沖縄女子制服ノート01

● 沖縄県立那覇西高校(Okinawa Prefectural NAHANISHI high school)

【基本データ】

・略称・愛称等:那覇西、西高

・男女共学

・住 所: 沖縄県那覇市金城三丁目5番1号
・校 種: 全日制
・設置者: 沖縄県
・創立年: 1986年
・校 訓:  じりつ(注記/自律と自立の二つの意味を重ねて表す)

初代制服 1987年2/4制定

冬服/濃紺のブレザーと灰色プリーツスカートの組み合わせ

夏服/ブラウスと灰色プリーツスカートの組み合わせ

那覇西高校は、全国で初めて国際人文科を設置した高校で、県内公立高校では初めてエンブレム付きブレザーを採用したところでもあります。(実は伊良部高校が宮古高校の分校から独立した時期の方が早いのですが、同校のエンブレムが創立後に後日追加されたものであるため、正式な追加日付が不明です。このため、今のところ、那覇西高校が県内公立高校では初と、そう判断しています)

ストライプ柄のネクタイの採用も公立高校としては、同校が初めてでした。なお、同校のネクタイ柄については、海邦国体の開催を見据えて、そのPRも兼ねてデザインしたとも言われています。カラフルな赤、黒、白のストライプ柄はおしゃれで、今見ても十分な魅力を持つものとなっています。

そんな細かなこだわりがいっぱいの同校の制服も、創立当初は、シャツの裾出しが流行したり、ミニスカート化があったりといろいろとあったみたいです。それでも、そんな対立を乗り越えた制服は、今、不思議な自信と魅力にあふれているように見えるのは私だけでしょうか。

なお、ニットベストは、創立時にはなかったアイテムで、後年になって追加されたものだし、「靴下は白」という校則も今では緩和されています。

渚 美鈴 NAGISA MISUZU