2015年6月の整体

 

6月は湿度との戦いである

この月 次のような人は 12か月のなかで6月をもっとも警戒しなければならない

皮膚の疾患が出やすい人

むくみが強い人

腎臓系が弱い人

細菌にたいして弱い人

ダルサがぬけにくい人

自律神経失調と診断されている人

体温調整に悩む人

いずれも 湿度が高くなり その症状がにわかに重くなりやすい

整体的な言語でいうと

いずれも 排泄と排出と解毒の機能の低下によって もたらされる

したがって この類に対応する施術は

ふくらはぎ

太ももの内側

足首の内くるぶしから足裏にかけて

を もっとも念入りにおこなうことになる

日常における自己防衛の心がけとしては

いやな汗をかいたと感じたら即刻これを洗い流す

気持ちのいい発汗に努める

自然食塩の適度な摂取

ビタミンとミネラルをバランスよく まんべんに摂る

わさび しょうが とうがらし ハーブ 香辛料 など積極的に摂る

風呂の湯船につかりふくらはぎをマッサージする

細菌の侵入しやすい 目 口 性器 肛門 皮膚 の清潔を保つ

快適な睡眠の環境をつくる

下着と寝具の交換をこまめにおこなう

動作と歩行のスピードをアップする

以上である

じつのところ 気温の上昇よりも注意をはらわなければいけないのは

湿度である

湿度の上昇は 排泄と排出と解毒の能力を低下させるのである