2進数を10進数に変換する
まずは、2進法の世界では、いわゆる「千の位、百の位、十の位、一の位」という呼び名は捨ててください。
その代わり、「2の3乗の位、2の2乗の位、2の位(2の1乗の位)、1の位(2の0乗の位)」と呼びます。
そうすると、例えば、2進数の1101(2)は、2の3乗の位、2の2乗の位、1の位に「1」が立っているので、その位の数を全部足した、2の3乗+2の2乗+1=8+4+1=13となり、
1101(2)→「13」と10進数に変換できます。
では、練習です。下の2進数を10進数に変換してください。
(1)10 (2)11 (3)1011 (4)11001
10進数を2進数に変換する
これは、何進法でも応用可能な方法です。
x進法であれば、その数をひたすらxで割っていき、余りを求めていきます。
その余りが、求められた順番に、その数をx進法で表したときの位の数になります。
例えば、10進法では、「1234」を10で割っていくと、
10
)1234
10
)123・・・
4
10
)12・・・・
3
10
)1・・・・・・
2
0・・・・・・
1 1の位から順に、
4,3,2,1となり、10進数で
1234。
では、2進法で試してみましょう。
まずは、10進数の「19」は、
2
)19
2
)9・・・・
1
2
)4・・・・
1
2
)2・・・・
0
2
)1・・・・
0
0・・・・
1 1の位から順に「
1,1,0,0,1」なので、2進数で
10011
では、練習です。下の10進数を2進数に変換してください。
(1)5 (2)24 (3)42