平成15年11月13日 参拝 平成26年11月18日 再参拝

第15番  亀屋山 正興寺

広島県三次市吉舎町矢野地869



 開山眼岩和尚の遷化は、後堀河天皇の寛喜元年(1229)三月十五日で、地方有数の古刹と言われていますが、開基など一切の縁起は不明です。万治元年 (1658)賊の放火にあい、山門を残して全部焼失し古書、記録なども全て失われました。明治維新前後の無住の時に山林、田畑も殆ど失い、現在は小堂宇と僅かな 寺産を有するのみとなっています。
(参考) 芦田川文庫 原田太朗著「備後西国三十三カ所」

 境 内 備後西国十五番の扁額
山門から本堂を  鐘楼が見える
「山 門」 野面積みの石垣
寺の遠景
備後西国15番の石柱 小さい橋を渡って 山門が見える
寺前の様子(来た方向振り返って)  旧道南側から惠木谷、寺への入り口
向こうの橋は馬洗川に架かっています





 尾道から三次方面の国道184号三次市の南方 三良坂町と吉舎町の中間あたり、国道184号、JR福塩線、馬洗川と旧道が平行して通っています。旧道へ入り JR吉舎駅から北方2kmばかり、馬洗川に掛かる橋の傍から東の山間(惠木谷)に入って行く道が有ります。「正興寺1.3km」と大きな案内板が有るのですぐに 分かるでしょう、福塩線の踏切を渡り、さほど急でもない山道をしばらく行くと、左手に大きなわら屋根風の本堂が見えます。道路脇の広場へ車を停め、小さな川を渡ると山門は すぐ目前です。


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