方程式が解けるようになる!     中1数学の基本


(17)2進数を10進数に、2進数を10進数へ

2進数を10進数に変換する
まずは、2進法の世界では、いわゆる「千の位、百の位、十の位、一の位」という呼び名は捨ててください。
その代わり、「2の3乗の位、2の2乗の位、2の位(2の1乗の位)、1の位(2の0乗の位)」と呼びます。
そうすると、例えば、2進数の1101(2)は、2の3乗の位、2の2乗の位、1の位に「1」が立っているので、その位の数を全部足した、2の3乗+2の2乗+1=8+4+1=13となり、
1101(2)→「13」と10進数に変換できます。

では、練習です。下の2進数を10進数に変換してください。
(1)10   (2)11   (3)1011   (4)11001  




10進数を2進数に変換する
これは、何進法でも応用可能な方法です。
x進法であれば、その数をひたすらxで割っていき、余りを求めていきます。
その余りが、求められた順番に、その数をx進法で表したときの位の数になります。

例えば、10進法では、「1234」を10で割っていくと、
10)1234
10)123・・・
10)12・・・・
10)1・・・・・・
  0・・・・・・      1の位から順に、4,3,2,1となり、10進数で1234

では、2進法で試してみましょう。
まずは、10進数の「19」は、
)19
)9・・・・
)4・・・・
)2・・・・
)1・・・・
  0・・・・      1の位から順に「1,1,0,0,1」なので、2進数で10011


では、練習です。下の10進数を2進数に変換してください。
(1)5  (2)24  (3)42

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