オランダ・ベルギーの旅
6日目 4/18 (火) ブリュッセルからデュルビュイ(Durbuy) 南部古城を巡る 旅 今日はベルギー南部のワロン(アルデンヌ)地方の古城を巡る旅です。北部フランドル地方がほとんど平地なのに対して森と川、そして山があります。普段、山を見ながら暮らしている私には何か懐かしさを感じてほっとする1日でした。 |
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バスは80km先のアンヌボワ城(Chateau
et Jardins d’Annevoie)を目指します。途中バスはムーズ川とサンブル川の合流点に開けた町、ナミュール(Namur)に止まりました。街を見下ろす丘の上にはシタデル(城塞)が見えます。
やがてバスはアンヌボワ城に着きました。城の庭園を見学します。28haの丘陵地に展開する庭は1758年城主シャルル・アレクシド・ド・モンペリエが機械を一切使わ
ないで水のほとばしりを実現したものでまさに「水の庭園」と呼ぶのがふさわしい。幾何学模様のフランス式庭園、自然を再現したイギリス式庭園、空間を演出したイタリア式庭園さりげなく置かれた彫刻、美しい花々ヨーロッパの成熟した庭園文化を感じる庭でした。 |
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次第に濃くなっていく緑の渓谷をムーズ川に沿って南に走っていくとやがてバスはもう一つのシタデルの街、ディナン(Dinant)を通過します。音楽好きの人は知っているかも知れませんがここはサキソフォンの生まれたところです。町の中に大きなサックスが飾られていました。ここはまた堅焼きクッキー「クック・ド・ディナン」でも有名な町だそうです。
このあたりの民家の庭には黄色のレンギョウと桃紫色のマグノリア(モクレン)が目立ちます。 |
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次に訪れたのはデュルビュイ(Durbuy)です。童話から抜け出したような世界で一番小さな町というキャッチフレーズがぴったりのところです。
人口は500人足らずですが1331年に町の称号を公認された由緒正しい町なのです。 ウルト川に囲まれるようなこの町は何故か羽生市と姉妹都市です。皇太子夫妻も1999年にここを訪れています。 昼食に手間
取り、自由散策の時間がほとんど取れなかったのは残念でした。タンポポジャムはここの特産品です。 |
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昼食後は再び北へ向うこと20kmモダーブ城(Chateau de Modave)に着きました。オユー川の断崖に建つアルデンヌ地方屈指の美しい城です。 ゲートをくぐると広い前庭の向こうに17世紀のフランス様式のお城が見えてきます。内部の装飾も豪華です。衛兵の間の天井に刻まれた32貴族の家系図は他では見ることが出来ません。 壁にかけられたベルギー製タペストリーや暖炉の
上に置かれた伊万里焼の壷、豪華なクリスタルのシャンデリアいずれも見ごたえがあります。 |
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また城内の小さいながら品の良い教会では結婚式も出来るそうで日本からも申し込みがあるそうです。 今晩の宿は昨夜と同じヒルトン ブリュッセル シティです。今日の歩数は6998歩でした。
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