平成16年11月20日 参拝 納経は平成26年11月6日

第28番  萱野山 龍蔵寺

広島県福山市山手町



 大同元年(806)弘法大師御巡錫のとき、足をとめられ御堂を建立され、行基菩薩一刀三礼の如意輪観世音菩薩を安置したと伝わっています。かつては山岳仏教の修験道場であり、古刹でしたが度々炎上し、伝記宝物など悉く焼失しました。眺望絶佳、四辺寂として真に修行の道場として最適の名刹でした。
 納経は、備後西国29番 観音寺で頂けます。写真は平成16年11月に撮影したものです
(参考) 芦田川文庫 原田太朗著「備後西国三十三カ所」

 無惨にも崩れ落ちた本堂 境内にある銀杏の大木 お寺の歴史を物語る
放置された梵鐘  境内の宝篋印
本堂脇の地蔵さん 東手にあった歌碑 「荒れ寺に仕え守りて・・・・・・」
東にある籠堂? 籠堂?からの福山市街地 手前に芦田川が見える
「俄山不動明院」(にわきのお大師さん)からの道
中国自然歩道で萱野山龍蔵寺の案内標識 
麓住宅地からの参道入り口
電柱に「かやの山入口」の表示あり
地元では「かやのさん」と親しまれていました
萱野山龍蔵寺と彫られた石柱 寺への山道(参 道)





案内は平成16年11月のものです。 
 福山市市街地の西方、芦田川と山に挟まれた一帯が山手町です。JR山陽線、新幹線から北へ1.4kmほどの所へ泉小学校があります、さらに300m程北の山寄りに 住宅と田畑が混在する中へ大きな送電線の鉄塔が見えます。ここから西方すぐ傍へ土塀のある旧家の左角の電柱へ大きく「かやの山入口」と書かれています。
 家の間 を山の方へ向かって行くと、すぐにブロックの塀越しに「萱野山 龍蔵寺」と刻まれた石柱を目にし、さらにそのまま山道を登って行くと、かなり急な道だがお寺へ行ける。地元では”かやの山”と慕われています。
 車では泉小学校から、さらに1kmほど北に進むと、山の谷間からの小さな川が流れています、この川に沿って谷間を進むと、程なく山陽自動道の下を潜り、狭く曲がり くねった山道を1kmばかり登ると、大田志の集落が見えだします、集落の手前で左にとって、500m程進むと、西からの山道と合流します。車はこのあたりへ置いた方 が賢明でしょう。 ここから草むした道を100m進むと、2階建ての建物が見え、少し歩くとお寺らしきものが見えます。
 また、津之郷町からは福山特別支援学校の脇を通り、山陽自動車道を跨ぎ支援学校から1.3kmぐらいで「俄山不動明院」(にわきのお大師さん)へ着きます。ここは名水「弘法の水」で有名です。 不動明院前の東へ延びる道を進む、舗装はしてありますが曲がりくねった道です、さほど広くない道に両側から大きな草が生い茂り路面には 落ち葉が沢山落ちてすべりやすい。車で行かれる方は細心の注意を払って行かれたい。


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