第12回 方程式 ax+b=cx+d 型
ポイント 文字の項を左辺に、数の項を右辺に集めて、それぞれ計算すると、ax=b型になる。
「 = 」を境に、文字の項も左辺から右辺へ、右辺から左辺へ、移すことができます。
(これも移項といいます。)
ただし、
3x−x=2x 3x−x=2x 3x =x+2x
3x =2x+x −x=2x−3x 3x−x=2x
のように、移すと、やはり符号が、変わります(+が−に、+が−に変わる)。
では、6x+3=4x+9 という方程式の解き方を説明します。
「○x=△」という形であれば、みなさんは解くことができるので、
左辺の「+3」と、右辺の「4x」が邪魔です。なので、これを右辺と左辺に移します。
6x+3 =4x+9
6x −4x= +9−3 6x−4xは、2x。9−3は、6ですから
2x= 6
x= 3
という風に解くことができます。
例えば、
3x−5=x+11 −4x+2 =−3x−6
3x−x= +11+5 −4x+3x= −6−2
2x= 16 −x= −8
x= 8 x= 8
ですね。
では、練習問題です。
6x+3=3x+9 −7x−4=−5x−24 8x+5=9x−7
x= x= x=
答えは、「x=2、x=10、x=12」ですね。
最後に、問題プリントをやってみましょう。解答は、こちらです。