中小の同族経営の会社では・・・
経営者と従業員は別の人種と考えた方がいい

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決して、全ての同族企業の経営者に当てはまるわけではありませんが・・、
ほとんどの中小企業(特に同族経営が多い、地方の建築・土木、機械、電気、食品、小売等)の経営者は、
会社に対する考えが、われわれ労働者とは異なっています。
どんなに、「従業員が大事だ」「従業員も家族の一員」と言っている社長も、
もし、社長が突然、自分の息子(又は娘婿・娘)を30歳そこそこの年齢で、専務や副社長に据えたら、
確実に社長は、一般の人の考えは持っていません。
どんなに社長が、温厚な顔や紳士的な態度を示している人でも、考え方は、会社は「身内の財産」であり、
従業員は「使用人」です。考えの中に「身内」と「使用人」の区別はハッキリとついています。
中小企業に手厚い国の制度(補助金、税制等)を利用し、「経営が苦しい」という割には、
色々なところに財産を蓄えています。
商工会議所や同業種の集まりで会う他の一族経営者は苦楽を共にする「仲間」であり、
働く人は「給料を払ってやっている『使用者』」です。
決して、我々が学生時代に教わった「今の日本は民主主義、平等、頑張った人が勝つ」という
考えではないのです。
繰り返しますが、全ての経営者というわけではありません。
一部の経営者は、まともな考えを持っています。
そして、まともな考えの経営者が経営する会社は、発展する可能性が高いです。
 
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