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学生の猫背・巻き肩は必ず治る

学生の猫背と巻き肩は必ず治る。 なぜなら　ひとことで言えば それは若いからである。 骨も筋肉群も若い体であれば 整体によってその矯正と解体により 正常な位置に復元できる可能性は 非常に高く また ひとたび正常に復元すれば それを維持できる体となれる。 それは 日常の身体動作のわずかな変化で 体の修正が素早く行われるのである。 これに対して オトナになり具体的には 30歳代以降になってくると 体のつくりそのものが柔軟性が低下し 猫背・巻き肩の修正に 難度が増していき 学生の年代に比べれば ヒトにより完全な修正復元が できないという事態に遭遇する。 このため 猫背・巻き肩のヒトは肩 思い立ったら即刻に治療すべきである。 時間がたてばたつほど その治癒率は悪化する。 学生の猫背・巻き肩は必ず治る。 その対象は 小学1年から大学生までであり この時期に猫背・巻き肩を治癒すれば 一生の宝となる。

骨と筋肉の矯正と解体

標的となるのは 肩甲骨を中心に取り巻く 骨格と筋肉群である。 学生の場合、年齢的には 骨格の変形はほぼ始まっておらず 筋肉群の硬直がとけて それら筋肉群が柔軟をみれば 次に その柔軟化した筋肉群と骨格との癒着を ほどければ　ほぼ治癒する。 　 その 筋肉群と骨格との癒着をほどく作業が 矯正と解体である。 この 矯正と解体により 筋肉群と骨格がそれぞれ独自な動きが 可能になれば 骨格は正常な位置に回復し 筋肉群は健全に動き出す。 かように 骨と筋肉の矯正と解体は 学生の場合は短時間で可能となり 十中八九 猫背と巻き肩は治るのである。 ただし いうまでもなく治癒後に 従来の猫背と巻き肩になる 身体習慣と身体動作を くりかえせば 再び　猫背と巻き肩になる。

猫背になる習慣と動作

現代において 猫背・巻き肩になる習慣は 容易に作られてしまう。 情報収集と学習の多くを 画面を見ることで完結する文明が 猫背・巻き肩を生み出す習慣を 作ってしまうのである。 そのむかし 画像やスマホが無かった時代は 情報収集と学習は 多様な方法によってなされていた。 つまり 五感と体感、移動と訪問、 など身体の全体を総動員して 情報収集と学習が なされていたのである。 それにより 身体のある特定の部位だけが 負担がかかるという事態が回避でき 身体の総合的な動作が 日常生活の中で実現できていた。 ところが　今や 視覚の圧倒的な偏重、 指先の操作だけでほぼ完結できる 情報収集と学習ができ それにより 身体の全体姿勢が崩壊し ひいては 目の酷使、 それに連動して 頸椎が前方に突出し 肩甲骨が巻き込まれ 胸椎が弯曲していくことになる。 さらに 身体移動の減少により 日常的な運動不足が慢性化して 血行不良と身体鈍麻により 内臓の不調、頭痛、眼精疲労、 などなどが 学生の間で蔓延する。 また そのむかし　かつての日本では 体の姿勢のくずれた子供に対して これを指摘し𠮟責し指導するオトナが 必ずいたものである。 ところが　今や こうした光景はみられなくなり このような指導や教示は むしろ忌避される事態となり へたにあえてこの様な事を行えば 事件性を帯びかねない時代となった。 こうして 学生が崩れた姿勢であっても 放任されたまま あえて誰も指摘しない。 さらに 最近の小・中学校においては 登下校時に重いリュックを背負い 毎日　教科書などを 自宅と学校のあいだを往復する。 その重量は10kgs～15kgsという 重さである！ この重いリュックを背負う習慣が 巻き肩と猫背を生む 温床となっているのである。 この習慣をぜひ 即刻やめるべきである。 こうした 現在の学生をめぐる環境にあって 身体動作と習慣の見直しがはかられ 正しい指導が行われれば 学生の猫背と巻き肩の 劇的な減少となる。

猫背になる内臓と心

猫背・巻き肩は 内臓の不調によっても形成される。 とくに 消化器系統の慢性的不調は 猫背・巻き肩を生みやすい。 胃、十二指腸、肝臓、腸、が 腸子をくずす時間が長くなると 必ずヒトは 前かがが身になる時間が増え それが 猫背・巻き肩を生む。 たとえば 急性でもそれは一緒で 級に胃が調子をくずせば ヒトは必ず前かがみになる。 『胃が調子悪い！』と 胸を張って叫ぶ人は ほとんどいない。 心の状態も 猫背・巻き肩に大きく影響する。 ヒトは 思い悩んだり　失意が続いたり ストレスが多かったり 気分が晴れない などなどの状態が続くと 姿勢が悪化し 猫背・巻き肩になりやすい。 内臓と心の状態は 身体にあらわれる。 とくに学生の場合は 内臓や心の状態を 他人にさとられないような テクニックややり方に まだ習熟しておらず 内臓や心の動きが 素直に身体にあらわれてしまう。

なぜ学生は猫背が直るのか？

なぜ 学生は猫背と巻き肩が必ず治るのか？ ふたたびのべれば それは若いからである。 くりかえせば 骨も筋肉群も若い体であれば その解体と矯正により 正常な位置に復元できる。 猫背と巻き肩のあなたは その治療にのりだすのに 一日おくれれば それだけ 回復の難度が増してゆくのである。 これは 動物的な宿命であるので ぜひ直視してほしい。

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