平成16年10月16日 参拝 平成27年10月13日 再参拝

第21番  三峯山 浄久寺

広島県庄原市西城町栗甲150



 天文二年(1533)久代七代宮上総守高盛は大富城を築城し、岩戸観音および脇立不動、毘沙門を当地に移して寺を建立しました。開山は徳雲二世鼎庵宗梅禅 師、二世中興は徳雲五世覚海道智禅師木中桂抱和尚です。元禄年間に大壇越尺田屋近藤市兵衛により再中興され現在に至っています。 久代家累代の墓、寺宝(県重文)の覚海禅師、宮景盛公、山城守盛勝公の画像三幅があり、県天然記念物のカヤの巨木が昔日の面影を今に伝えています。
 前回参拝したときは、風情ある本堂で前庭は苔むし、寺の前は大木で覆い茂ってうっそうとしていましたが、本堂は新しくなり、寺前の大木はなくなり広々としていました。
(参考) 芦田川文庫 原田太朗著「備後西国三十三カ所」

 総 門 参 道 
圓通閣(観音堂)  鐘楼
山門 本堂と庫裡
本堂に掲げられた21番の御詠歌額 庫裡前から
圓通閣(観音堂)  山門
県天然記念物の大カヤと鐘楼 圓通閣に通じる回廊超しに
山門から参道を 境内から総門を
大富山城主 宮一族の墓 総門前から全景
総門前の太陽光発電(新旧対照的な景色です) 寺への入口 JR芸備線踏切
踏切を渡り直進する 国道のすぐ傍へ「夢」と刻んだ石碑がある橋





 庄原市街地から国道183号を10kmばかり東へ進むと、JR芸備線と西城川をほぼ平行して続く国道の傍へ平子駅がある。駅を過ぎすぐの踏切を渡り、さらに1.5Km程進み西城側に掛かる橋を渡りきった所で左側の狭い道へ入る。川に沿った道を進むと踏切があり、道なりに直進すると左手に寺が見えます。車は山門の石段手前に駐車場があります。
 また、平子駅の踏切から700m程で国道のすぐ傍へ「夢」と刻んだ石碑がある橋を渡り、200mほど直進すると線路に突き当たる、線路沿いに右に進むと踏切のある交差点に出るので、山の方へ踏切をわたり、そのまま山に向かって500mばかし進むと寺は見える。


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