2012年4月の整体

やっと あったかくなったと感じた時が 新しい運動をはじめる格好のタイミングなので
今回は 新しい運動
をはじめる時の 注意点を考えてみよう。

   

毎年 4月は 整体に新規患者として訪れる数が多いのが 突然運動を思い立ち その後遺症に悩む例である。


たとえば 山歩きや ワンダーフォーゲルや 山登りを 突如開始された中年の方に発症するのが
お尻の側体が痛くなったり ふくらはぎの外側が激痛となったり 足首のくるぶしが急に鋭い痛みを帯びるようになることで
ときに 今だかって経験したことのないような激しい痛みにおそわれることがある。

 

当然 びっくりして整形外科に駆け込むことになるのだが
 その整形外科医が たまたま熟練した医師であればさいわいである。

残念ながら おうおうにして 湿布薬をもらい 安静を指示されるだけでお茶をにごされておしまいとなる例が多く
痛みに苦しみながら 数ヶ月がたち 最終的に整体の門をくぐることとなる。


こうした場合 ほとんどが下肢の重心アライメントが狂っていることにより 本来加重負荷がかかってはいけない部位に加重に負荷がかかり
筋肉疲労を生み それがコリとなり ひいては痛みを誘発することになる。 

そして下肢の重心アライメントが狂っているまま無理して歩けば ますます筋肉を酷使することになり
よって健康のためと気負いこんで 歩けば歩くほど不調になっていくという悪循環を生む。


こうした場合 即刻重心アライメントの矯正をおこない硬化した筋肉群を弛緩する。
これが定着するのに数日かかるが その後しだいに痛みはひいてくる。

4月は こうした突発性の痛みが多い時期で それは まるで突風のようにやってくるので
注意