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朝から夜まで 整体ざんまい |
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朝の太陽がのぼり 月夜がおとずれるまで 体のことについて考えていることを 記してみますので くつろいでお読みください。 |
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1 猫背ブルース |
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2 脳卒中のその後 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
脳卒中(脳梗塞・脳出血)の 後遺症である半身不随に悩む人は多い。 ただし 脳機能の解明が飛躍的に進むにつれ 再生リハビリの効果的な手法が 続々と誕生し その恩恵を多くの人が受けている。 もちろん そのリハビリの成果が一定の時間がかかり つらい時間を耐えなければならない。 整体では こうしたあらたな脳と神経回路の 成果を援用して 独自なリハビリ手法を開発し 臨床的に短い時間で成果をあげる。 整体がカバーする後遺症は 運動マヒ 痛みとしびれ うつ病 不眠 せん妄 などなどである。 整体のリハビリ手法は 筋肉と脳と神経の3方向に ドラマ的、音楽的な 起承転結を多分に盛り込んだ リズムとテンポで 反復性と変則性を同時にすすめ 混在した中で 臨床的に整体施術をおこなう。 これにより 心身ともに快楽の極致のなかで 不快と不調を忘却させて 脳神経に 新たな快楽回路を形成する。 ・・・・ というやり方である。 |
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3 寡黙な腎臓の声 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
まず 腎臓の位置から見ていこう。 下図は人体を正面から見たもので 肋骨から少し垣間見える 左右一対の臓器が腎臓。 なぜ 腎臓の位置を 確認するかというと 腎臓自体への直接の刺激と負荷により 腎機能の改善に向かうからで 腎臓の位置を正確に認識する必要がある。 また 腎機能に問題が出てきた場合 おうおうにして腎臓そのものが 痛みと違和感を感じる時があり こうした時の確認で 腎臓の位置がわかっていると およそのあたりがつくのである。 腎臓の機能は 血液の浄化であり 腎臓がハイレベルで好調であれば 活力と生命力にあふれかえり パワーがみなぎっている。 健全な子供がそうである。 健全な子供は元気ではち切れんばかりである。 こうした子供たちの腎臓は ほぼ100%近い可動率である。 腎臓は 体中の血液をろ過して 不用になった成分を 小便として体外に排出する ろ過した後に体に残すべき成分を再吸収して 血液の恒常性を維持する。 下図は 血液が 腎臓のネフロンの球糸体でろ過し その後再吸収する図である。 下図は ネフロン。 左右1個ずつの腎臓には ネフロンが120万個という膨大な数が ぎっしり詰まっている。 このネフロンの球糸体が フィルターとなり、 毛細血管のかたまりである。 ネフロンの総数は 2個の腎臓で240万個となる。 腎臓の構造の複雑性は つまりこのネフロンの複雑性である。 このネフロンの複雑性が ひとたび腎臓が機能低下すると その回復に時間がかかる要因となる。 また 腎臓は消化器系の臓器とは異にし 少々機能低下しても 自覚症状が出にくい点である。 腎臓は 少々のことでは異常シグナルを ださず 腎機能が低下したと 自覚症状が出た時は 相当に悪化している時というケースが多い。 さらに 腎臓は堅牢な臓器であり 胃とか腸とか肝臓がもっている柔軟性 が腎臓にはなく 外からの刺激にはあまり反応しない このため 腎臓の整体のやり方は 腎臓のそのものへのアプローチでなく 腎臓に流れ込む豊富な血液を 利用して腎臓を治療する事になる つまり 血液の浄化度を高めて 腎臓の負担を軽減し 同時に 浄化度の高い高品質の血液を ネフロンでろ過することにより ネフロンを活性化させる。 すなわち 血液の質をよくし 腎臓を通過する血液の力で 腎臓を回復させる手法である。 また 肝臓の力を借りて 腎臓を強化させるやり方がある。 肝臓は 血液中の毒物の代謝、 血液中の栄養素の代謝、 などをもっぱらの任務として 最終的に血液の浄化をすすめる。 このため 肝臓機能が向上すれば 血液の浄化が推進して 腎臓機能も回復する。 『腎・肝の一体整体』というやり方で 肝臓と腎臓を一体的に治療する ここで 腎機能の全体を整理してみよう。
腎機能の役割が 以上6つの機能である。 血液のろ過の以外に ミネラルの安定化、 PHの安定、 血圧調整、 カルシウム濃度調整、 赤血生成。 等々 血液、リンパ、体液、と 流動媒体を管理する臓器であり このため むくみが強い場合に腎機能の異常を疑う。 こうして 2つある腎臓が2つとも機能が止まれば 死が待っている。 |
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4 ぎっくり腰の難関はどこにあるか? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ひとたびぎっくり腰におちいると 動きがままならず その姿はかなり悲しい。 ほとんど動く事が出来ず それが続けば この世の無常におそわれる。 たとえば それは、通勤の途中 何気なくつり革につかまったとたんに 発症するかもしれない ぎっくり腰と いわゆる慢性腰痛とは様相は まったく相違する。 慢性腰痛の場合は通常 その動かし方にもよるが 動かせば動かすほど回復に向かうが、 ぎっくり腰は 動かせば動かすほど悪化する。 このため 整体においては ぎっくり腰はどのタイミングで 施術にはいるかが重要なポイントとなる。 なぜなら ぎっくり腰のその痛みは いずれは、時間とともに ゆるんでくるのが特徴である。 ただし、 その軽快になっていく時間は その個々のぎっくり腰により 違いがあるため悩ましい。 まず ぎっくり腰のケースでは 患者側のほとんどが事前に はたして整体院まで痛みを押して 移動していいのかを 問い合せてくる。 その判断のポイントは 自分の力で自力で歩く立つ座る寝るが 可能かどうかで それが曲りなりにでも可能なら 来院してくださいとなる。 かりにそれが不能であれば 少しおさまってからの来院を勧める。 その判断は重要である。 とくに初めてのぎっくり腰にあった人は 的確な判断ができない。 もちろん ぎっくりが初めてのヒトは 救急車をコール人もいる。 次に むつかしいのは、 ぎっくり腰の患者を前にして ぎっくり腰の痛みの部位が どこに中心があるかの診断である。 熟練の経験者であれば ぎっくり腰の患者の動きのみを観て およその痛点部位をを 言い当てれるのが通常である。 ただしその確定は やはり患者の体の触診によって なされる。 この時の触診が患者の大きな負担となり ぎっくり腰になった重症患者は わずかな微動で 悲鳴を上げるのが普通である。 よってこの触診は困難を極める。 こうした状況下で いかにして ぎっくり腰の 痛点ポイントを確定するのか? これこそ ぎっくり腰の治療の最大の難関である。 これを 患者の負担を最小にし 最短の時間でおこなえれば その後の治療は意外と順調にいく。 では ぎっくり腰は からだの一体どこで起こるのか? およそそのエリアは 大きく以下の2つの別れる。
これを細かく説明すると、
下図の赤い骨が仙骨 これによって ぎっくり腰の痛点の現場を特定する。 特定した後に はじめて その治療に入るのであるが 後の治療は 最大の難関を超え 順調に進行する事が多い。 ここに至るまでに いかに迅速に 患者に無駄な苦痛を与えずに おこなうかが ぎっくり腰治療のテーマなのである。 |
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5 自律神経失調症の不気味 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
自律神経失調症とは 自律神経の動きが順調に動かず 様々な病的な症状が多面的におこる ひとつの病態であって その実態と治療法は 曖昧模糊とし明確なガイドラインが 確立されにくい実情となっている。 そのゆえんも 自律神経そのものの動きの核心が 心因性の要因で左右されることが おおいことから来る要因による。 このため 自律神経失調症に対面する場合 そもそも 個人個人の心理のヒダの奥まで 食い込んでいくというポジションが まず必要で そうした心の深層を標的とした視点が 不十分な場合は 自律神経失調症の治療に 大きな成果は期待できない。 なぜなら 2024年の時点で 自律神経とは従来の様な 交感神経と副交感神経の2つの神経が 興奮と弛緩の間をシーソーの様に 行き来するという単純な システムでない事が最近の研究で 明らかになりつつある。 たとえば 汗の出入りを支配する汗腺や 皮膚に存在する血管は 交感神経のみの支配下にあり 副交感神経は全く 関与していないことが判明している。 さらに 胃の場合は その活動は副交感神経の作用によって 活発になることが確立している。 また 唾液は 交感神経、副交感神経のいずれも 分泌を促進する作用となる。 このように 自律神経は器官ごとで 微妙に独自な動きをしているわけで 人体の全域の器官が同じように 交感神経と副交感神経がシーソーの様に 単純な交感作動で展開される概念は 修正されるべきとなっている。 また 体の反応が自律神経が独自に動いている という概念を一掃するべく 感覚神経と自律神経との協調、 また 自律神経の中枢は脳の視床下部と 考えられえてきたのが それに加え 脳幹の中枢も関与する という事わかってきた。 さらに 脳の辺縁系と自律神経の密接な関係性が 明らかになりつつあり 自律神経が独自に展開しているという分野が 実は 他の神経系とクロスしながら 機能している事が 最近わかり始めてきたのである。 つまり 自律神経の動きは 単純に交感神経と副交感神経の 2システムの交換作用という 単純な動きでなく 他の神経系統とのネットワークで 動いているという事が わかってきたのである。 このため 自律神経失調症の解決のためには 頭と心と体を 総合的に同一に制御しながら 修復しないとうまくいかないことが 認識されてきたのである。 さて こうした自律神経失調症の 現在の姿にあって 整体はどのようなポジションで いどむのか? それはまず 自律神経とは一体どういう状態のとき 最も正常にまた快適に作動するのか という事の再認識から始まる。 身体のあらゆる機能は すべからく健全に作動していれば 器官の存在自体、身体システム自体の 存在にほとんど気づかない。 どういうことかというと たとえば 胃が不調になって始めて胃がどこで 胃がどういう仕事をしているかが 鮮明に認識される。 胃が悪くなった事が一度もなければ そもそも胃という存在自体が あいまい模糊とし わからないのである。 たしかに知識として胃は分かるが 胃の不調になった事がない人は 胃そのものの存在は ボンヤリあいまいである。 自律神経も同様で 自律神経の動きが健全であれば だれもが 瞳孔や唾液や汗や皮膚や血管や気管支が 極めて自然な変化で推移している事に 何も疑問を感じず ただ快適な生活が送れているだけである。 ところがそれらがいったん乱調を帯び どこか調子をくずすと はじめて自律神経が 失調しているのではないかと疑う。 これは当然のことである。 このため 自律神経の回復には まず心と体を同時に きわめて快適な状態にし 自律神経その物の存在を忘却させる事が 必要なのである。 整体では こうしたきわめて快適な状況を 心と体をともに 作り上げる事から始める。 それをどう行うかというと 次の様な手順で行う。
要約すれば 以上の4点となる いずれも自律神経の内 まず副交感神経の優位な状態を 極限にまで求め 心身のリラックス状態を 最高値まで高める。 これは ふたつの相反する2極の要素を バランスを持たせるためには バランスを求めようと どちらも均等にさせようと腐心しても うまくはいかない。 では どうやるかというと まず 一方の極を徹底的に追求し 不均衡の極みまで一度振るのである。 すると まもなくその反動として 反対側の極に向かって 自然の勢いで傾いて行き ついには均衡状態を作り出していく。 この自然節理である 二元論バランスの原理を利用する。 つまり まず副交感神経優位の状態を 徹底して作り出す。 これによって 自律神経の健全を取り戻す。 釣り合わせようと 腐心してもうまくいかず そういう時は いっそ 片方の極に向かって 極端な不均衡を作るのである。 こうした表現をすると いかにも無理やり強引な手法に見えるが 整体において この手法は 患者にとっては 快楽と快適の極致となり 人生における 最も気持ちのよい至極の時となる。 自律神経失調症は じつに不気味であるが 自律神経そのものは それがうまく作動すれば 優雅で快適で豊饒の生活が おくれる毎日となる。 |
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6 初めての赤ちゃん育ては戦い | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
初めての赤ちゃん育ては お母さんにとって ひとつの戦いである。 初めての育児でダメージを 腕、腰、指にうけ 痛みで悲鳴を上げて整体におとずれる お母さんは多い。 もちろん 抱っこが続く赤ちゃんの重量に 耐え切れなくなっての原因が 主になっているが それに加え 初めての育児の精神的ストレス、 家事の負担増、 病院通いの面倒くささ、 また 出産前からの持病であった 首こり、肩こり、腰痛の 出産、育児による悪化などもある。 こうした赤ちゃん育ての戦いを 体の負担をより少なくして 合理的で快適な身体の動かし方を 整体では教えている。 赤ちゃんを抱く時に ちょっとしたコツで からだは ずんと楽になり 痛みが出ないようになるのである。 それまで 重量物をもたことがないような 新人ママにとって 赤ちゃんは大変な重量である。 また 添い寝は大変な負担が お母さんにかかり 寝方の工夫がなければ 寝れば寝るほど体は痛む。 また おむつ替えは おかあさんの姿勢保持に気を配らないと 腰痛が出やすい。 腰痛をださない姿勢の保持が ありコツをつかめば 腰痛は避けられる。 たとえば下図の様に 歯磨きするお母さんの姿勢は 腰痛を引き起こしやすいので 注意を要する。 たとえば下図の様に 床すわりで授乳する場合 腰痛がでる危険な姿勢である。 腰を保護するためには 授乳はかならず 背もたれのあるイスなどでする ように心がけてほしい。 それで腰が保護される。 授乳の理想は 以下の様なやり方となる。 背もたれのあるイスに座り 赤ちゃんの安定をはかるために 太ももをあげて赤ちゃんを支える。 これで お母さんも赤ちゃんも 保護される。 初めての赤ちゃんの お母さんの指は酷使され 腱鞘炎が起こりやすい。 腱鞘炎の原因は まず 肩こり、首コリ、背中痛、腕痛 などがあらわれ 次に 指に異常な荷重と酷使があらわれる。 このため 腱鞘炎の治療は痛い指だけ行っても 根本治療にならない。 指の腱鞘炎を防止するには 背中から指を結ぶパワーラインを 意識して 力の出し方のコツをつかむことが 必要となる。 また時間に追われ いつもあわてた作業をくりかえすと かならず末端の指の酷使を生み これが腱鞘炎の温床となる。 初めての赤ちゃんとの戦いには 戦いのやり方がある。 |
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7 背中痛の憂鬱 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
背中は 多くの器官を内包している為に その痛みの原因は 多方面の検討が必要とされる。 脊柱、肋骨、肩甲骨を中心とする骨格、 背筋を中心とする 頚部と骨盤部を連結される 数々の筋肉群、 多くの内臓諸器官、 無数に走行する神経群、 等々、痛みをおこす器官が群れをなす。 このため 背中痛の診断は きわめて難度が高い。 たとえば 内臓諸器官に 問題がありそうな場合は 次の様な症状が出ている事が多い。 激痛により冷汗を発し苦悶が強烈。 大きな呼吸で背中痛がはげしい。 背中痛で夜間が寝れない。 強い胸痛が背中痛とともにある。 原因不明の大きな体重減少がある。 不明の発熱が続く。 などなどの症状があれば たとえば 以下の様な可能性も疑われる。
また 確率は低いが 脊髄そのものの腫瘍に類する疾患の 可能性も考えられる。 背中痛とともに しつこい腹部痛、下肢全体の疼痛など 併合する場合は さらに慎重をきす。 さて 以上述べた疾患が該当しなければ 診断の第一段階が終了する。 背中痛のほとんどは 背中に張りめぐらされている 筋肉群の硬直 ないしは 胸椎の椎骨の位置変位により 疼痛が出ている という2つの原因によることが 主になる事が多い。 ただしここでまた 内臓の問題が引き続くが こうした 筋肉群と骨格の主の原因の背中痛に 加え軽微な内臓の不調が重ねって 複合痛という事も多い。 この場合 最も多いのが 胃の不調、肝機能障害、胆のう疲労、 腸の不調、呼吸の浅さ、 気道と食道のつまり、 腎機能の低下 などである。 これら内臓の不調が重症ではないが 好調でもなくいつも気になる程度で 背中痛は盤踞するという事態もある。 ただ こうした背中痛のケースでは 背中の筋肉硬直が解決したり 骨格の配列の異常が回復したりすると 内臓の不調が一掃され すっきりと復調するケースも多く 筋肉硬直と骨格異常が 内臓に影響していたという事も 頻繁である。 このように 背中痛は 総合的な要素を 広い視野で複合敵に診断する事が 特徴的である。 また 背中痛で多いのが 脊柱の内の胸椎12個のうちの 数個の配列不整合による 疼痛が出るケースも多い。 つまり胸椎の数個が 微妙にずれているのである。 以下の様な場所でずれる。 ずれのイメージ図である。 この胸椎ずれが 背中痛の主原因であることが多い。 これが胸椎の位置矯正で 胸椎が元の正常な位置に回復すれば 軽快になる。 ただし胸椎の骨格そのものが 長年の累積で 変形してしまっている場合は 復元にかなりの時間を要するか ないしは復元不能となる。 この胸椎のずれは ほとんどの原因は 周囲の筋肉群の硬直の左右差により 出現するのが多く まずはこうした筋肉の硬直を 解くところから 施術は始まる。 猫背や巻き肩の強い人 頸椎突出の強い人 胃と肝臓の不調が慢性化している人 呼吸が浅く睡眠障害の人 がこうむりやすい。 こうして 背中痛が消失すると 逆流性食道炎、胸やけ、せきこみ、 たんが絡む、呼吸が浅い、 睡眠時無呼吸症候群、 などが あっという間になくなる事が多い。 背中への施術は また以下の様な病態に対して 第一義的に行う施術でもある。
これらは 背中が精神的な疾患で 猛烈な勢いで筋肉硬直をもたらす ことからくるので。 こうした患者の背中の 筋肉硬直を解くと 明かな変容が現れるのである。 いにしえより 精神的な問題を抱えた人に対して 背中に手を乗せ 何らかの言葉をかけるのは ゆえないわけではないのである。 背中とは こうした意味合いを持っている エリアなのである。 つまり 憂鬱とか失意とか落胆とか が続き慢性・定着すれば 背中に異常が出やすいのである。 また背中の状態・形状が その本人が見る事が出来ず 他人が指摘するまで 本人はなかなか認識できない。 他人には 相手の背中の様子を見て とくに心の中、心のヒダまで わかってしまうのである。 このため 背中に哀愁を漂わせているとか とい表現がつかわれ 背中で情緒的な心情表現が おこなわれる。 背中痛の憂鬱は 多くの複雑な痛みを混合した 深い憂鬱なのである。 |
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8 舌も整体の領域 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
近ごろ舌がもつれてなんか変! と思ってる人いませんか? 妙にしゃべりにくい 食べ物が噛みにくい 活舌が悪い 他人に聞き取りにくいといわれる などなど じつは舌に問題がある事が多いのです 舌がねじれていたり 舌が硬くなっていたり と 舌を点検する必要があるかもしれない。 舌は まるで日陰者の様な存在感ながら 実は生命根幹の重要な 動きをしている最重要な臓器である。 舌の 実在を認識するのは ほぼ特殊な場面にかぎられる。 接吻をする時、 ろれつが回らなくなった時、 舌に痛みが出た時、 外国語の発音を学習する時、 などである。 舌がなくなれば ほとんどヒトは死を迎える。 舌がなければ 食べれない、呼吸できない、しゃべれない、 のだ。 舌がなくなるのは きわめて特殊でほとんど無いが 舌が極度の疲労で 動きにくくなるのはある。 舌も筋肉からできており 使いすぎて くたびれ果てる事はあるのである。 ただ 舌の筋肉はかなり特殊であり これほど高速で自在に軽々と 動き回れる筋肉はあまりない。 かつ 呼吸、咀嚼、会話、味覚判断、 性愛の秘技、 と多方面に休みなく動き回っている。 ヒトの筋肉の種類は 大きく2つに分かれる。 ひとつは自分の意志では動かない 脳が自動的に動かしている筋肉群で 内臓の多くがこの筋肉でできている。 心臓の心筋がその代表である。 その運動性は緩慢で鈍いが どれだけ動いても疲れを知らない 絶対的な耐久性を持っている。 いまひとつは 骨格筋といういわゆる眼で見える 自分の意思で動かす事ができる 骨に附着する筋肉群をいう。 これは瞬発力がありパワーを 自分の意思で自在に発揮できる。 そのかわり 疲労がたまりやすく 適宜な休息を与えないと 疲れが出る筋肉である。 つまり メインテナンスの必要な筋肉になる。 舌はまさにこの筋肉になる。 このため 舌も休息が必要となる。 舌は口の中にあるので 内臓筋と錯覚しがちであるが 実はそうではない。 舌も疲れる。 疲れが出るととたんに動きが鈍くなり 果ては コリがでて ねじれ 硬直する。 ここに整体が 舌もその対象になる理由がある。 ただし 舌はその口腔内という 特殊な位置にあるため施術も 特殊なやり方になる。 もう一つ重要なことは 舌と歯の関連性である。 舌は口腔内を自由に動きまわるが ただし歯に障害があれば それによって 舌の活動も制約されてしまう。 このため 舌の整体をするには 歯の状態が以下になっているかを 歯科での検診が事前にされると 理想的である。 |
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9 顔のゆがみはなぜおこるのか? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
たとえば もしあなたがある朝、鏡を見て 突然に顔のゆがみにきずいたのであれば そうしたゆがみは 整体で回復しやすいゆがみといえる。 なぜなら 突然にきずいたという 経緯から見て ほぼ、そのゆがみは 短い時間ででできたものであり そうしたゆがみは ほとんどが 顔のまわりを構成する筋肉群に問題 があるからで こうした場合 骨格の変形変容までには至っていず 筋肉の解決のみで回復するからである. では 具体的には どのような筋肉群が 顔のゆがみを形成するのか? それは数多くあり 大きく分けると、以下の様に4つある。
このうち 1.顔の中の筋肉 ☛ 表情筋は 顔の軽微なゆがみを作る 代表的な筋肉群である。 表情筋は23種ある。 そのうち表情筋の代表階が以下: 表情筋は頭、目、鼻、口、耳、頬と それぞれの部位に顔全体に 網羅なく張りめぐらされており その言葉どうり 感情や愛情の心の動きを表現する 薄くて柔軟で微妙な筋肉群である。 そのため ひとたび多大なストレスや心理的圧迫が 慢性的に続くと 表情筋はこわばりと硬直に見舞われ 顔のゆがみを形成する。 たとえば 深刻な鬱屈した日々が一瞬にして 顔を老化させることがあるが これは表情筋が 一気に変容してしまうのであり はなはだしくは ついに 顔全体のゆがみと非対称を生む。
また ここでヒトの感情表現する場合の 身体表現のある特異な性状があり これが顔の左右非対称を生む 遠因にもなることを紹介しよう。 脳が左脳と右脳で働きの方向性が 違いがあるのはご存じのことと思う。 おおまかにいえば 左脳は理知的な論理的な動き 右脳は感情、直観、情緒の動き を主としてその反映は 身体の部位にその逆の左右で あらわれる事が多い。 顔もその表情反映に この脳の左右差の相違があらわれ 感情、直観、情緒と 理知、論理、分析と それぞれが極端に傾く時に 顔の表情に歴然とした差異が あらわれるのである。 たとえば くやしくて、くちびるのハシをかむ。 うれしい絶頂で目が輝き星が片目から出る。 不思議な絶頂で首をかたむける。 などは左右差を歴然として 身体表現する。 これは 絵画、写真、などの芸術的な 情緒を表現する顔の描き方をみれば わかるように 情緒の横溢した顔はすべて 顔の微妙な左右差が表現されている。 つまり 感情、直観、情緒が強く動き 右脳がフル稼働すると 顔の左側にその反映が出やすい。 これが積み重なると 顔のゆがみにとつながってくるのである。 つぎに 表情筋の活動の過活動が続き 心理的な激しい動揺がおさまらないと はなはだしくは 表情筋を支配する顔面神経が損傷し マヒすると 顔のゆがみが定着してしまう。 いわゆる顔面神経麻痺である。 顔面神経麻痺 顔面神経麻痺 顔面神経麻痺 つぎに 表情筋以外の下記の筋肉群が 硬直ないしは極端に退縮・衰弱しても 顔のゆがみの原因となる。 これらはいわゆる 首コリ、肩こり、背中痛、頭痛、 のたぐいのコリである。
つぎに 顔のゆがみの原因の 大きな要因の一つである顎関節症 について記していこう。 顎関節とは つまりアゴの関節である。 アゴの関節と言ってもアゴはわかるが アゴ関節となるとあいまいな人は多い。 このアゴ関節である顎関節が 顔のゆがみの重大な原因となる場合が 最近はとみに多い。 顎関節の位置 顎関節の詳細 顎関節とは 下顎したあごの骨が側頭骨のくぼみに 入りこみ顎の関節を作っている事をさす。 このアゴの関節は 他の関節にない特殊な形状をしており 円板を半分切ったような 下顎が咀嚼に支障がないように 特殊な動きができる構造となっている。 顎関節とは つまり半円球の関節に 下顎と上顎がかみあって その間には コラーゲンという膠原線維が ぎっしり詰まって たっぷりとした潤滑性をたもつ。 さらに それをアゴの靭帯がおおって 動きの円滑性を保っている。 ところが この関節をおおっている筋肉群の 異常によって靭帯が 異様な力学的圧迫を受け 関節間のコラーゲンが摩耗で 減少してくると 顎関節内の動きはとみになめらかさを欠き 支障をきたす状態となる。 こうなると 顎関節は カクンとかジャリジャリという音をたて 関節のなめらかな動きがなくなり アゴを動かすと痛みが出る という症状が出てくる。 これが顎関節症である。 顎関節症は 4つのタイプがある。 1 関節を取り巻く筋肉の障害 2 関節包・靭帯の障害 3 関節円板の障害 4 骨の変形
顎関節症によって 左右のいずれかの顎関節周囲の 外側翼突筋などの筋肉異常で 顔にゆがみが出てしまう。 それ以外の 顔のゆがみを作り出す原因を列挙していこう。 以下である。
以上のように 顔のゆがみをもたらすものは 多岐にわたり まず なぜ顔がゆがむのかの原因を 突き止めるのが必要である。 |
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10 氷山の水面下の病巣を | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
海に漂う氷山は 露出する目に見える氷山は その一部であり大部分は海水の中にあり 『氷山の一角』とは 物事の本質は目に見えない 意味で使われる。 身体にあらわれる不調や痛みも この氷山と同様に 目に見える表層の病巣と 目に見えない隠された病巣という 不調や痛みの本質がある という図式になる。 つまり 腰痛も背中痛も膝痛も頭痛も こうした『水面下の病巣』をつきとめ 氷山全体を明らかにしないといけない。 このため 整体においては 問診、触診、視診、聞診、が いくども繰り返されながら同時に 施術が進行する、という形態をとる。
たとえば 腰痛の患者がいるとすれば まず患者の 痛みの中心である痛点を探り出すのが 表層の病巣を確認する、こととなる。 つぎに その痛みを引き起こす根源が すなわち 水面下の病巣となる。 整体治療では この両者のポイントの把握が必要となる。 |
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11 なぜ腹が出ると腰痛になりやすいのか? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
腹がふくらんで太鼓腹になれば 腰痛になりやすいという法則は おぼろげにもわかっている人はけっこういる。 では それを今回 理論的に解説する。 下記イラストを見てほしい。 正常体躯が太鼓腹に変貌する図である。 太鼓腹が最大の時点で計算式をたてる。 体の黄色の縦ラインは背骨である。 背骨の一番下部に仙骨がある。 この背骨と仙骨が中央にて 腹部にかかる総重量と 背部にかかる総重量との バランスをとって 同じ総重量で均衡を保つのである。 L1とは 背骨・仙骨ラインから背部までの距離。 L2とは 背骨・仙骨ラインから腹部までの距離。 になる。 背部と腹部のそれぞれの総重量は その中心から端部までの距離を 考慮に入れなければならないので 計算式は、 1. 背部総重量 = 腹部総重量 2.背部総重量=L1x背部の負担重量 3.腹部総重量=L2x腹部の負担重量 となる。 これはあたかもシーソーと同様に 背骨・腰・仙骨が中央にあり 太鼓腹と背部がバランスを保つ。 下図でそれをイメージ化した。 この図のとうり これにて 背部の総重量と腹部の総重量が 同一となりヒトは体を維持できる。 ところが この図を見てわかるように 背部にかかる重量は 腹部の太鼓腹により相当な重量となり これが結局、背部に近接する 腰部と仙骨部に多大な荷重となり 腰痛をひきおこすことになる。 太鼓腹が肥大すればするほど 腰と仙骨をおそう荷重は拡大する。 これが 腹が出ると腰痛になりやすい メカニズムである。 |
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12 慢性疲労症候群 の新たな展開 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
いわゆる疲労は、だれもが感じる 通常の感覚であるが これが異常に長びき、 また疲労の度合いが尋常でない ほどの極度の重さで 日常の維持に困難がともなう。 このような場合、 慢性疲労症候群をうたがう。 慢性疲労症候群になると 何をするにもおっくうになり 活力がまったく枯渇し なまりの様な重ぐるしい重しが体全体に 覆いかぶさったような毎日が続く。 慢性疲労症候群と命名されたのは 1988年のアメリカである。 英文では略して CFS という。 慢性疲労症候群に罹患した人を 他の人が見る時には 表情に精気がまったくなくなり 眼球の動きは緩慢で 唇の両端はさがてしまっている 肩は落ちて いちように猫背である。 脱力が続き体は立位が維持できない。 すぐ座り込んでしまい すわる姿は上半身が支えられず あやうい姿勢である。 ひとむかし前は なまけものと 後ろ指をさされた一群の人々である。 現在では しっかりとした病名をもらい 少しは肩身の狭さはなくなったが そのつらさは かわらない。 現在では 世界的に慢性疲労症候群の基準病態が 確定しており それが以下の
以上が基準病態であるが それにプラスして 除外診断というものが必要である。 つまり以下の病気ではないという 除外する診断である。 それは 慢性的な内臓不全 感染症 免疫疾患 神経疾患 代謝・内分泌疾患 精神疾患 以上の病気が無いという診断されて後 はじめて慢性疲労症候群と断定される。 これを除外診断という。 なんだか 慢性疲労症候群の特定までには ずいぶんと道のりが長い。 その後 慢性疲労症候群 CFS は、 この患者の急拡大もあって 研究が急激にすすみ その発症メカニズムが明らかになるにつれ 慢性疲労症候群 CFS は 単なる疲労の重症という概念から 一段と飛躍して 『 筋痛性脳脊髄炎 』という名称が 併記されることになった。 現在では 『 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 』 という2つの名称の併記となっている。 『 筋痛性脳脊髄炎 』 とは何かというと簡単に言うと 筋肉痛をともなう脳の炎症 の意味である。 つまり この新たな併記名称で分かるように 慢性疲労症候群は 筋肉痛をともなう脳の炎症 という病態がともなうのである。 このように 『 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 』の 特徴的な点は 単純な病態ではなく複合的な異常が 数々とあらわれ 重層的な苦痛を 患者にもたらすことである。 つまり 苦痛、不調、異常、が 同時的に多数に噴出するので 罹患する本人の負担も大きく また 治療方針を立てる側も どういう展開で治療するのかの決断が 難儀となる。 慢性疲労症候群つまり 『 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 』は、 その認定自体も、その治療自体も いずれもかなり難儀なのである。 では、整体は 『 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 』 をどういうやり方で治療するのか? その方針は 先にあげた以下、
この11の基準病態の内、まず 患者の一番のつらい項目を 聞き出し、次に 患者の総合診断をして 最も最速で改善しそうな病態項目を 選定し その最速で改善しそうな項目を 最初に改善する治療方針で開始する。 つまり ひとつでもより早く改善感と軽快感を 苦しんでいる患者に 体感してもらうことが大切なのである この軽快感が 次のちがう病態項目を 改善しようとする意欲を 引き出すのである。 これが 不快の項目が多重に存在している場合の ドミノ式治療法である。 『 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 』 にたいして 整体は このように立ち向かう。 |
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13 関節の軟骨はよみがえるのか? |
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関節の軟骨は再生できるのか? この命題は 変形性関節炎で軟骨が減ってますよ! と言われ悩んでいるひとにとっては 深刻な命題なはずである。 とくに膝の軟骨は減りやすく 膝の軟骨がよみがえりは切望である。 そこで結論を先にいえば、 関節の軟骨は再生でき よみがえることができる。 ただし その程度と時間が一様ではないことは 明記する必要がある。 また 関節の軟骨は再生と蘇生は やさしいことではない。 もともとが軟骨は自己再生能力が 非常にとぼしいものなのである。 これに対して 軟骨でない硬骨つまり通常の骨格は 骨折しても時間とともに つながり元の形状に再生される。 これが軟骨と硬骨のちがいである。 これは硬骨(通常の骨)には血管があり 豊富な血液が流れている為 血液が栄養と酸素を患部に送り込み 再生能力が高いことによる。 これに対して 軟骨には 血液が流れておらずそれによって 自己再生に必要な栄養と酸素が 供給されにくいことからくる。 ではどういう条件で 軟骨が再生・蘇生されるのか? これが今回のテーマである。 ここで 軟骨とは何かを再学習してみよう。 まず 軟骨も身体の各部位での機能に 適した動きが出来る様に成分の違う 3種類のタイプがあり それぞれの部位特有の動きに応じた 性状を持っている。
関節の代表的な膝関節にある 硝子関節である軟骨から見てみよう。 上図で軟骨とは水色の部分で 上の太ももの骨の先端に付き 下のふくらはぎの骨の先端に付き 骨と骨が互いにぶつからないような クッションの役割となる また膝関節内は関節液という液体で 満たされており軟骨はその液に 取り囲まれて互いに直接に接触しないよう 保護されている。 さらに滑膜という全体を包むふくろで 関節液は漏れないようにつつまれている。 これが関節の基本構造である。 この膝の軟骨は ヒトの軟骨の中で最も厚く 0.8~5㎜の厚みで 血管とリンパと神経は無い。 このため軟骨自体に痛みは感じず 軟骨が摩耗して膝に痛みが出る場合 痛みは軟骨から出ているのではない。 また軟骨に血管がないため 軟骨の栄養と酸素は 関節液から得ているのである。 このため 関節液が枯渇してこれば 軟骨は栄養不足となり維持できない。 膝関節の軟骨の成分構成は 80%は体液水分で その他 コラーゲンとプロテオグリカンで 構成される。 こうした膝の軟骨は 老化により徐々に変性されていくが 自己の力で修復されてもいく ただしある範囲を超えると 自己修復は困難度を増していく。 こうした状態が 変形性膝関節症と呼ばれる。 こうした状態におちいった後 いかにして軟骨を再生・蘇生するのか? そのやり方は 大きく2つに分かれる。 ひとつは 軟骨を細胞ベースで他の素材で 再生する方法である。 これは現在新たな研究がどんどん進み 新たな手法が猛烈な勢いで 開発されている。 いわゆる再生医療という手法により 軟骨を新たに形成する。 この手法で再生医療をする病院は 現在ふえつつある。
いまひとつは 整体MIKUNIでおこなう 軟骨を再生・蘇生するやり方である。 それを以下紹介しよう。 それは 残存する軟骨そのものへ、 関節液の流動性向上にむけ、 滑膜を標的にした、 整体治療である。 整体が おこなう軟骨の再生・蘇生法は 基本的に 関節周囲のすべての組織をねらって おこなわれるが なかでももっとも注力するのが 軟骨 関節液 滑膜 の3つを対象標的にした整体である。 さらに 副次的にその周囲を取り囲む 膝の4靭帯 膝に付着する骨格筋群 大腿骨・脛骨 の3つのエリアに対してである。 これらの整体治療は リハビリという従来型の 機能回復スタイルではなく 軟骨、関節液、滑膜、 の本質的機能を高次元で パーフォーマンスできるパワーを 引き出す手法となる。 以下の表でこれらをまとめてみた。
軟骨の再生復元能力、 関節液の回旋性と潤滑能力の向上、 滑膜の生産性の後押し、 を目的としたパワー整体を 連続、継続、断続的に行い 軟骨の再生・蘇生を はかるのである。 |
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