2013年3月の整体


 

代謝 
たいしゃ が良好とか  代謝を上げるとかは すっかり身体つくりの重要な指標になって 
整体MIKUNIにも 代謝をよくする施術をという要望を言われる方が多くなってきている。
ウエイトコントロールの基本が 代謝のレベルを上げるという認識によるものらしい。
もちろん 代謝にはピンとこない人も メタボリック・シンドローム には身に迫る危機を敏感に感じる人も多いいはずである。

この メタボリック・シンドローム を 日本語では 代謝症候群という。
代謝 そのものは広義の意味を有し 一言でいえば 外界から取り入れる物質を体内でエネルギィに転換する一連の反応を指す。
したがって 
代謝は人の生命活動の全域にわたる多彩な身体生理であり 生命の仕組みの根幹をになうひとつといえ、
単にウエイトコントロールの領域でのみの代謝の認識だと代謝の重要性に到達しない。

人に必要な食物や酸素を取り入れ その食物や酸素をを体内で変質させ栄養として吸収し 
その老廃物を排出する一連のメカニズムが 代謝である。
その効率がよければ 身体は無駄のない状態となりその実質も また 見た目もシンプルで美しい
これが 代謝の姿である

こう見てくると 整体の究極の目標も 代謝のレベルをいかに上げていくかといってもいいかもしれない
なぜなら 整体とは その字のごとく 体を整えることにあり、
ひるがえって代謝とは 効率よく体のエネルギィシステムを整えることにあるからである。

整体は そうした代謝の概念で直接かかわりあう代表的なエリアは 以下のような代謝である。

筋肉代謝
骨代謝
基礎代謝
呼吸代謝

いうまでもなく 
筋肉も骨も活発な代謝の作用で刻々と変化しつつ 
それぞれが複雑な相関性をおびながら 体の全体の機能を維持する一翼をになう。
たとえば基礎代謝は その54%が筋肉がになう 
であるからおおざっぱにいえば 筋肉の質が向上すると基礎代謝はかならずそれを反映する。
筋肉の柔軟が基礎代謝を向上する理由はここにある

整体によって 柔軟になった筋肉群はただ筋肉にとどまらず 全身性の改造に連なる根拠はこうしたところにもある。
ちなみに 基礎代謝を担う部位でいうと24%は肝臓13%は脳にあるといわれる
整体が 肝臓にたいして集中的な施術をほどこすと 
体が雲に乗ったように軽快になるのはこうした根拠にもより
整体が 脳にたいして濃密な施術をおこなうと 
全身的な浮揚感がおとずれるのもこうした訳による。