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2019年10月の整体 |
声、その奥深い世界 |
ヒトの声は その容姿、容貌、スタイル、などの特性からすれば いっけん 地味な個人的特性と思われがちなのだが、 容姿、容貌、スタイル などの ヴィジュアル的な特性と比較すると 実は 身体の構造的な深淵を発生源とする 動かしがたい身体特性より 響きわたってくる 容姿、容貌、スタイルとは ひと味もふた味もちがう はかり知れない 奥深さがあるのである。 その上 ヒトの声は、 動物の吠える声とは、全く違って 言葉の会話のが可能なため、 声の質そのものの上に 声の言葉の意味が付与されることにより 声の質に加えて 言葉の意味内容が加えられ さらに個性の重層的な特性が 存分に発揮されることになる。 こうした背景によって その声を 冷静に 仔細に 注意深く 聴き入ると 途方もない 奥深い世界に導かれるのである。 つまり ヒトの声は、 声の質は、 声の主の身体的特徴からそのひとのまぎれもない特性が生まれ、 声の内容は、 声の主の言葉の意味が繰り出される脳の営みの結果があらわれ、 その複合体なのである。 歌は さらに これに旋律やリズムが加わり より情動に訴求するため ひとたび その琴線に触れると 歌は 生涯 忘れがたい刻印を その人の全身に打ち付ける。 声と歌は このような特徴をもち その身体構造と深くかかわり こうした理由から 逆に 身体の不調があった時 こうした性格を十二分に援用して 声と歌で 身体の復調をおこなう手段となるのである。 |
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