広島西飛行場発 鹿児島経由
 奄美大島3泊4日4泊5日釣り三昧の旅
 
ハブと戦う島 予告編
 
 
 広島西飛行場。かつては東京へ行くにも北海道へ行くにもここから飛んだものだが,10年前に空港機能が本郷町の広島空港へ移って以来,かつての賑わいはない。
 現在は新潟 出雲 高知 宮崎 鹿児島行きが飛んでいるが,なかでも鹿児島便は1日4往復飛んでおり,鹿児島経由で離島を旅行するにはうってつけだ。
 
 そして,西飛行場は駐車場が無料なので,駐車料金を気にすることなく長期旅行を楽しめる。
 車で飛行場に行けるというのは私にとっては非常に重要なことだ。
 バスを利用するとどうしても抱えられる荷物に限界があるし,宅配で事前に荷物を現地へ送るという手もあるが,旅の目的によっては持っていきたい道具は様々で,口数が増えた場合は以外と経費がかかってしまう。また,送った後で,「あれは入れたかな?」とか「あぁ!これを入れ忘れた!」とかそういう心配が出てくる。
 その点,車で飛行場まで行けるということは持っていく荷物のチェックも出発直前まで可能なので,落ち着いて準備ができる。しかも駐車場が無料ということで,旅行中の駐車料金も気にする必要ない。
 ただ,必要以上に荷物が増えてしまう嫌いもあるのだが・・・・。
 
 さて,今回の旅は鹿児島経由奄美大島釣り三昧の旅だ。
 奄美大島は猛毒を持つ蛇「ハブ」で有名な島であり,私も幼少の頃「ハブと戦う島」という読み物を読んで,それ以来奄美大島は「怖い蛇がいるところ」だというイメージが抜けていない。
 それが何故,今になって奄美行きを決意したかというと,クリスマス島のサイトで奄美大島で釣りを楽しんでいるThe Kamazzのさかきさんと知り合い,奄美大島の魅力を知ったからである。
 自然,黒糖焼酎,食べ物,音楽,そしてなんといっても釣り。
 The Kamazzには釣り好きの私にはたまらない情報が満載されていた。
 パシフィックターポン,トレバーリ,ツナ,そして最も興味があるのが大物コトヒキ。有名度で言えば前出の魚にはかなわないが,コトヒキという魚はさほど大きな魚ではないにもかかわらず以外と引きが強く,また浅瀬でフライフィッシングで狙えるため,雰囲気としては太平洋の真ん中にあるクリスマス島のフラットでボーンフィッシュを狙うような感じだろう。しかも瀬戸内海で釣れるサイズの2倍近い大物もいるようだ。ミナミクロダイをフライフィッシングで釣るのも面白いらしい。
 
 かくして、私の奄美釣り旅行計画がはじまった。
 
 インターネットで調べてみると、宿泊もけっこう安価で,一般観光地の半分以下の料金で泊まれるようだ。三千円以下で泊まれる宿まであるらしい。
 よし,宿が安いのなら思い切って3泊4日の行程にしよう。時期としては9月がいいだろう。
 鹿児島経由で奄美大島へ行くには,昼前の便で広島西飛行場を出発するのが乗り継ぎの待ち時間も短くてよさそうだ。
 朝やや遅めの朝食を摂り,荷物を車に積み込んで広島西飛行場へ向かえばいいだろう。
 西飛行場から1時間ほどで鹿児島空港に到着,そこで暫く待って鹿児島から奄美までまた約1時間。
 何処へ行くときも同じだが,レンタカーを手配して足も確保しなければいけない。
 
 奄美に着いたらまずは笠利町の奄美パークを見学し,その後龍郷町の「ひさ倉」で早めの夕食を摂って名瀬市で宿泊すればいいだろう。
 道中,気に入ったビーチが有れば車を止め,釣りをすればいい。
 ただ,何時何処でハブと遭遇するか解らないので、もしもの事態に備えて病院の場所や公衆電話は常にチェックしておかなければ。
 2日目,3日目の宿泊も,島の大きさから考えて名瀬市連泊で十分だろう。
 2日目からは本格的に釣りに入るが,やはり名瀬市の奄美海洋展示館へは行っておきたい。そして観光が終われば、奄美大島北東部のビーチというビーチをラン&ガンし,大物コトヒキとミナミクロダイをフライフィッシングで狙うのだ。外道でトレバーリも釣れるかもしれない。
 3日目は58号線を使って一気に奄美大島南部を廻る。住用村のマングローブと石抱きガジュマルそして瀬戸内町のホノホシ海岸とヤドリ浜を観ておきたい。当然道中のめぼしいビーチで釣りを楽しむ。運が良ければ住用村のマングローブ林界隈でターポンも釣れるかも知れないし、ヤドリ浜でも意外な出会いが待っているかも?
 しかし困った,加計呂麻島は無理としても宇検村はどうしよう。ここは西へ開いた入り組んだ湾があって,夕日が綺麗そうだ。大和村のマテリアの滝も観ておきたいし、、よーっし,思い切ってもう一泊してしまえっ!って結局4泊5日の旅となってしまった。。。汗!
 最終日は再び笠利町へ行き,午前中少し珊瑚礁で遊んだ後,土産の黒糖焼酎と「みき」をたんまりと買い込んで昼過ぎの飛行機で鹿児島へ飛び,そこで乗り継いで広島西飛行場へ帰る。
 「駐車料金が要らないから」とお土産を買いすぎてしまっても,駐車場には車が有るため,大きな荷物や沢山のお土産を担いで満員バスに乗り込む心配もない。
 
 ただ,疲れてるだろうから居眠り運転には気を付けないとね!。
 さ〜って、大まかな計画はできたし、持っていくタックルの準備と、フライを作らなきゃ!
 
 こんな計画を練っている時、広島西飛行場のホームページにただならぬ企画を発見した。
 「『広島西飛行場開港10周年記念』コミューター搭乗モニター募集」というもので、広島西飛行場から新潟、宮崎、鹿児島行きのコミューターを使った旅企画をたてて、当選すれば往復航空券をプレゼントしてくれるという企画。
 さっそく「奄美釣り三昧の旅」企画で応募した。しかもタイミング良く、9月上旬にJASのバーゲンフェアがあり、これと組み合わせれば格安に奄美旅行が実現できるではないか〜!
 しかし、企画は落選・・・・・しかもJASのバーゲンフェア終了・・・
 しかたがないので、自前で航空券を買うことにした。高くつくのぉ〜
 しばらくして、JALのサイトで9月下旬にもバーゲンフェアがある旨の広告を発見し、日程を9月下旬に変更してとりあえずバーゲンチケットをネット予約し、とりあえず席を確保した。
 その数日後、私が奄美行きを計画していることを知った職場の知人が奄美行きのJALツアーがあることを教えてくれ、少し悩んだ末、なんといっても台風シーズンであるため、飛行機が欠航になった場合、自分で手配した場合は一件一件全て自分で連絡を取らなければならない煩わしさがあるが、ツアーだと全て一括キャンセルされるので気が楽だという安易な理由から、そのツアーを申し込むことにしてバーゲンチケットはキャンセルした。
 
 ツアーの中からホテルを選ぶのに、釣り情報に強いビッグマリンにするか町中にあるニュー奄美にするか少し迷ったが、夕食が1回付くのと、奄美レンタカーが割引になるというトータルコストバリューでニュー奄美に決定した。
 奄美レンタカーも予約を入れ、後は出発当日を待つばかりとなった。
 
 その後、地元での嬉しい釣果や浜田での辛い一日とかあったが、家族へのサービスも怠ることなく?着々と準備を進め、9月に入って、The KamazzのBBSで「第2回がぶねばり&ちん釣り大会」のアナウンスがあり、日程を観るとなんとこの度の旅行中ではないですか〜!これはもうエントリーするしかないっ!ちゅうことで手を挙げ、飲んで壊れることが決定!
 日程的には4日目が笠利町界隈での「がぶねばり&ちん釣り大会」になるので、当初の計画を変更して2日目の奄美北東部ランガンを4日目に繰り下げてこの大会に充て、3〜4日目の予定を2〜3日目に繰り上げることにした。
 
旅の企画は出来上がった!
あとはXデーを待つばかりじゃ〜!
 
本編公開間近、こう御期待!!!!!!
本編公開中
 
20030920:up
 
 
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