茶 とは |
日本で、古来から親しまれている飲料です。
茶は大きく分類すると、発酵しない緑茶、半発酵のウーロン茶、発酵茶である紅茶に分けられます。中国茶といえば「ウーロン茶」をイメージするのが一般的ですが、実際には中国でも緑茶の方が飲まれています。
茶葉には強い抗菌作用があります。
茶には、加工の方法により様々な種類がありますが、主なものには、茶葉を酸化醗酵させた「紅茶」、醗酵させない「緑茶」などが挙げられます。
ここでは、主に緑茶についての有効成分について記載します。 |
主な 茶の種類
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玉露 |
収穫前に光を遮断した煎茶
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緑茶 |
茶葉を加熱処理して醗酵させない物
日本茶(煎茶・抹茶・ほうじ茶 等) |
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紅茶 |
発酵茶
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有効
成分 |
カテキン |
フラボノイドの一種、茶の渋みの成分です。緑茶に多く含まれています。
カテキンには、血圧の上昇を抑制する作用や、血糖値の上昇を抑制する働きがあることから、高血圧や糖尿病などの予防・症状改善に役立つとされます。
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タンニン |
舌に渋みを感じさせる成分です。整腸作用があると言われています。 |
カフェイン |
気分をリラックスさせる効果、集中力を高める効果、
眠気を覚ます効果、利尿効果などがあります。
急激な摂取は、めまい・興奮・吐き気など急性な副作用を及ぼす場合があります。 |
注意点 |
通常の量では特に問題はありませんが、茶の種類によっては、一度の多量に摂取すると、含まれている成分によっては副作用を起こす場合があります。
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