平成15年11月13日 参拝 平成26年11月18日 再参拝

第14番  広沢山 大慈寺

広島県三次市吉舎町吉舎1094



 応永二十八年(1421)この地の領主 和智信濃守氏実が創建し、三原仏通寺開創愚中周及の高弟宗綱を迎えて開山しました。代々の和智氏は三谷郡東部(現在の三次市吉舎町近在)の領内に多くの寺社を建立していますが、大慈寺もそのひとつです。
 寺宝として「保延四年(1138)正月二十三日執筆、書写山僧良範」と記された紙本墨書の大般若教や、開基和智氏実頂相一幅などがあります。
(参考) 芦田川文庫 原田太朗著「備後西国三十三カ所」

 本堂の扁額 本堂の軒先
「円通閣」通称観音堂(広島県重要文化財)  「円通閣」と「鐘楼」が見えます
本堂を左奧横から 境内の前にある「観音像」
境内の「六地蔵」 寺前の池岸からの全景
寺前の池岸にある 開基和智氏実の墓  寺へ至る林道 黒鞘線 の分岐点





 尾道から三次へ向かう国道184号があります。三次市吉舎支所から200m程南にある通称上下別れの交差点を、県道27号上下方面へ進むと200m程で左手に 2車線の道路で、吉舎中学校入り口の小さな案内板を目にする。他にも吉舎中学校入り口の案内板を目にするが道幅が狭いので、この2車線の道へと入り、しばらく 進むと左手に林道「黒鞘線」と「大慈寺」の案内板がある幅5m程の道へと進む、曲がりくねった道を1km程で、細い旧道と合流す る所へ大慈寺の案内あり。わかりにくいのでゆっくりと進もう。この山中にと思えるような広い平地があり、大きな池の向こうにお寺が見える。車はそのまま池 の辺を進みお寺へ停めさせてもらった。 


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