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■仕掛け編−魚の棚の取り方■


cd要旨
魚の棚の確認は、エサの有無で判断する



魚の棚の
決定方法
魚を釣る場合の基本は、魚のいる場所にエサを届ける事です。
魚がいるかどうかの確認は、針に付けたエサが無くなるかどうかで判断しています。
釣り方は、大きく2つの方法に別れます。
  1. 釣り場所(エリア)の決定方法 (エリアAが釣れない時はエリアBを釣ってみる。)
  2. 魚の棚の決定方法 (竿1本以内で釣れない時は竿2本まで深くして釣ってみる。)
私の場合は、最初は基本の仕掛けで釣り始めます。
魚のいそうな場所に狙いを定めて、3〜4投してみます。
エサが無くなるかどうかを確認するわけです。
釣り場所(エリア)を替えて釣ってみて、何も釣れない時は魚の棚をかえて釣ります。
魚の棚をどうするかについては、通常は以下の2種類に分けて仕掛けを作っています。
  1. 竿1本以内の魚の棚で釣る仕掛け
  2. 竿1本以上の魚の棚で釣る仕掛け

竿1本
以内の時
メジナ釣りの場合、1項の竿1本以内の魚の棚で釣る仕掛けで釣りの90%はカバー出来ると考えています。
釣の成果はメジナの棚より、場所(エリア)の占める割合が大きく、潮の流れをいかに読むかが重要となるからです。
釣の手順は、基本の仕掛けを、エサの無くなり具合を見ながら変化させる事から始めます。
エサが残る時の変化の手順は以下の通りです。
  1. ハリスに付けたジンタンの付ける場所を上下に変化させて様子を見ます。
  2. 潮の流れを見ながら、ジンタンを取ったり、追加したりして様子を見ます。
  3. 針の大きさを小さくして様子を見ます。
次に、場所(エリア)を変えて同じように仕掛けを変化させて釣ります。
場所を変えても釣れない時は、魚の棚を深くしながら釣るようにしています。

竿1本
以上の時
エリアを変えても、仕掛けを変化させても、エサが残る時は、魚の棚を深くしながら釣るようにしています。
釣り方は以下の2通りの仕掛けから選んでいます。
  1. 竿2本の深さにウキ止めをして、竿1本程度は遊動にした状態で釣る方法
  2. ウキ止めを2ヒロ程度に設定して、ウキを固定の状態で沈めて釣る方法
1項の竿2本の深さにウキ止めをして、遊動で釣る方法を選ぶ時は潮の流れが穏やかな時に適しています。
竿1本分はスルスル釣りの状態にして釣るわけです。
ガン玉はBを2個〜3個使用して釣るようにしています。
2項のウキを沈めて釣る方法は、潮の流れがある時に行っています。
特に、払い出しの潮が流れる時は、有効です。
ラインを止めたり送ったりを繰り返しながら、穂先で当たりを探りながら釣る方法です。
どうしても釣れない時は、この沈め釣りが効果を発揮する事があります。