オランダ・ベルギーの旅

1日目 4/13 () 成田からアムステルダム(Amsterdam)

 今回、私たちのツアーメンバーは35名、大変人気のあるコースのようです。後で分かったのですが、もう一つの35名のグループがありました。このメンバーとはコース途中で何度か出合うことになります。1245分、定刻に私たちを乗せたJL-411便は一路オランダ、アムステルダムのスキポール空港を目指して飛び立ちました。予定飛行時間は12時間です。

 前回、パリまでの飛行では10時間を過ぎたところで腰痛に悩まされたので今回は何とか痛くならないように願いました。飛行機は高度9600m10700mを速度900km/hで飛びます。途中上空から見たシベリアは氷の大地、雲の切れ間から大きな河が白い蛇のように曲がりくねって見えました。ウラル山脈を越え、ヨーロッパに入るときは完全に雲の上で地上は見えません。

 現地時間1655分飛行機はスキポール空港に到着、日本との時差は7時間ですからフライト時間は11時間10分でした。心配した腰痛も起こりませんでした。スキポール空港は滑走路を6本持つオランダ最大の空港です。滑走路が2本しかない成田空港と比べるとその広さが実感できます。

 [Schip]は船、[hol]は穴すなわち「船の穴」という変わった名前を持つこの空港はハーレマーメーア(メーアは湖)を干拓して作られました。空港のある場所は海抜マイナス4mで海面より低いのです。

     夜のスキポール空港      オランダ の正式名称はネーデルランド王国(Kingdom of the Netherlands) です。Netherlandとは低い土地という意味ですからもともと山らしい山はなく、平らな低い土地ですが国土の30%は干拓によって作られた土地なのです。 海外領土を含まない全体の国土は九州より少し広いくらいです。

 ですから「世界は神が創りたもうたがオランダはオランダ人が作った」という言葉があるくらいです。

 本日の宿は空港近くのラディソン サス スキポールです。今日の歩数は5943