薪による窖窯焼成 その2.







2003年4月22日〜29日 栃木県の楡窯での薪による窖窯(あながま)焼成によって生まれた作品群の窯出しの模様を紹介しよう。
「1.焼き、2.土、3.作り」といわれるように、薪での焼成には電気窯では味わえない焼成の楽しみがある。
そして、この窯出しの瞬間こそワクワクドキドキの極致に至るのだ。

窯出しは5月5日。残念ながら、窯出しに立ち会えなかったが、送られてきたスナップ写真は十分にこの窯が成功したことを物語っていた。


(2)窯出し

窯を開くと歓声があがった。
作品を出すぞ。
片っ端からここに並べるよ。
ハズキ(ワンちゃん)も見ていないで手伝って!
出るわ、出るわ、打ち出の小槌。
へえー!凄い!
置ききれない!
信楽と備前の山。
うん、満足、満足。
これ素敵。こんなの欲しい。