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■哲学編−釣りの3要素■



aa要旨
以下の3つの条件を満足した時魚は釣れる。
1.魚がいる事
2.魚にとって食いやすい条件を件を作ってやる事
3.掛けた魚を逃がさない事


魚がいる事
メジナ釣りで何が一番釣の成果に影響を与えるかを考える
と、私は、「メジナがいる事」が一番重要と考えています。

メジナがいなければ、「仕掛けの理論」も「取り込みの理論」もすべて成立しないのからです。
メジナが釣れない、釣れないと嘆いている人がいますが、メ
ジナが釣れないとは、メジナがいて始めて成立する事でありメジナがいないことには釣る事は
出来ません一番大事な事は、メジナがいる場所で釣る事です。
メジナがいない場所でどんなに努力しても、無意味となりま
す。

仕掛けが少々おかしくても、メジナがたくさんいる時は、必ず釣れるものです。
メジナ釣りには、「年期がいる」と言われるのは、この場所選びが「カンと経験」によるところが多いため考えられます。
経験を重ねると、この時期には、どこの地域のどの場所でどんな潮の時、メジナは釣れると言うことが解るものです。
初心者とベテランの違いは、この潮を見て、どこにメジナがいるかを当てる事が出来るかどうかで解ります。

魚にとって
食いやすい条件を
作ってやる事
次に、メジナは確実にいる事が確認されたが、釣れない時どうするかです。
これから先になると釣りの技術が必要となってきます。
メジナ釣りのもっとも面白い場面となります。
どのような方法をとればメジナにエサを食べてもらえるかを
考える事です。

基本はやはり「メジナにとって食いやすい条件を作ってやれる」にかかってきます。
食いやすい条件を作るとは、具体的に考えると次の通りで
す。
  1. 必要最小限の小さなウキに替える。
  2. 細ハリスにする。
  3. 小ハリ」にする。

次に大事な事は、ラインコントロールをしながら潮の流れに
乗せてエサを運ぶことが重要です。
最終的には、メジナの通る道を予測して「メジナにとって食いやすい条件」をいかに作ることが出来るかにかかってきます。

掛けた魚を
逃がさない事
最後に、掛けたメジナをどう取り込むかです。
メジナの取り込みは最も技術を要するものです。
メジナのサイズが大きくなるほど釣りの経験が必要となりま
す。

私が考える掛けたメジナを逃がさない方法を以下に述べま
す。
  1. 釣始める前に、釣り座の状況確認をよくしておきます。
  2. 取り込み易い場所に誘導しながら取り込みます。
  3. メジナを掛けた後、横に寝せる事です。メジナの力は横に寝せれば半減します。
次に掛けたメジナを逃がさないための竿の操作方法を以下に述べます。
  1. 竿は出来る限り海面と平行になるように横に寝せて操作します。
  2. 竿尻を魚の方向に向けるぐらい気持ちで、竿の弾力を最大限に利用します。