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玉葱染め

4500年前のエジプトのミイラの中には、
紅花染めの織物をまとったものがあったという。
人間は大昔から・・草木から美しい色を求めて来た。

染色は布の繊維の分子に色を吸着、結合させるところから
あの複雑なメカニズムが・・・魔法のような素晴らしい色を生み出してきた。
                                           

お料理をする感覚で〜試してみてください〜

《タマネギ染めで黄色を染める

事前に染色する布の汚れと糊を取るために洗う。
また、牛乳での前処理もしておくこと。

染色方法 材料 染色実践
   
1)
タマネギの皮を剥がす。
皮が染料になる。
タマネギの皮
(50グラム)
タマネギの皮はあらかじめとっておきましょう〜
2)
鍋にタマネギの皮を入れ、水を加える。
水の量は、鍋の半分程。


鍋(ステンレスもしくはホーロー)
布の重量により水加減してくださいね〜
3)
ガスコンロにかけて中火で煮る
しばらくすると水が黄色くなってくる。
染液をよく煮出しましょう〜
4)
20分ほど煮て、水の黄味色がある程度濃くなったら、布をいれる。
染色用布 染液をしっかり出してねえ〜・・
5)
布をどっぷりと液につけて火を弱くして煮続ける。
時々、箸で返す。
こうして20〜30分煮る。
菜箸 時々・・かき回してくださいねえ〜
6)
布を引き上げて、流水でざ〜っと洗う。
しっかり洗ってくださいねえ〜
7)
別々に作ってある媒染を液の中に染めた布を広げて20分間浸しておく。
バット:ボール
媒染剤:
アルミナ:錫それぞれ5パーセント。
さあ〜どんな色になるかな?ここが楽しみ〜

8)
そのご、布を引き上げて流水でよく洗う 
ビニール手袋 媒染剤が残らないように〜しっかり洗ってね〜
9)
陰干しにして生乾きのうちにアイロンをかける。
アイロン
日光にあたらないように〜

染色した結果です〜見比べてください。

すこしむら染めになっています〜
まだ、色の定着がほしい時は、染色〜媒染を繰り返します〜
無媒染 塩化アルミニウム 錫酸ナトリウム

媒染剤をご参照ください〜》

☆掲載作品の無断転載は固くお断りいたします。

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