダム会議」が行われたところ、庭は散策向き
サンスーシー宮殿 広大に広がる庭園
ぶどう園 ツェツィーリエンホーフ宮殿
新宮殿 中国茶園

 

ドレスデン

Dresden ドイツ中部東端
チェコ国境の近く
旧市街はエルベ川に面した古都。1945年アメリカ軍の大空襲で壊滅状態になったが焼け跡から忠実に修復再現復興した。ザクセンの古都としての街と遺産を見ることが出来るが、ドイツ人の修復にこだわる姿勢も見られる街である
評価
○+
見どころ ツヴィンガー宮殿
ドレスデンのハイライト、ドイツ屈指のバロック建築、戦後オリジナル通りに復元されている
聖母教会 ドイツで最も重要なプロテスタント教会、全て破壊されたが2006年に完璧に修復された
ツヴィンガー宮殿
夜のカトリック宮廷教会 シュタルホーフの外壁
中世の騎士が馬上試合をした場所
聖母教会
郊外のピルニッツ城 郊外のモーリッツブルク城
 

ワイマール

Weimar ゲーテ街道 ゲーテが人生の大半を過ごした街で、多くの文学、音楽、造形美術家達が住んでいた町でもある。
それだけに「ゲーテ街道」のハイライトと言われる街で一泊してゆかりの家々をゆっくりみたいもの
評価
見どころ ゲーテハウス ゲーテが50年間住んだ邸宅、膨大な収集品が展示されている
バウハウス 工芸・写真・デザイン、後世の芸術に影響を与えた芸術学校
国民劇場 ゲーテ広場
マルクト広場   広場の市での買い物も楽しい

アイゼナハ

Eisenach    ドイツ中部ゲーテ街道           テューリンゲンの森に囲まれ、後ろの山の上にヴァルトブルグ城がある小さな町である。車の「オペル」の発祥地でもアリ、東ドイツ時代は高級車も生産されていた。街はバッハの生まれ故郷でもある。            
評価
+
見どころ           ヴァルトブルグ城

 

マルチン・ルターが身を隠した古城、代表的なドイツ中世の城。見学者も比較的少なく、雰囲気のある場所、楽劇「タンホイザーの歌合戦の場」は、この城が舞台。
バッハハウス  こぢんまりしているバッハハウスでは古楽器による演奏を聴くと良い。          
1170年建造本館ヴァルトブルグ城

テュービンゲン
の森
 

 
19世紀には此処で学生による政治集会が行われた ルターが使っていた机 バッハハウス前の彼の銅像
 
祝宴の大広間、今でも音楽演奏会に使われている  
 


バド・ヘルスフェルト

Bad Hersfeld ゲーテ街道 温泉治療の施設がある小さな町だが歴史は古く、今は崩れた古城で夏には野外オペラが見られる、中世の古い木組みの家も残されている。古き良き時代のドイツを感ずることが出来る
評価
見どころ 街並み
古い3階建て木組みの家 崩れた古城

バンベルク

Bamberg 古城街道の中央 「ユネスコ世界文化遺産優雅で美しい街、千年以上前の建物が多く、第2次大戦でも破壊されなかった町旧市街にはバロックからロココまでの様式美を誇る家並みが見られる
評価
見どころ 大聖堂 バンベルクの騎士像があり、内部は芸術品の展示がある
旧市庁舎とレグニッツ川 15世紀の建物で橋の上に建っている、そばを流れる川も眺めがよい
旧市庁舎 レグニッツ川
 

ヴュルツブルグ

Wurzburg ロマンティック街道の起点 かっては司教領、キリスト教の影響が強い。フランケン・ワインでも有名シーボルト医師の出身のまちでもある
評価

見どころ レジデンツ 司教の権威を誇示した名残の宮殿、バロック様式の建築と天井壁画が見応えがある。神聖ローマの会議も何度か催されている。
マリエンベルク要塞 ケルト人が築いた砦を要塞に作り替えた物、レジデンツが出来るまでは司教が住んでいた
レシ゛テ゛ンツ
マリエンヘ゛ルク要塞

ネルトリンゲン

Nordlingen ロマンティック街道の中間 巨大隕石が落ちたと言われるリース盆地にあり、円形の城壁で囲まれた中世の原型を良く残す街。広場を中心に15の城門に放射状に道路が伸びている。直径1キロメートルほどの町
評価
見どころ ゲオルク教会の塔からの眺め 街が360度一望に見られ、中世の町が良く分かる
こじんまりと城壁に囲まれた街
中世の木組み

コンスタンツ

Konstanz
ドイツの南西
スイスとの国境
ライン川とスイス国境の間、ボーデン湖の西に位置するリゾート地で宗教都市。大学都市でもある
評価

見どころ ボーデン湖
遊覧船・フェリー・ヨットが行き交うリゾート
マイナウ島 ボーデン湖に浮かぶ島だが温暖な気候なので、世界中から珍しい花や樹木を集めている。花の季節に行くと見事な景色
マイナウ島の花畑 ボーデン湖

ストラスブール

Strasbourg
ドイツ、フランス国境 アルザス地方の中心都市、「ヨーロッパの十字路」国際都市。ドイツ領でもあったことがありドイツの影響が残っているが、矢張りドイツから国境を越えてくると違った雰囲気が分かる。
評価
○+
見どころ 大聖堂 143mの尖塔を持つ大聖堂で、石のすかし細工も見事。
プティ・フランス 旧市街にある木組みの家や川沿いの景色が良い
ノートルタ゛ム大聖堂 バラ色の砂岩が使われている 内部
12世紀〜14世紀のステント゛ク゛ラス アルサ゛ス特有の木組みの家が川沿いに並ぶ地区:プチ・フランス
街を走るライナー 16世紀〜17世紀のアルザスの木組みの家

ハイデルベルグ

Heidelberg
古城街道の始め、フランクフルト南約100Km 世界的に有名な「大学町」、落ち着いた雰囲気の街。今でも世界中から多くの留学生が集まる街、ノーベル賞学者も7人出ている。
評価

見どころ ハイデルベルク城 17世紀に火薬庫の爆発で廃城になったが、城跡と庭園などが見られる。重厚な雰囲気は残っている。
「哲学者の道」 右岸(町の対岸)にあり、町を一望できる。散策にも良い。
ハイデルベルク城 ハイデルベルク城
哲学者の道 対岸からの城

トリアー

Trier ルクセンブルグ・フランス・ドイツ3国が交わる国境の近く ローマが作った最初の駐屯地「ドイツ最古の街」、当時の遺跡や歴史的建造物が多く残っている。1日で全て廻るのは少しつらい、一泊が必要。古いワインケラーもある
評価
◎+
見どころ ローマ時代遺跡群 「皇帝の浴場」「円形劇場」「黒い門」などゆっくり見て回りたい
遺跡 円形劇場 黒い門

オーヴェル・シュール・オワーズ

Auvers・sur・Oise イル・ド・フランス(パリ郊外) 人口6千人の小さな町だが、ゴッホが一番長く住んだ町でもあり、町を散策し彼の作品の景色や家が見ることが出来る。「ゴッホの家」も彼の墓もある。
評価

見どころ 町全体 町のあちこちにゴッホの作品のモチーフになった場所があり、看板にその複製が掲げられている。小さな町だがほぼ1日掛けてゆっくり歩いて廻ると良い。
ゴッホの墓
ゴッホが描いた「教会 描いた「麦畑」
                                                                

          
                  
     

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