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■仕掛け編−サルカンの役目■



ch要旨
サルカンを使用するとハリスの変更が容易となるが、接続点が増えるので強度は落ちる



ラインの接続方法

ラインの接続方法は、以下の3通りが考えられます。
  1. 道糸をハリスとして使用する方法。 この方法は接続点が無いのでもっとも強い仕掛けとなります。但し道糸とハリスが同じ太さになるので使用は難しくなります。
  2. 道糸とハリスを直桔する方法。この方法は、サルカンが無いため、完全フカセで釣る場合は、理想的な結束方法となります。但し道糸とハリスの太さが異なる時は結束強度は弱くなります。
  3. 道糸とハリスをサルカンで結ぶ方法。 この方法はハリスの変更が容易に出来ますが、接続個所が2個所となるため、結束強度は少し弱くなります。

サルカン使用時の

メリット・デメリット

サルカンを使用した時のメリットは以下の通りです
  • ハリスの取り替えが容易となります。
  • 道糸とハリスの太さを自由に設定できる。ハリスと道糸の太さの違いによる接続強度も落ちにくくなります。
  • ウキの取り替えが容易となります。
  • ハリスのよれが幾分少なくなります。
  • ウキと水中ウキのずり落ちがサルカンにより防止できます。
サルカンを使用した時のデメリットとしては、以下の通りです
  • 道糸とハリスを2個所接続するため、接続強度が落ちます。
  • サルカンの重みがあるため、完全フカセの釣では不利となります。
  • ウキを道糸に設置した時、ウキ下をハリス部分より浅く取れなくなります。

どの接続方法を
選びますか

サルカンを使用する方法と、使用しない方法によって、釣の成果がどの程度変わるのか、わかりません。
完全フカセ釣りにこだわりを持っている人は、道糸とハリスを直結している人が多いと感じています。
私の場合は、サルカンを使用する時のメリットが多い事から、サルカンを使用した釣りをしています。
もちろん、接続強度が落ちないように十分注意して結束しています。