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よくある質問
QUESTION
No. | 質問内容 |
Q1 | リウマチの疑いがある場合どのような症状があらわれますか? |
Q2 | リウマチの治療方法を教えてください。初期のうちに治療を開始すれば、完治しますか? |
Q3 | 最新のリウマチ治療についておしえてください。 |
Q4 | 骨密度を測定したいのですが、検査はどのようなものですか? |
Q5 | 動脈硬化の検査はどのようなものでしょうか? |
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Q1. リウマチの疑いがある場合どのような症状があらわれますか?
腫れているあるいは疼痛のある関節が1つ以上あり、アメリカ/ヨーロッパのリウマチ学会の新分類基準で6点以上なら早期のリウマチが疑われます。 抗CCP抗体やリウマトイド因子の陽性は、リウマチを疑わせる重要な検査です。関節痛のある方は一度診察をお受けになることをお勧めします。
Q2. リウマチの治療方法を教えてください。初期のうちに治療を開始すれば、完治しますか?
リウマチは関節炎→関節破壊→生活機能障害と進行します。早期に治療を開始し、関節炎症を抑えれば進行を止めることができます。 リウマチの早期では薬物治療が中心になります。早い時期から効力の強い薬を積極的に使うことにより寛解が得られるようになりました。生物製剤を使用することでリウマチの治療は大きく変わってきています。 早期に治療を開始することは大切なことです。
Q3. 最新のリウマチ治療についておしえてください。
平成23年2月よりメソトレキサートが16mg/週まで使用できるようになりました。また、生物製剤といわれる新しいリウマチの治療薬が登場し、これまでの関節リウマチの治療は大きく変わりました。 リウマチは改善ではなく、治癒を目標にするようになっています。 早期に治療すれば効果も大きいといわれています。 当院では、レミケード、エンブレル、ヒュミラ、アクテムラ、ケブザラ、オレンシア、シンポニー、シムジアの生物製剤や、内服薬のゼルヤンツ、オルミエンツを患者様に応じて使用しています。バイオシミラー(いわゆるジェネリック医薬品に相当)といわれる注射薬も用いています。 他のリウマチ専門施設と共同して早期リウマチに対する生物製剤の効果や安全性を確かめる臨床研究も行っています。 一度ご相談ください。
Q4. 骨密度を測定したいのですが、検査はどのようなものですか?
当院ではMD法といって、手のX線写真を撮り、そのフィルムをコンピューターで解析します。結果は3~4日でわかります。 骨粗鬆症は骨がもろくなって骨折しやすくなり、寝たきりの原因ともなる病気です。 また自覚症状があまりなく、進行の度合いがわかりにくい病気でもあります。 20代~40代前半までに一度測定してみて、ご自分の若いときの骨量を知っておくと老年期に参考になります。 女性の場合は閉経後は1年に一度ずつ測定することをおすすめします。
Q5. 動脈硬化の検査はどのようなものでしょうか?
動脈硬化とは高血圧やコレステロールなどにより、血管の壁が厚くなり、血管が劣化したり、狭くなる状態です。放っておくと脳血管疾患や心疾患のような大変な病気になります。 当院では、両手、両足首の4箇所の血圧を同時に測定する検査を行っています。測定時間はわずか5分程度です。 血管年齢がわかりますので、一度測定してみてください。
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