薪による窖窯焼成 その13.











○自作品
楡窯の窖窯焼成は今回で13回目になる。

●自作品
・今回投入した作品
・うち3個の黄土がへたったり、釉着して失敗
・全体によく焼ききれている
・黒陶荒土に藁灰白萩釉を流し掛けした茶碗
・ほんの少し置き位置が違うだけで焼き上がりが大きく変化
・これこそ薪による窖窯焼成の魅力だ
・黄土に藁灰白萩釉を流し掛け茶碗
・二つ作ったが一つが釉着して高台が壊れた
・備前の茶碗
・これは前回の焼き直し
・今回はしっかり焼けた
・黒陶荒土に楡窯特製の志野釉を流し掛けした
・一部の釉を指で拭った
・古信楽の徳利とぐいのみ
・はぜ石も多いのだがしっかりと焼き締まっている
・ビードロが流れて景色になっている
・黄土に藁灰白萩釉の流し掛け
・4つ作ったが2個へたった
・狙いとしては白萩釉が水色に出ることを狙ったのだが少し温度が高かったようだ
●薪窯の面白さは火前と火裏の表情の違い。これは電気窯やガス窯ではなかなか味わえない面白さだ。で、火前の表情と火裏の表情を見比べてみた
・火前 ・火裏
・黄土+藁灰白萩釉
・備前土(1)
・備前土(2)
・備前土(3)
・黒陶荒土+藁灰白萩釉(1)
・黒陶荒土+藁灰白萩釉(2)
・前回、5月の窯焚きに続き今回も藁灰白萩釉を掛けた作品を少し多めに投入してみた。こういった釉薬モノにも薪窯の面白さが表情になって出ている。単一でない、火前と火裏の面白さが十分に味わえた。
・こういう結果が次への意欲となってまた、作陶に励みたいと思うのだ
・いつも楽しい窯焚きの場を提供してくれる楡窯の栗原先生に感謝。
・今年も「命の洗濯」が2度出来ました!