劇団名とは裏腹に、バカ真面目に人間ドラマを創り続ける
愛媛を中心に活動する不器用な演劇集団
稽古場にはいつも湯気が立っています。出来たてのみそ汁のように・・・


第18回公演「灰泥イルカラクルカライル〜十円易者の残像〜」 2024年6月28日〜6月30日 シアターねこ
                         
作・演出 桝形浩人




     

出演 / 2B 長本奈月 岩市莉歩 松本久美 菊池健実 中村双波 桝形浩人 

<あらすじ>

 コンクリートに囲まれた三角公園にテントを張り、訪ねてくる人々の手相を診て生活するアキその中には小学生のハルや役所へ勤める美波がいた。
二人はアキの風のような生き方と言葉に触発され、忙しいだけの日々に疑問を持ち始める。
アキは、なぜ不便で危険なテント生活を続けるのか?
アキの記憶を辿るうち、昭和50年小学生時代の母、芳恵が出会った十円易者「村上桂山」が現れる。親戚の家から小学校に通い、友達もいなかった芳恵は
桂山から「悩みは財なり、貧は友なり、狂は師なり」という言葉を貰う。桂山が生涯探し続けていた者は「狂人」だった。
芳恵に託された言葉は娘のアキに継がれて令和の世に作動する。
舞台は昭和50年の松山から平成7年の神戸、そして2024年の松山へ。狂っているのは桂山か芳恵か、それともアキか・・・


     
     
   
     
     
     
     


劇団P.Sみそ汁定食 事務所
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