三島バプテスト教会

牧師室から

1月のおたより 新年の、人生の計画を考えているあなたへ

 新年おめでとうございます。

 「一年の計画は元旦にあり」。これは戦国武将毛利元就の言と言われております。 「一日の計は朝にあり」と言う言葉もありますが、正月三ヶ日が終わると、 考える暇もない忙しい日常が始まり、あっという間に365 日が過ぎ去ってしまうのでは?

 旧約聖書に「箴言」という一巻があります。「箴」は竹製の針のことで、人の心をチクリと刺して教訓を与えるものです。 格言です。「人間の心は自分の道を計画する。主が一歩一歩を備えて下さる」(箴言16章9節)。 「人間の前途がまっすぐなようでも、果ては死への道となることがある」(箴言16章25節)。「主」とは天地万物の創造主なる神のことです。 この神はご自分が創造され、命を与えられた人間(あなた)の一歩一歩に寄り添い、導いて下さる御方です。 クリスマスに御降誕をお祝いしたイエス・キリストは、この主なる神に「天にまします我らの父よ」と呼び掛けて祈るように教えておられます。

 この一年も、主なる神の祝福のなかで心安らかに歩まれますように。

2025年1月1日     本多英一郎