6月は湿度との戦いである
この月 次のような人は 12か月のなかで6月をもっとも警戒しなければならない
皮膚の疾患が出やすい人
むくみが強い人
腎臓系が弱い人
細菌にたいして弱い人
ダルサがぬけにくい人
自律神経失調と診断されている人
体温調整に悩む人
いずれも 湿度が高くなり その症状がにわかに重くなりやすい
整体的な言語でいうと
いずれも 排泄と排出と解毒の機能の低下によって もたらされる
したがって この類に対応する施術は
ふくらはぎ
太ももの内側
足首の内くるぶしから足裏にかけて
を もっとも念入りにおこなうことになる
日常における自己防衛の心がけとしては
いやな汗をかいたと感じたら即刻これを洗い流す
気持ちのいい発汗に努める
自然食塩の適度な摂取
ビタミンとミネラルをバランスよく まんべんに摂る
わさび しょうが とうがらし ハーブ 香辛料 など積極的に摂る
風呂の湯船につかりふくらはぎをマッサージする
細菌の侵入しやすい 目 口 性器 肛門 皮膚 の清潔を保つ
快適な睡眠の環境をつくる
下着と寝具の交換をこまめにおこなう
動作と歩行のスピードをアップする
以上である
じつのところ 気温の上昇よりも注意をはらわなければいけないのは
湿度である
湿度の上昇は 排泄と排出と解毒の能力を低下させるのである
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