ぎっくり腰 |
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かつては コタツの中で正月を過ごすことが多かった頃
正月さんがにち
ぎっくり腰で腹ばいになったまま動けなくなってしまう人が多かった
というのも コタツの中で座る姿勢が実は 慢性腰痛の人にとっては
もっとも 悪い姿勢で 上半身の負荷がモロに腰にかかり
さらに 動きの少なくなった股関節から骨盤の動きを止めて
仙骨がかたくなってしまう のが 原因。
慢性の腰痛のある人は コタツに入るなら
せめて 座椅子を用意し 背をしっかり背もたれにあてて
骨盤をしっかりしめて座ってほしい。
さらに正月は暴飲暴食しがちで 胃と腸の不調で腰に影響を与える。
また 休みが続くと 睡眠時間が長くなり 朝起きるのがおそくなる
すると 朝の起きがけに腰の不調を訴える人が多い、
これは 腰に持病があると睡眠時間そのものが運動不足状態となり
極端に腰の血行を悪くして 眠れば眠るほど 腰が悪化し
ついには ぎっくりを誘発しやすい。
また 正月は家族一同が集まり子供や孫を抱いたりする機会がふえる
へいぜいに 重いものを持ち上げない人が
子供や孫の重さが腰を直撃し 突如 『ぎっくり』と腰が音をたて
それから たちあがれなくなってしまう。
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寝ちがい |
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寝ちがいとは
症状は首が回らない等 首にでる急性の疾患であるが
実は 健全な人が突然の朝に起こるのではなく
もともと首・肩の広域の筋肉が慢性の過緊張だあった人がこうむる。
寝込みの姿勢保持、首に吹き付ける冷気 等の契機で発症、
上半身が固まったまま 整体 MIKUNI の門をくぐる。
したがい 整体治療は首・肩・肩甲骨・背中・鎖骨と広域を対象にし
最後は 首の斜角筋群をゆるめて 仕上げとする。
いつもとは ベッドがちがったり 枕がちがったり
横になりながら 長時間にわたり特集テレビ番組をみるなど
あるいは いつもは着ない晴れ着で首に冷気を呼び込んでも発症。
などなど 寝ちがいは 正月の疾患である。 |
便秘 |
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便秘も 正月明けに けっこうこうむる。
飲食のとりかたの変化で 内臓が疲れやすいのが原因なのだが、
運動不足 遠出 人付き合いの気疲れ など 集合離散の連続も
腸のぜん動運動を低下させるのだ。
整体 MIKUNI の 胃・腸を活性化させる施術はプリミティブである。
もちろん 腸そのものへの刺激によって
ぜん動運動を向上させるのもひとつの方法なのだが
心身の深いリラックスをもたらすだけで
腸という臓器は 敏感に動き出すので
その人の もっともリラックスしたい体の方向を見つけ
その方向に体をもっていけれる契機を与えるだけで
腸は びっくりするぐらいの鳴る音で施術室をゆるがすこととなる。
その ぜん動運動の鳴る音が地響きのような雄たけびのような時もある。
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肝臓が重い |
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酒が好きな人で 左図で
おなかの右側の場所がいつも重苦しく感じるようになったら
肝臓の機能が低下していることを疑うべきである。
さらに 右肩ばかりがいやに強くコルとか
右の胸のあたりがいつも不快であるとか
右の背中痛がなかなか治らず
しつこくへばりついた様な感じが右背中にあれば、
さらに その疑いが濃厚である。
1月は 肝臓が ねを上げやすい季節である。
また 肝臓の機能低下で腰の痛みや鈍重感を生むこと多い。
さらに 全身のだるさ 根深い蓄積疲労感も
肝臓の機能を回復することで改善されることが多い。 |