3月2日

2日目の今日は、旅行会社オリジナルの市内観光(日本で2コースから選択済み)+ナイトサファリと予定ビッシリ。

しかも、今回の旅は、完全食事付き!
…なので、朝食はホテルで頂きました。ごく普通のアメリカンブレックファースト。

ホテルの部屋から見えたプール

市内観光のお迎えが来るまで、ホテル周りの散策。
このゴールデンランドマークホテルは、アラブストリートに面していて、シンガポール最大のイスラム寺院「サルタンモスク」も目と鼻の先。個人的には最高の立地。

食事付き&観光付きのツアーでも、多少の自由時間があるもの。この立地のお陰で、時間を有意義に使えそう。
「明日、モスクを見学しようね。」と母。
母も興味があるらしい…

ツアーの現地手配先は、「南星ツアー」さん(シンガポールじゃ強いらしい。何処へ行ってもこのバスだらけよ。)そのバスにピックアップされ、市内観光へ。
私たちの選んだ市内観光は、最も「お約束」のもの。

まず、「エリザベスウォーク」へ。

エリザベスウォーク
1953年のエリザベス2世王位継承を記念して名づけられた、遊歩道。
観光客にとっては、マーライオンを眺める絶好のポイント。

ツアーのお抱えカメラマンが、忙しく走り回っていた。マーライオンを眺めているより、マーライオンに背を向けて写真を撮っている時間のが長い(笑)。

あぁ、これがシンガポール観光なのね…
母は、お抱えカメラマンに愛想を振りまいている。

続いて、マレーナ湾に面した陸地の突端にある小さな公園へ。ここが、「マーライオンパーク」。

マーライオンパーク
シンガポール川がマリーナ湾と出会う場所にある公園。
シンガポールのシンボルとしてあまりにも有名な、マーライオン像がある。
マーライオン像は彫刻家ナン・レン・ソンによって造られ、
1972年に完成した。

マーライオンの後姿 哀愁?

バスに乗り、市街地の西にある丘「マウント・フェーバー」へ。ここは展望台。

マウント・フェーバー
海抜115メートルの小高い丘。
東にシンガポール市街、南に港、西にジュロンが一望できる。晴れた日はインドネシア、マレーシアまで見渡せる。

エアコンのきき過ぎたバスから開放され、ほっ。それしか感想がない(笑)。シンガポールは、何処もかしこもエアコンが強いので、長袖は必須ですよっ!

バス移動。「ラン植物園」へ。

マンダイラン園
シンガポールの国花であるランを栽培している、民営の植物園。ここでは数千種のランが、栽培され国花に指定されている。「パンダ・ミス・ジョキム」も見ることが出来る。
大人 S$2

母は植物園好きなので、ここだけで親孝行?
私としては、ランの種類の多さにビックリしたけど、「もうたくさん」って感じだった。だって、シンガポールは街路樹(?)もランなんだも〜ん。有難みにかける(笑)。

いよいよお昼。お待ちかねの「飲茶食べ放題ランチ」へ。
案内されたテーブルは、丸卓。中央の回転テーブルに、次々蒸篭に入った飲茶が運ばれて来る。飲茶の種類は10種類くらい?さすが本格的。とにかく種類は多かった。

しかし、味は期待はずれ…。残念としか言いようが無い。
デザートにはタピオカが出た。食べず嫌いだったけど、食べてみた。あら意外、美味しかった!

午後はフリー。というか、一旦解散。ナイトサファリの時間まで、全くのフリー。母はお抱えカメラマンから写真を山ほど買っている。おいおい…

私たちは、「トライショーとニュートンサーカス」というオプションに参加することにした。我ながらいい客だ(笑)。

トライショーとは、幌付きの三輪人力車のこと。以前は輪タクとして貴重な移動手段だったらしいけど、今は観光オンリー。その輪タクに乗って、インド人街・アラブ人街を巡り、屋台ニュートンサーカス(ホーカーズセンター)でフルーツを食べるというツアー。所要時間は約1時間半。6500円。日本円でお支払い。

インド人街を駆け抜ける

トライショー自体は観光化されていて、「ふ〜ん」って感じ。ただし、ニュートンサーカスは面白かった!いろいろな屋台が並んでいて、興味津々。しかも、どれも美味しそう。それに、いいにおい!こんなんだったら、飲茶なんて食べなきゃよかったよ…

とりあえず、オプション代に組み込まれていたフルーツを賞味。フルーツは、ドリアン・スターフルーツ・マンゴスチン・マンゴ・モンキーバナナ・ランブータン。

中央がドリアン

どれも美味しかったけど、特にピカ1はマンゴ!こんなに美味しいマンゴは初めて食べたよ。(今でも母の口癖は、「シンガポールのマンゴは美味しかった」です。)

ホーカーズセンター
ほとんどの食事を外で済ますという、シンガポール庶民の胃袋を支える屋台料理。
衛生面にうるさいシンガポール政府が移動屋台を禁止し、特定の場所に屋台村を作ったのが始まり。
安い・旨い・早いの三拍子が揃い、中国・マレー・インド・ニョニャと各国の料理が楽しめる。

このオプショナルツアーは、「ラッフルズホテル」で解散。
コロニアル調の白亜のホテルは、言わずと知れた最高級ホテル。心なしか敷居が高い。威厳たっぷりです。

それにこのラッフルズには、あの有名な「ロングバー」があります。
カクテル好きにはたまらない「シンガポール・スリング」はここで生まれたのね。

そのロングバー、てっきり夜だけの営業だと思っていたら、午前11時から営業してるんだって!知っていたら、こんなカジュアルな服着てこなかったよ…

ラッフルズでは、写真撮影。そしてラッフルズアーケードでお買い物。

ラッフルズホテルアーケード
セリーヌ、エトロ、コーチ、バリー、ハンティングワールド、ロイヤル・コペンハーゲン、プラダ、ルイ・ヴィトン、ティファニーなど一流ブランドが軒を連ねる。
ミュージアムショップでは、ラッフルズのロゴ入りオリジナルグッズが販売されている。

ラッフルズホテル周辺の「ラッフルズシティ」には、マリーナ・スクエア・ショッピングセンター、ミレニア・ウォーク、DFSミレニアなどが建ち並び、お買い物天国。スタバもありました。私は、堅実にMACのリップ、スパンコール刺繍のサンダルのみを購入。

そうそう、ミレニア内のMACには、ニューハーフ(?)の店員さんが居たよ。ショートカットにカチューシャをして、ピンクのリップをつけていた。笑顔がとても可愛い!私も母も、彼女(??)からリップを購入。

そもそも、シンガポール人ってあまり微笑んでくれないのね。だから例えそれが営業スマイルだったとしても、彼女の笑顔がまぶしかった。マジ惚れたね(笑)!

夜は「ナイトサファリ」へ。

ナイトサファリ
世界でも珍しい、夜にオープンする動物園。特別な照明に照らし出された夜行性の動物たちを観察できる。1994年6月オープンにオープンした。
大人 S$15

以前「メトロポリタンジャーニー(フジテレビ系で以前放送していた旅番組)」で見た時から、機会があったら行ってやろう!と思っていた念願の場所。
さすがに市街地から離れた場所にあった。

ナイトサファリのチケット

まず腹ごしらえ。
ナイトサファリ内のバイキング式レストラン。時間帯のせいか、観光客だらけ。落ち着いて頂けないせいもあるが、味もいまひとつでがっかり。

ナイトサファリには、100種の動物が生息地別に8つのエリアに分けて飼育されているそう。徒歩のコースもあるが、私たちのツアーは、トラムに乗るコース。45分ほどかけて園内を周回する。・

トラムは「英語ガイド付き」「日本語ガイド付き」などがあって、私たちのトラムは勿論「日本語ガイド付き」。トラムにはかなりの人数が乗れるはずだが、日本人で満席だった。「英語ガイド」の方はガラガラ…

肝心の「ナイトサファリ」の感想は…正直「スゴ〜イ!!」ボンゴ・マレートラ・マレーバク・アジアゾウ・サイなどが、間近で見られる。何とも幻想的で、ちょっと感動ものだよ。「もう1周して欲しい〜」って思うはず。オススメです★★★



これで2日目の日程終了。ホテルで爆睡。

※ ガイドさんから聞いた話。シンガポール人は、帽子をほとんどかぶらないそう。だから帽子をかぶっているだけで、観光客ってバレバレなんだって。個人旅行の人は、気をつけましょう。