平成16年2月21日 参拝 平成26年4月25日 再参拝

第31番  明尾山 寒水寺

広島県福山市神辺町西中条1674



 養老二年(717)密蔵上人の開基で、本尊は正法明如来の御自身作と伝えられています。古くは寺禄三千貫を領し七堂伽藍を有し、子院十二ヶ寺がありました。たびたび 火災に遭い、本尊大士は不思議にも岩上或いは土中にて難を免れ、明治三十年の火災にも老松の梢に避難されたと伝わっています。古来より安産の観音として参詣す る人は多い。
 創年代を証する白鳳期の碑仏数体が発掘されています。寺は海抜120mに位置して、眼下に神辺の町並みや福山市街地を望遠できます。
(参考) 芦田川文庫 原田太朗著「備後西国三十三カ所」

 本堂前 境 内
本堂前から境内を  庫裡の玄関 
寺の入口からの眺め (山門はありません) 境 内
参 道 参道入口
寺へ続く道の分岐点 (寺名の石柱あり)  すぐ傍の大きな砂留 (国指定登録文化財)





 岡山県井原市からの国道313号と、府中方面からの国道486号が合流する交差点からすぐ北へ小さな川へ沿っての土手道があります。入り口は「福山カントリーク ラブ」とゴルフ場の看板があるので分かるでしょう。国道から分かれて北へ500mほどで、県道181号(旧山陽道)との交差点に出ます。さらに直進すると、すぐに道路右手下にお寺が見えます「備後国分寺」です、ゴルフ場を目指して川沿いに進みます。
 国分寺から1kmぐらいで、右下に大きな石積みが見えます、江戸時代に作られた「砂留め」です。今は埋め立てられて「堂々公園」となっています。砂留の少し手前に道路左側へ「寒水寺入口」の石柱があるので、山道へ入って行きます。曲がりくねった急な山道を500m進むと正面にお寺が見えます。突き当たりの広場へ車は停めておきましょう。


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