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■仕掛け編−沈め釣の威力■



cf要旨
最終手段は沈め釣りが有効です。



沈め釣りの条件

ウキのフカセ釣りでは、どうしても釣れない時、沈め釣りが威力を発揮します。
釣る場所が初めての場所であり、魚の棚が分からない時及び魚の棚を探りながら釣る必要がある時に特に有効な釣り方となります。
但し、前提条件として潮が流れている必要があります。
潮流によるエサが受ける抵抗及びウキの受ける抵抗により沈めていくため、潮の流れが無い所では、ウキを沈める事は難しくなります。また潮流が無ければウキは真下にしか沈まないため、魚は釣れなくなります。


沈め釣りを
する場合


沈め釣りは以下の場合に有効になります。
  1. 釣り大会等でどうしても対象魚を1枚釣りたい時
  2. 水温の低下で魚がマキエでも浮いてこない時
  3. 海底近くに魚がいる時
  4. 当たり潮でウキフカセ釣では釣れない時
  5. 二枚潮でマキエとサシエの同調が難しい時

沈め釣りの
釣り方

沈め釣りは以下の手順で行っています。
  1. 釣りたい場所よりハリス分先に遠投します。
  2. 少し手前にラインを引き、ハリとウキと竿先が一直線になるようにします。
  3. エサが潮になじみながら沈み始めます。
  4. この時マキエをウキの周りに4〜5回打ちます。
  5. 3〜4秒でハリス分沈むと、ウキがしもり始めます。この時使用するウキは浮力をゼロの状態に調整しておく事です。ウキの浮力がマイナスであれば、ウキがエサより先に沈むのでよくありません。必ずエサがウキを引っ張る形で沈めるようにします。
  6. ウキが海中に沈み始めて約1メータ沈んだら、ラインの出て行くのを止めてラインの張りを作ります。更に1メータ沈めてラインの張りを作ります。これを繰り返しながら、当たりを取りながらウキを沈めていきます。
  7. 穂先で当たりを取りながら、あまり当たりが無い時は、いったんエサの有無を確認します。
  8. 1項に戻って繰り返し釣ります。

当たりの
取り方


ラインは必ず張ったりゆるめたりを繰り返しながら釣る事です。
ラインコントロールは、エサ→ウキ→穂先が出来る限り一直線になるように操作しておきます。
そうする事により、魚がエサを食った時、必ず穂先に当たりがあります。
特にラインの送りを止めた時に、当たりが多いので注意して釣る事です。