豆腐 とは |
豆腐は大豆から作られています。大豆はマメ科の一年草で、日本や中国・アメリカなど色々な所で育てられています。
秋に取れた大豆は、栄養のバランスの良い「日本食」を支えている代表的な食材と言って良いほど、栄養のすぐれた食材です。「畑の肉」と言われるほど良質な蛋白質が豊富です。
豆腐は、大豆を加水して潰したものを加熱し、大豆のカス(おから)と豆乳に分け、豆乳に凝固剤であるにがり(苦汁)を加えて固めたものです。にがりは豆腐を固める食品添加物です。にがりは、海水から作る(粗製海水)塩化マグネシウムを指しますが、他に硫酸マグネシウム(すまし粉)なども使われます。 |
豆腐の
種類 |
木綿豆腐 |
豆乳ににがりを加えて固まり掛けたものを、布を敷いた型箱で崩しながら布に包みます。上から豆腐に圧力をかけ、水分を押し出すように固めていきます。豆腐の中では崩れにくいしっかりとした食感になります。 |
焼き豆腐 |
一般に、木綿豆腐の外面を焼いて焦げ目を付けたものです。 |
絹豆腐 |
豆乳ににがりを加え、そのまま熱を加え固めます。
滑らかでプリッとした食感になります。 |
充填絹豆腐 |
容器に豆乳とにがりを加え、90℃以上の熱を加えながら固めます。スーパーで売っている卵豆腐類は一般的にこの形式です。 |
有効
成分
|
蛋白質 |
必須アミノ酸を含めてバランスの良く蛋白質を取る事ができます。 |
大豆サボニン |
コレステロールや中性脂肪の低下や、肝機能障害の改善。近年の研究では、がんの予防にも効果があるとされています。 |
イソフラボン |
コレステロールの低下、骨粗鬆症の予防、更年期障害の緩和。 |
レシチン |
動脈硬化の予防、肥満の改善や予防、記憶・集中力の強化。 |
注意点 |
豆腐の中には豆乳の泡を消すために、消泡剤を使っている製造メーカーと使っていない製造メーカーがあります。 |